地学部

2022年5月の記事一覧

【地学部】日本地球惑星科学連合2022年大会で研究発表

 日本地球惑星科学連合(JpGU)は地球惑星科学関連の学協議会51団体が参加する、会員数約1万人の大規模な組織です。毎年幕張メッセで学術大会が開かれ、地球科学各分野で口頭発表やポスターセッション、講演会等が行われています。5月29日にオンラインで開催された高校生ポスター発表のセッションで、地学部は昨年に続きZoomを用いて研究発表を行い、参加した研究者の皆さんと議論を行いました。本校地学部のブレイクアウトルームには東京大学や北海道大学、東北大学、大阪大学、琉球大学、熊本大学等の研究者に参加していただき、質疑応答して活発な意見交換を行い、温かい助言をいただきました。1・2年生にとって、研究発表のだいご味を感じる貴重な機会になりました。

【地学部】日本気象学会ジュニアセッション2022研究成果発表と天体観察会

 日本気象学会では高校・中学生世代を対象とした研究成果発表の場として、学会春季大会に合わせてジュニアセッションを開催しています。地学部は5月20~21日に開催されたこのセッションに参加して、気象庁や大学、大学院等の専門家や研究者の皆さんに、「火星で発生した大規模ダストストーム」の研究成果をオンラインで発表しました。

 また、21~22日にはおよそ2年ぶりに学校に泊まり込んで、天体観察会を行いました。春から秋にかけての星座や北斗七星からうしかい座のアークトゥルス・おとめ座のスピカに連なる春の大曲線、わし座のアルタイル(彦星)・こと座のベガ(織姫星)・はくちょう座のデネブでつくられる夏の大三角、さそり座のアンタレス(赤)・こと座のベガ(白)、はくちょう座のアルビレオ(黄と青の二重星)などのカラフルな恒星、夜明け前の南から東の空に並ぶ下弦に近い月や土星、火星、木星、金星等を夕方から明け方まで観察し、拡大撮影等を行いました。

学校屋上から見る夜明けと熊本城