〜 2年生草花専攻生 高齢者施設でのフラワーアレンジ交流会 〜
2月24日(火)、農業科2年生の草花専攻生は地域の高齢者施設を訪問し、フラワーアレンジメントの講師を務める交流実習を行いました。
この日のために、生徒たちはテーマに合わせた花材を丁寧に選別・準備し、利用者の方々に喜んでいただけるよう計画を練って当日を迎えました。
■ 福祉科の教えを現場の「力」に
今回の実習を語る上で欠かせないのが、事前に行われた福祉科との連携授業です。
専門的な視点から「相手を敬う心」や「目線を合わせたコミュニケーション」を熱心にご指導いただいたおかげで、生徒たちは迷うことなく利用者の方々の懐に飛び込むことができました。
事前指導をしていただいた福祉科の皆様、本当にありがとうございました。その教えが、今日、現場で見事な笑顔の花を咲かせました。
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■ 現場で知った「伝える」難しさと通じ合う喜び
実習を終えた生徒たちからは、現場を経験したからこそ得られた、等身大の感想が寄せられました。
・「会話をしながら教えるのは想像以上に難しかったけれど、目線を合わせて一緒にアレンジができ、笑顔を忘れずに過ごせて楽しかった」
・「皆さん優しく笑顔で聞いてくれたので、緊張が解けて気持ちが楽になった。福祉科で教わったことがとても生きた」
・「一度に複数の方へ対応して頭が混乱することもあった。次はもっとスムーズに説明できるよう、さらに花について詳しくなりたい」
言葉で伝える難しさに直面しながらも、それを上回る「お話ができて楽しかった」という喜び。生徒たちは技術だけでなく、心の交流の大切さを学んだようです。
■ 地域に支えられ、育つ志
生徒たちを温かく迎え入れ、貴重な実践の場をくださった施設の皆様に心より感謝申し上げます。
「もっと覚えたい」「もっと詳しくなりたい」という生徒たちの意欲は、利用者の方々との温かい交流があってこそ芽生えたものです。
地域の力を借りて、農業科の学びがまた一つ、豊かな経験へと変わりました。
水俣市介護保険サービス事業者連絡協議会主催による「専門職による出前講座」を実施しました
①介護支援専門員、②訪問看護師、③訪問リハビリ職の部会から講師をお招きし、業務内容ややりがいなどについてお話しを聞くことができました。
生徒はそれぞれ自分の希望進路に沿ったブースを選び、たくさん質問しました。
この出前講座は昨年に引き続き、2回目です。
実際に働かれている専門職からのお話は、生徒にとって貴重なものです。
生徒は、自分が働くイメージを抱くことができたようで、今後も夢実現に向けて頑張ると決意しました
先日、放課後に福祉科の実習室を覗くと、実技テストに向けて1・2年生が練習をしていました。
2年生は「視覚障がい者を食堂まで誘導し、昼食のメニューを伝え、どこに何があるかを伝える」という課題です。
1年生は衣服の着脱介助の課題です。
「介護」は、介護をする人と受ける人とで信頼関係を築く事が大切です。しっかりコミュニケーションを図り、相手が何をされたいか汲み取ります。介護で大事なことはもちろんその技術ですが、実はその土台はコミュニケーションなんです。
「自分で学ぶ」ことができると、授業中の気づきも多いでしょうね。次の授業はみんなでこの課題の振り返りをしていきます
※写真はこれだけですが、他にも練習する生徒がいました。
「美里町 町長杯GRATIA Futsal U-23」に出場しました。
熊本県の高校チームやフットサルクラブチーム、そして県外からも2校参加し、9チームによる総当たり戦で行われました。
10分2得点ノックアウト方式(引き分けの場合は、先制点もしくは先に枠内シュートを打ったチームの勝利)という、この大会ならではのレギュレーションで、目まぐるしい展開が最大の魅力です。
芦北高校サッカー部の良さはチームワークです。1試合終わるたびに、自分たちで話し合います。
守備は良くなってきたので、奪ったボールをどう攻撃に移すか、それぞれ意見を出しみんなで考えます。
結果は8位でした。引き分けルールによる敗戦が2試合もあり、やはり得点力を上げていかないことには、いくら良い守備をしても勝ちにはつながらないということ。今回、強いチームと試合ができたことでチームの課題がはっきりしました。
現在、フットサルリーグ戦も進行中で、3月に最後2試合します。
「目的」を持ってしっかりトレーニングし、全員の力で勝利を目指します
この1日、生徒と過ごしているとたくさんの良いところを見つけました。とにかく「サッカーが好き」なんだなと。
他チームの試合をずっと観戦し、良いプレーには拍手し讃えます。
試合中、接触プレーで相手を倒してしまった時は手を差し伸べます。
当たり前かもしれませんが、スマホはほとんど触らない。
ある監督からは「芦高生がトイレのスリッパをきちんと並べてくれました」と褒めていただきました。
保護者様、OBのおかげで、少ない人数ながら楽しくから活動できています。
改めて、部活動の良さに気づかせてもらいました。
「立春」を迎え、新しい一年の起点に立った日から、わずか半月。
つい先日、春の始まりを喜んだばかりだというのに、暦はもう次の節目である「雨水(うすい)」を迎えました。
空から降るものが雪から雨へと変わり、凍てついていた土が解け、水となる。
そんな自然のサイクルに合わせるかのように、私たちの農場でも、驚くほどの速さで「季節」と「世代」が動き出しています。
■ 受け継がれる「黄金色のバトン」
本日、農業科2年生の実習では、「不知火(しらぬい)」の収穫を行いました。
これまでこの農場の「不知火」を守り、収穫の重みを担ってきたのは、主に3年生たちでした。
しかし今日は、2年生がそのバトンをしっかりと受け取り、自分たちの手で収穫に臨みます。
ハウスの中は、まだひっそりと静かです。
柑橘特有のあの甘い香りが漂い始めるのは、収穫を終えた果実たちが貯蔵庫でじっくりと眠り、追熟を経てからのこと。
今はまだ、樹の上で寒さに耐え抜いた黄金色の果実たちが、静かにその時を待っています。
本日の実習には、卒業アルバムの制作業者さんも撮影に来てくださいました。
カメラを向けられ、誇らしげに「不知火」を掲げる2年生たち。その姿をレンズ越しに見つめていると、ふと胸に迫るものがあります。
「ついこの間、2年生に進級したばかりだと思っていたのに……」
農業の世界では、収穫は次のサイクルの始まりでもあります。
気づけばもう、彼らの「卒業」に向けた記録が始まっている。
時の針が刻む早さを、改めて実感せずにはいられません。
■ 足元の小さな春と、旅立ちの涙
実習の合間、休憩する生徒たちの足元にふと目をやると、そこには「ホトケノザ」や「ナズナ」が、春の柔らかな日差しを浴びて可憐に花を咲かせていました。
厳しい寒さを越え、誰に気づかれずとも、解け始めた土の上で精一杯に命を謳歌する野の花たち。
その姿は、一歩ずつ自立へと向かう生徒たちの姿とも重なり、温かな光に包まれて輝いています。
本校では間もなく、3年生が学び舎を去る日を迎えます。
この芦北の地で汗を流し、時には人知れず悔しい涙を流した日もあったことでしょう。
今の皆さんの心境は、もしかしたら冷たい雨の中にいるような、寂しさや不安が混ざり合ったものかもしれません。
しかし、農業を学ぶ皆さんは知っています。
「雨が降らなければ、芽は出ない」ということを。
そして、その芽は雨の潤いを得てこそ、やがて力強い茎を伸ばし、鮮やかな花を咲かせ、いつか誰かを笑顔にする豊かな実りへと繋がっていくのです。
これまでの3年間の努力、そして別れを惜しむその涙。
それらすべてが今の皆さんにとっての「恵みの雨」となり、カチカチに固まっていた不安を解かし、心という土壌を優しく、豊かに潤してくれました。
その潤いがあるからこそ、皆さんが新しく踏み出す地でも、希望という名の花が咲き誇ることを信じています。
■ 変化を慈しむ季節
実習地を歩いてみると、長靴の底から伝わる土の感触が、先週よりもずっと柔らかくなっていることに気づきます。
3年生が守ってきたこの農場を、2年生が「潤った土」と共に、引き継いでいきます。
卒業アルバムに刻まれる今日の笑顔が、いつか彼らが道に迷ったとき、自らを潤す記憶の雫となることを願って。
新しい命を育む、温かな季節がすぐそこまで来ています。
「雨水(うすい)」
一雨ごとに、希望が膨らむ芦北高校より。
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