芦高ブログ

鉛筆 高所でも 安全第一 果樹専攻

 ジリジリ、ピカーッ!

 長かった梅雨がようやく明け、青空から強烈な太陽が照りつける本格的な夏がやってきました。

 気温はぐんぐん上昇し、果樹専攻が管理する「不知火」のハウス内は、なんと40℃を超えることも……!

 このままでは「不知火」も、私たち人間もバテてしまいます。

 そこで本日の実習は、ハウスの天井ビニールを巻き上げて一気に換気する大作戦を決行しました。

 

【油断大敵!ハウスの上の大仕事】

 するする、ギュッ。

 まずはハウスをがっちり固定しているバンドを緩め、大きなビニールを最上部まで巻き上げていきます。

 写真の通り、ハウスのてっぺんへ登っての非常に高い場所での実習です。

 一歩間違えれば大怪我に繋がるため、一瞬の油断も許されません。

 全員が細心の注意を払い、神経を研ぎ澄ませます。

 

【響き渡る声、安全第一のチームワーク】

 高所と地上でガッチリとタッグを組み、声を掛け合いながら進めます。

 「結んだかぁい!」

 「巻き上げまぁす!」

 「バンド締めるよぉ!」

 元気な声が夏の青空に響き渡り、お互いの安全を確認しながら、無事に全てのビニール巻き上げを終えることができました。

 

【10月まで、ここからは開けっ放し!】

 これでハウスの天井は防鳥ネットだけになり、中にスーッと心地よい風が通り抜けるようになりました。

 次にこのビニールを閉めるのは、涼しくなる10月以降。

 それまでの長い夏の間、ハウスは実質「開けっ放し」の状態になります。

 これで「不知火」たちも、厳しい夏の暑さをしのぎながら、のびのびと大きくなってくれるはずです。

 

【体調第一!ミストでクールダウン】

 実習室には暑さ対策のため「ミスト」が設置されています。

 シュワーッと吹き出す冷たい霧が、火照った体に最高の癒やしをくれます。

 「生き返る〜!」と思わず笑顔がこぼれる大活躍のスポットです。

 

 「不知火」も自分たちも、暑すぎるのはちょっと苦手。

 これからも「体調第一・安全第一」をモットーに、この熱い夏を果樹専攻生一丸となって乗り切っていきます。

令和8年度 体験入学の案内(動画)のお知らせ(申込締切は7/20(月・祝)まで)

みなさん、こんにちは!

 本日は、本校への進学を考えている中学生や保護者のみなさまへ、令和8年度「体験入学」の耳寄りなお知らせです。

 クリエイティ部の部員たちが公式Instagramにアップして大好評だった動画を、YouTubeのショート動画でも公開いたしましたので、ぜひご覧ください!

 より多くの方にご参加いただけるよう、締切を【 7月20日(月・祝) 】まで延長して受付いたします!

「申し込みをうっかり忘れていた…」「まだ迷っている」という方も、まだまだ間に合います!中学3年生だけでなく、中学1・2年生も参加できます。ぜひぜひお気軽にお申し込みください。みなさんのご参加を、芦高一同、心よりお待ちしております!

--------------------------------------------------
★体験入学の詳しい詳細・お申し込み方法は、
[学校ホームページのトップページ > 体験入学特設リンク(ブログ)]
よりご確認ください。

★公式クリエイティ部Instagramはこちら(スマホからアクセス)
--------------------------------------------------
▼ 体験入学 案内動画はこちら(by芦高クリエイティ部)

 

鉛筆 最終日 先生の笑顔 忘れない

 教育実習の最終日に、実習生の先生とクラス全員で記念撮影をしました。

 この数週間、共に学び、笑い、過ごした時間は、生徒たちにとってかけがえのない思い出となりました。

 

 

 K先生、熱心なご指導とたくさんの笑顔を本当にありがとうございました。

 チーム農業科一同、先生のこれからのご活躍を心より応援しています!

鉛筆 ひたむきな 姿が照らす 我が初心

 「パン製造で、ガス抜きをする目的は何だと思いますか?」

 教室に響く、少し緊張しながらも通る声。

 本日、教育実習生のK先生による研究授業が行われました。

 テーマは「パンの製造工程の意味」です。

 

 授業の冒頭、生徒たちに投げかけられたこの一つの問いから、教室の空気がガラリと変わりました。

 対象となったのは、先日実施した惣菜パン「ハムマヨパン」の製造工程。

 普段の調理や食べる時には「なんとなく」通り過ぎてしまう工程の裏側にある一つひとつの意味へと、生徒たちの思考を誘導していきます。

 

【疑問を置き去りにしない、丁寧なアプローチ】

 普段私たちが何気なく選んでいるパン。

 K先生は、生徒たちが日々感じる「パンを選ぶ基準」や、工程のなかで生まれる小さな疑問を、授業の中でひとつひとつ丁寧に拾い上げていきました。

 生徒たちが直感的に理解できるよう工夫されたワークシートの作成、どこに何を書き、どう見せるかが計算され尽くした板書計画。

 そのどれをとっても、「どうすれば生徒に伝わるか」を考え抜き、準備してきたK先生の真摯な気持ちが溢れていました。

 

【授業を終えて――それぞれの声】

 授業後、大役を終えたK先生と、授業を受けた生徒たちに感想を聞いてみました。

 K先生のコメント:「とにかく緊張しました。時間配分が難しかったです……!」

 時間内にすべての内容を収める難しさは、プロの教員でも毎日向き合う壁。

 真剣に授業と向き合ったからこその、本音の感想を漏らしてくれました。

 しかし、その努力は生徒たちに100%届いていたようです。

 生徒たちのコメント:「説明がすごくわかりやすかったです!」

           「黒板の書き方のバランスが良くて、字も大きくて見やすかったです」

 

【同じ職員室の仲間として、感謝を込めて】

 この2週間、私たち農業科の職員は、同じ職員室でK先生と共に時間を過ごしてきました。

 遅くまで机に向かい、授業に対してどこまでも真摯に向き合う姿。

 「生徒の気持ちを第一に考えよう」と、何度も頭を悩ませながら教材研究に没頭する姿を、私たちはすぐ隣でずっと見てきました。

 K先生のその真っ直ぐでひたむきな姿は、私たち農業科職員にとっても、「自分たちの普段の授業はどうか」「生徒にこれほど真剣に向き合えているか」と、自らの姿勢を見直す素晴らしい機会をくれました。

 K先生、本当にありがとうございました。

 母校の教壇で見せたその確かな一歩を、チーム農業科一同、これからもずっと応援しています。

鉛筆 こねる手に ナポリの風が 吹く実習

 

 本日3・4限目、農業科2年生の「食品製造」の授業。

 今日のブログのタイトルと、ここからお送りする製造工程の写真を見て、生徒たちが一体「何を作っているのか」、ぜひ画面の前で予想しながらご覧ください!

 

 一見、よくある美味しそうな料理ですが、実は「小麦粉のグルテン形成」と「酵母菌(イースト)の発酵特性」を体感で学ぶ、農業科ならではの本格的な実習の記録です。

 

【前編:職人の技と、ミクロの科学】

1.まずは先生の説明を真剣に聞きます。

(仕上がりの食感を左右する、重要なポイントを頭に叩き込みます)

 

2.材料を正確に計量。

(食品製造において、1グラムの誤差は命取り。慎重に測ります)

 

3.ボウルに入れて、均一に混ぜ合わせます。

 

4.ここからが力仕事!まずは優しくこねる。

 

5.さらに全体重をかけて、力強くこねる!

(こねることで小麦粉のタンパク質が結合し、網目状の「グルテン」が形成され弾力とツヤが!)

 

6.丸めてラップに包み、しばらく寝かせます。

 

【後編:目の前で起きる、生命の神秘】

7.生地を休ませている間に、次の「盛り付け」の説明を聞きます。

 

8.……と、説明を聞いている間に、ラップがパンパンに膨らんでる!?

(これぞイースト菌の力!生地の中で二酸化炭素を発生させている証拠です。)

 

9.発酵した生地を、薄くまるく成形します。

 

10.ソースを均一に塗って……

 

11.彩り豊かな具材を、焼き上がりを計算しながら乗せていきます。

 

12.オーブンに入れて、高温で一気に15分!

 

【運命の正解発表!!】

13.焼き上がりました!

 正解は、タイトル通り「ナポリ風ピザ」でした!

 

 外はカリッと香ばしく、中は驚くほどモチモチ。

 小麦粉の性質を知り、微生物の手を借りることで、ただの粉がこれほど美味しい「食品」へと姿を変える。

 これこそが食品製造の醍醐味であり、面白さです。

 

14.学びの成果が詰まった、世界に一枚だけの特製ピザが完成です!

 

【おうちに持って帰ります!】

 こうして焼き上がった最高のピザは、本日生徒たちが自宅へと持ち帰っています。

 自分たちで粉から、科学の力を借りて一生懸命に作った自慢の味。

 今夜はぜひ、ご家庭で今日の頑張りや学びの話を聞きながら、召し上がってください。

 それでは皆様、家族みんなで――

 

 「ブォナッペティート(召し上がれ)!」