本日の農業科2年生の「食品製造」は、実習室で「イチゴとブルーベリーのミックスジャム」製造に挑戦です!
実習に入る前の全体説明では、先日教室の座学で学んだ「ゲル化の三要素(糖度・酸度・ペクチン)」について、振り返りました。
めざす目標糖度は60度。
理論で学んだ知識が、いよいよ目の前の実習とつながっていきます。
【一滴一滴に込める緊張感】
全体説明を終えたら、充填作業へ。
熱々のジャムを扱うのは、2年生にとって今回が初めての実習です。
微調整の基準は「ビンの首まで確実に入っているか」。
少なすぎても多すぎてもいけないため、目の前の瓶をじっと見つめながら「あと数ミリ……!」と慎重にスプーンを動かします。
熱い瓶をこぼさないよう丁寧に拭き上げる手元には、心地よい緊張感が漂います。
【密閉直前!最後の最後まで手抜きなし】
いよいよ最終段階、キャップを締める「密閉」の工程へ。
ここでしっかりチェックすると、中にはほんの少しだけ量が足りず、急遽ジャムを注ぎ足して微調整する瓶もいくつかありました。
「もうちょっと足そう!」
「よし、これで首までピッタリ!」
最高のジャムを届けるため、最後の1瓶まで妥協せず、声を掛け合いながら丁寧に仕上げていきます。
【未来の名人に育つ日まで】
そんな2年生の奮闘を見守りながら、ふと頭をよぎったのは、以前投稿した先輩たち(現3年生)の手際の良さでした。
過去のブログはこちら→「共に行く 地域と歩む この一歩」
無駄のない動きでテキパキと実習を進める先輩たちも、最初から完璧だったわけではありません。
今日の2年生のように、座学の知識を現場で試し、量の加減に悩み、注ぎ足しながら一歩ずつプロの技術を身につけてきたのです。
教室で学んだ知識が、今日の手探りの実習を通して一つひとつ自分の技術へと昇華していきます。
先輩たちの背中を追いかけながら、ここからどんどんレベルアップしていこう、2年生!
福祉科では「動き出しは本人から」というテーマで
介護講習会を行いました。
北海道から大堀具視先生にオンラインで講話をいただきながら
介護福祉士会の方々も来ていただき
福祉・介護のプロから、「身体に触れて知る仕事」において
大切なことを学びました。
そして福祉現場で勤務している本校福祉科の卒業生も
集まってくれて、一緒に学びました。
1年生はコミュニケーションを中心に、実際の介護の様子の動画を見ながら
大切な声掛けのポイントを発見していきました。
利用者の方の言葉や様子をしっかり見て、耳を傾ける。
そうすると相手が発した情報をもとに、気づきが増える。
いい介護ができる可能性は、自分の手で広げていくことができる!
利用者様の生活の主体は、利用者様だから
安心して気持ちよく暮らせるように、
ご本人がどうしたいのか、尋ねてみる、伺うことが大切です。
いつまでも「自分で自分のことをやっている」と思っていただく
コミュニケーションの在り方を、みんなで考えました。
2年生では、「動き出しは本人から」の支援を実践しました。
利用者様の生活のルール、その人らしさはご本人が教えてくれます。
利用者様にある可能性を信じ、1mmでも自分から動き出そうとする
その意識を感じること、認めることが大切です。
体位変換をするときには、顔の向きや頭を支えて促す方法など
利用者の動き出しを待って行う支援を実践しました。
大堀先生から「言葉遣いが聞いていて気持ちがいい」と
言っていただきました。
教えていただいたことを活かして
人々の幸せな暮らしをプロデュースしていきます!
福祉科2年生が、芦北支援学校の生徒さん方と交流学習を行いました。
いつもは分教室の生徒さんとの交流を行っていますが、
今回は本校舎の中等部・高等部の生徒さんとの交流です。
芦北支援学校の生徒さんの元気な自己紹介で始まり、
福祉科の生徒たちは、手話で自己紹介を行いました。
3班に分かれてボーリング大会を行いました。
ストライクが出る度に、みんなで大喜び!大盛り上がりでした!!
芦北支援学校の生徒さん方は、
製作された用具を用いて、個々の力に応じた投球方法で挑戦しており、
個別性やエンパワメントの支援の実践を学びました。
また、喀痰吸引が必要な生徒さんに対する医療的ケアの見学を行いました。
喀痰吸引は、ご本人にとって苦しさを伴うケアであり
意思確認がとても重要であることを学びました。
給食を児童・生徒さん方の個別性に応じて、
ミキサーで撹拌などを行う二次調理の見学を行いました。
白米の水分量や粘度等、一人ひとりの嚥下する力に応じて
調節されている実際の支援を見学することができました。
芦北支援学校の生徒さん、先生方のおかげで
福祉科の生徒たちにとって、貴重な
そしてとても楽しい充実した交流となりました。
ありがとうございました。
夏の日差しがまだ強く残る、眩しい秋空。
第44回全九州高等学校陸上競技新人対抗選手権大会熊本県予選大会は、いよいよ最終日を迎えました。
【試される「自分の身体」との向き合い方】
今日、芦北高校陸上競技部が挑んだのは男女200m。
昨日までに掴んだ「アスリートとしての自覚」を胸に、選手たちは最後まで一歩一歩を噛み締めるようにトラックへ挑みました。
直線だけでなく、コーナーを全速力で駆け抜けるタフな200m。
競技を終えた男子生徒からは、思わずこんな率直な一言が漏れていました。
「全然体が動きませんでした。自分の身体じゃないみたいです」
自分のイメージ通りに身体が動かないもどかしさと悔しさ。
その言葉を聞いて、専門家である顧問の先生はすかさず、優しくも真理を突いた言葉を返します。
「練習での追い込みが足りなかったからだな」
大会の日に最高のピークをどう持ってくるか。
自分の身体をいかに自在にコントロールし、走りに変換していくか。
昨日の「陸上はごまかせない」という言葉が、実感を伴って生徒の胸に深く深く突き刺さります。
【春に大きな花を咲かせるために――知らない自分に出会う旅へ】
隣のコースを走る選手よりも早く、ゴールへ。
前にいる選手に、一歩でも追いつくために。
そして何より、昨日の自分を越えていくために。
3日間の激闘をすべて終え、スタンドではやり切った生徒たちが集まり、記念撮影の時間を迎えました。
生徒たちの表情を見つめ、優しくシャッターを切る顧問の先生。
そして、レンズに向かって晴れやかな表情を向ける部員たち。
カメラに向けられたその表情には、悔しさの中にも、自分たちの現在地をはっきりと見定めた力強い眼差しが宿っています。
自分と誤魔化さずに向き合い、泥臭く地力を蓄える厳しい冬が、もうすぐやってきます。
けれど、その過酷な冬こそが、春に大きな大輪の花を咲かせるための、深く頑丈な「根」を張るかけがえのない時期なのかもしれません。
次にこのスタジアムに立つとき、僕たちはどんな走りをしているのだろう。
きっと、厳しい冬を乗り越えた先で、まだ見ぬ「自分の知らない自分」に出会えるはずです。
3日間にわたって温かいご声援を送ってくださった保護者の皆様、関係者の皆様、本当にありがとうございました。
ここからまた一歩ずつ、真のアスリートとして前へ進んでいきます。
これからも芦北高校陸上競技部をよろしくお願いいたします!
一面を低く覆う曇り空。
猛烈な暑さはやわらいだものの湿度が高く、じっとしているだけで湿り気を帯んだ空気が身体にまとわりつくような「えがお健康スタジアム」に、新チームとなった僕たちの挑戦の音が響いています。
第44回全九州高等学校陸上競技新人対抗選手権大会熊本県予選大会。
芦北高校陸上競技部は本日、男女100m、そして女子走幅跳に出場しました。
【一歩踏み出した先の、新しい緊張感】
どんよりとした空模様とは対照的に、ピットやトラックに立つ選手たちの表情は鋭く引き締まっています。
日頃の練習で地道に積み重ねてきた努力が実を結び、女子生徒1名が見事に準決勝進出を果たしました。
着実に芽吹き始めた成果に、チーム全体がパッと華やぐような喜びに包まれます。
しかし、一歩先の世界へ進んだからこそ、肌で感じるものがありました。
勝ち上がった者だけが立つトラックの重み、そしてこれまで以上に胸を締め付けるような「更なる緊張感」です。
【「陸上はごまかせない」――届いた温かくも本質的な言葉】
競技を終え、重い雲を見上げる静かなミーティングの場。
専門家である顧問の先生から、戦い抜いた生徒たちへ、優しく語りかけるように言葉が贈られました。
「一歩前へ進めた喜びもあるけれど、同時に本当の緊張感も味わえた内容になったね。
今回の結果を通して、目標を達成するためには『怪我をせず地道に積み重ねること』がいかに大切か、みんなも肌で感じたはず。
陸上は、嘘をつけないしごまかせない競技。
だからこそ、日頃からどう自分の体と向き合って怪我のリスクをケアできるか……それこそが、アスリートとしての本質なんだよ。
チームとしてもうワンランク上を目指すために、ここからしっかり冬季練習に取り組んでいこう」
厳しさの中にも、生徒たちを温かく包み込むような眼差し。
数字や記録だけに一喜一憂するのではなく、日々のコンディションづくりや自己管理を含めた「日常の姿勢」こそが競技なのだということ。
ただの「部員」や「生徒」としてではなく、一人の自律した「アスリート」として認め、向き合っている先生の想いが、その言葉には滲んでいます。
「陸上はごまかせない」
その言葉を胸の奥深くに落とし込みながら、生徒たちは静かに頷いていました。
自分自身をコントロールし、限界に挑む真の「アスリート」へ――意識が大きく芽生えた瞬間でした。
【大会は明日へ。僕たちの挑戦は止まらない】
一歩進んだからこそ知った、喜びと現在地。
成績やタイムだけではない、積み重ねていくことの重みと尊さ。
大会は明日も続きます。
今日掴んだ手応えと悔しさを糧に、芦北高校陸上競技部は明日もまた、スタジアムの風を切って挑み続けます。
皆さまの温かいご声援を、明日もどうぞよろしくお願いします!
〒869‐5431
熊本県葦北郡
芦北町乙千屋20-2
熊本県立芦北高等学校
管理責任者
校長 草野 貴光
運用担当者 広報部
TEL 0966-82-2034
FAX 0966-82-5606
E-mail
ashikita-h@pref.kumamoto.lg.jp
URL http://sh.higo.ed.jp/ashikita
学校からの緊急連絡(休校、授業打切り等)、各種連絡、資料・アンケート等について、学校・保護者間連絡システム「すぐーる」にて配信しております。
また、欠席・遅刻等についても本システムから連絡いただくことが可能になっております。