令和3年度 2学期
Quitting something after soon starting it.【1年国語】
1年生教室の大型提示装置に「Quitting something after soon starting it.」と表示されていました。
でも、授業者は国語の先生です。
この英文を直訳すると「始めたことをすぐやめる」。
つまり、『三日坊主』を指しています。
その他にも「ありがた迷惑」などが例として挙げられていました。
このように、日本語で簡単に表現できるものを、他国の言葉で表現し直すと、まわりくどい表現になることがあるようです。
同じ感情を持っているはずなのに、不思議ですね。
1年の国語では、現在「言語と文化」という単元を取り扱っており、このような言語と文化の違いを学んでいます。
作問を通して読みを深める授業【3年国語】
9月29日(水)、3年国語の授業で、研究授業が行われました。
前回の授業で、生徒が作問した問題を解きあい、採点が行われています。
まず、その平均点を見ながら、点数が取れた設問と取れなかった設問の違いをまとめていきます。
その後、もっと点数が取れる、または取れないようにするためには、どのような設問にするべきかという改善案を作成しました。
生徒たちは、この活動を通して問題作成者の視点を学び、より深く文学作品を理解することの重要性を学ぶことができたようです。
クモの巣を見て気づいたこと
3年生のある理系クラスの黒板に、「クモの巣を見て気づいたこと」という板書がしてありました。
おそらく担任の先生が書かれたもので、窓から外を見てみると、確かに黒板に描かれたものと同じクモの巣があります。
調べてみると、クモの巣の構造には、主に「tangled web」「sheet web」「orb web」の3種類があり、今回のクモの巣は縦糸が放射状になっていて、横色が螺旋状になっている『orb web』であるということがわかりました。
黒板のコメントでは、横糸が5本間隔でねじれているといった観察結果等が示してあり、光が当たると光り方が違うので、糸の表面が気になると書いてあります。
このような気づきは、探究の種ですね。
また、クモの巣は、エサを取ることが目的に作られているはずであり、作るなら最も効率の良い構造や材料量としたいはずです。
クモの巣の一部を切っても、全てが崩れるわけではないといった特徴もあります。
ぜひみなさんも、天草高校で学んだ様々な視点をもって、日常を観察してほしいと思います。
天草の夜空に輝くサプライズ花火!
9月24日(金)の20時30分。
突然、ドーンと大きな音がしたので外を見てみると、なんとサプライズ花火が上がっていました!
写真は、本校の図南橋から撮影したものですが、はっきりと見えます。
しかも、花火の左隣には、先日の21日夜に、満月となった月が!
とても風情ある花火に、多くの市民が感動したのではないかと思います。
花火を企画していただいた皆様、ありがとうございました!
相変異を知っていますか?【3年生物】
9月24日(金)、3年生物の授業の様子です。
みなさんは、密集して生活するバッタと、そうでないバッタの羽や脚の長さが違うことを知っていますか?
これは、相変異と呼ばれるもので、様々な生活条件、特に個体群密度の変化によって、異なった姿と行動の個体を生じることを指します。
密集していれば、脚は短く、羽は大きくなり、遠くまで移動する能力をもつようになる、といった感じです。
このような学びにより、世の中の見方・考え方が広がったようです。