クモの巣を見て気づいたこと
3年生のある理系クラスの黒板に、「クモの巣を見て気づいたこと」という板書がしてありました。
おそらく担任の先生が書かれたもので、窓から外を見てみると、確かに黒板に描かれたものと同じクモの巣があります。
調べてみると、クモの巣の構造には、主に「tangled web」「sheet web」「orb web」の3種類があり、今回のクモの巣は縦糸が放射状になっていて、横色が螺旋状になっている『orb web』であるということがわかりました。
黒板のコメントでは、横糸が5本間隔でねじれているといった観察結果等が示してあり、光が当たると光り方が違うので、糸の表面が気になると書いてあります。
このような気づきは、探究の種ですね。
また、クモの巣は、エサを取ることが目的に作られているはずであり、作るなら最も効率の良い構造や材料量としたいはずです。
クモの巣の一部を切っても、全てが崩れるわけではないといった特徴もあります。
ぜひみなさんも、天草高校で学んだ様々な視点をもって、日常を観察してほしいと思います。