カテゴリ:授業のようす
行書の成り立ちと特徴を学ぶ
今週は公開授業週間です(10/29~11/2)
本日は「書道Ⅰ」の研究授業が行われました。
今回は「行書の成り立ちと特徴」について学びます。
まず、これまで学んだ「楷書」の特徴を振り返ります。
それを踏まえて、これまで知っている「行書」のイメージについて考えます。
「はらいが多い」「字がつながっている」「素早く書く感じ」など、活発に意見交換がされました。
「そうだね。行書は楷書をササッと速く書いているようなイメージがあるよね。でも実は、行書は楷書よりも先にできた書体なんだよ。」
えーっ!そうなの!? と、ここで書体の変遷について学びます。
行書の元になっているのは「隷書」という書体。
隷書が変化して行書、楷書などの書体が生まれたんだそうです。
それでは、行書の特徴についてみていきましょう。
行書で書かれた文字を見て、どんな特徴があるかを考えます。
「曲線が多いね」「やっぱりつながっているよ」「流れるような感じ」
「それ字なの?なんか足りないような…(省略されている部分がある)」
そうそう。よく見ているね!
出された意見を集約し、行書の特徴と表現する際の注意点をプリントにまとめました。
行書の成り立ちと特徴が、よく理解できましたね!
本校の芸術科目は、音楽・美術・書道の3つから選択して学ぶことができます。
授業で制作した作品は、湧定祭で展示します。
是非、ご覧ください。
銅が銀に、そして金に変わる!?
今週は公開授業週間です(10/29~11/2)
理科「科学と人間生活」の授業を参観してきました。化学の実験が中心の授業でした。まず2%の水酸化ナトリウム水溶液に亜鉛の粉末5gを入れ、ガスバーナーで熱して穏やかに沸騰させます。ピンセットで銅片を挟んでこの溶液に浸けると、「あら不思議」、銅片が銀色に変化します。「わーすごい」、これだけじゃないよ。これを水道水で軽く水洗いして、今度はガスバーナーの火で軽く熱すると、「ジャーン」、金色に変わりました。
「でもね、銅が銀や金に変わったわけではないよ。それができたら錬金術、先生は大金持ち!」(笑)
銀色に変わったのは、銅片が亜鉛でコーティングされただけ、削ったら中は銅のまま。メッキという技術です。バーナーであぶったら亜鉛と銅が熱で融けて混ざって黄銅という合金ができた。金色だけど金になったわけではない。「でもすごいね」。合金になると、それまでとは違った性質になるから、いろんな場面で合金が使われている。
「そうなんだ」、実験をとおして化学の面白さを体験できました。
TPOに合わせた衣服選びを
本校では、10月29日から11月2日までは公開授業期間とし、併せて研究授業を行っています。
本日は「家庭基礎」の研究授業が行われました。
題材は「衣生活をつくる」。
被服の役割の機能について考え、目的に応じた衣服選択を行うことが目標です。
はじめに、今日の服装で一番重視した点を考え、一人一人発表をしました。
「動きやすさを重視」「黒と白でコーディネート」「バイク用でキメてきた!」など、それぞれにポイントを発表します。重視するポイントは人それぞれですね。
ここで、被服の持つ様々な機能や役割について学び、自分の衣服選択について改めて考えます。気候に合わせた服選びはできているかな?結婚式に呼ばれたらどんな服を着ていく?成人式には何を着よう!?などなど。
最後に「後輩に、卒業式にはどんな格好で来たら良いですか?と聞かれたら、どうこたえるか?」について、自分の考えをまとめました。
本校には制服がありません。生徒たちは、毎日の気候、授業、仕事、行事に合わせて自分で服装を考えなければなりません。今回の授業で正しい知識を身に付け、友人と意見交換をしたことで、自分の衣服選択を改めて考えることができたのではないでしょうか。
専修コース授業「にがお絵講座」
情報科学科専修コース3、4年合同で「にがお絵講座」が行われました。
自分の似顔絵を作成するのは、みんな初めてなので戸惑いましたが、楽しく、本人よりも「カッコよく」見せようと努力した結果、傑作が次々とできあがりました。
展示する機会もあるかと思います。楽しみにしてください。
平成30年度 熟年者との合同調理(1)
7月11日(水)
今年で21年目を迎える、出水南校区食生活改善推進委員の皆様との合同調理を行いました。今回は「高菜飯・だご汁・水ようかん」の3品を各班に推進委員の方を1名ずつお迎えして調理を行いました。
初めは生徒も緊張した面持ちでしたが、地域の方の手際のよさと、コミュニケーション力で打ち解け、手際よく調理が行えました。試食もおいしく、その後のお話を聞く会では、生きていく知恵や今を楽しむためにどう生きるかなど、様々なお話を聞くことができました。
生徒からは、「料理は手際がよく、すごいなと感じました。お話は楽しくてつい話し込んでしまい、時間が足りなかったです。」や「また今度行われる交流を楽しみにしています」といった感想がありました。
また、参加された地域の方からは、「人生の先輩として何を話したら良いか不安でしたが、素直な生徒さんたちに接して、その気持ちが吹っ飛びました。また参加したいな~」や「素敵な青年たちとのコミュニケーションに楽しいひと時を過ごせたことに感謝します。生徒さんたちの未来を楽しみにしています。」など、うれしいご意見をいただきました。