湧心館高校定時制
定時制日誌
令和5年度 第32回 卒業証書授与式
令和5年度 第32回 卒業証書授与式が挙行され、普通科11名、情報科学科8名、総数19名の生徒たちが、湧定を巣立っていきました。学校長は、①人のつながりを大切にして感謝の心を忘れないでほしい、②母校湧心館高校に誇りを持って歩み続けてほしい、と二つのことを祝辞として卒業生に贈られました。在校生送辞では、先輩方から忍耐力、表現力、達成力、団結力を学び、かけがえのない財産とすることができたと祝辞を述べました。そして、卒業生答辞では、卒業生代表が、大きく変わった自分を両親に見てもらいたいと思い、ここに立っている。入学してすぐは新型コロナ禍で休校が続いていたこともあり、気持ちが落ちて不登校気味になり不安定になったが、担任をはじめとするさまざまな先生方に声を掛けてもらい、元気づけてもらうことで再び通えるようになったと述べました。在校生には一人で悩まずに先生方を頼ってほしいと伝え、家族にはありがとうございましたと謝辞を述べました。最後に、大きな壁にぶつかっても、湧定での思い出と学びを誇りに、力強く歩んでいくと決意を新たにしました。
卒業生のみなさんのご活躍を心よりお祈りいたします。
ご卒業、おめでとうございました。
生徒会からお知らせ ”能登半島地震 募金活動!”
生徒会からのお知らせ「能登半島地震 募金のお願い」
生徒会が提案した、能登半島地震の募金のお知らせです。被災されている方々へ善意の募金をお願いします。
新任式
新任式(木村里玖 先生)
2月1日から新しく先生が来られました、木村先生です。趣味は「サウナ」だそうです。
先生は本校のご出身で、商業科のほうでお世話になります。とても爽やかな先生です、よろしくお願いします。
合格体験発表会(進路部)
4年生による合格体験発表会
2月2日(金)、卒業予定者による合格体験発表会が行われました。今年度4月から、進路達成に向けて、受験先決定をした時期、受験に向けて調べたこと、オープンキャンパスの参加、職場見学などは積極的に行くようにとアドバイスをするなど、先輩たちから具体的に報告が行われました。 また、受験当日に確認することなども、細かいところまで後輩たちに話をし、多くのメッセージを残してくれました。
以下は生徒たちの感想です(一部抜粋)
①スーツ姿で行くことや、髪色も黒にすることを聞いて、だいぶ厳しいと思いました。でも私も受験の時はそのようにしようと思いました。
②就職や進学において、職場体験やオープンキャンパスなどには参加したほうがよいと思ったことと、進学などは筆記試験があると思うから早めの受験勉強を始めようと思った。
③今日のお話を聞いて、今は就職をしたいと思っているので、面接の際に気をつける事などを知ることができて参考になりました。身だしなみや所作も普段から気をつけておこうと思いました。
④自分は将来「義肢装具士」という職業を目指していて、そのために卒業したら専門学校に行きたいと考えています。今回の話を聞いて自分に今からできることがたくさんある事を知りました。まずはオープンキャンパスに行ってみたり学校について調べてみようと思います。今のうちにできる事からしてくのが大切だと思いました。
⑤面接練習は、高校生活の事など、今からでも話す材料を多く作っておくことが大切だと思いました。
⑥発表者の先輩の1人が「家を出て1人暮らしをしたくて寮があるところを選んだ」と聞いて、そういう決め方も良いなあと思いました。姿勢など猫背にならないように今のうちから気をつけたいと思います。
⑦出席日数はすごく大事!自分の良いところ(アピールできるところ)など、多く見つけておくことや、またいろいろな事に挑戦しておいたほうがよいことを知りました。本番の面接は緊張したりテンパったりするので、話す練習はすごく大事であること、身なりや言葉、姿勢などもしっかりしておこうと思います。
【発表の風景】
【1学年】令和5年度 1年生百人一首大会
令和6年(2024年)1月26日(金)に、令和5年度1年生百人一首大会が催されました。1年生の生徒たちは国語の授業で百人一首を学習し、今回の大会に備えました。中には、上の句を聞いたらすぐに下の句を取ることのできる生徒もいて、日頃の成果を発揮しました。
悔しい思いを残した生徒もいたようでしたが、みなそれぞれが楽しい思い出を作ることができました。団体戦1位の生徒たちは、表彰式で表彰されることになっています。
来年度は更にパワーアップした姿が見られることを楽しみにしています。
【商業科】令和5年度(2023年度)専門高校プロジェクト学習支援事業 「湧定フェアトレードプロジェクト」特別講座④
令和6年(2024年)1月24日(水)2限目に、菊池市在住でフィリピン人のGenalin Merced氏による特別講座が「私の国、笑顔の国」と題して開催されました。
講演では自己紹介から始まり、小学校の教員免許を持っていますが、家族を養うために教員になることを諦め、海外の半導体の会社で電子アセンブラとして働いておられること、日本に来る前は台湾で6年間働いていたこと等を話されました。自己紹介に続いて、フィリピン共和国の文化と価値観、経済、日常生活、アクティビティ、スポーツ等スライドと共にご紹介いただきました。また、講演のタイトルが「笑顔の国」という理由は、「フィリピンの人びとはどんな状況にあっても幸せだからです。たとえ貧困の中でも、私たちは依然として人生観に前向きであり、笑顔でいることができます。」と話されました。フィリピンの方々が働き者であること、そして食べることが好きなのでお勧めのおいしい食べ物がたくさんあることを教えてくださいました。講演後は、オンラインでフィリピン現地とつなぎ、Johana Lery Y. Ventus氏にリアルタイムで夜のショッピングモール内にある人気のファストフード店や道沿いに並ぶストリートフードを実際に試食していただきながら紹介していただきました。45分間の授業の中でたくさんのフィリピンの魅力を発信していただきました。生徒たちにとって、初めての国際交流の機会となり、フェアトレードの必要性をより身近に感じることのできる、とても良い学びの時となりました。
【生徒の感想】
〇現地からのテレビ電話はとても新鮮で街の雰囲気や活気がとても近くで感じられて貴重な経験になりました。自分の知らなかったことがたくさん知れて面白かったです。いつかフィリピンに行ってみたいなと思いました。(1年生)
〇世界には自分の知らない事がたくさんあるんだなと改めて感じました。フィリピンに住む人々の生活や性格、宗教や食事文化、そして日本にも負けないくらい美しい景色など今日の講話でいろんなことを知ることができました。(1年生)
〇あちらのスーパーもあり充実していることをしれて良かったです。ジープニーもいつか乗ってみたいです!!また、ハナさんもありがとうございました!フィリピンのファーストフード美味しそうでした。モールが広くて楽しくショッピング出来そうですね!言語と国が違うだけで、あんまり日本と変わらないんじゃないかと感じました。モール紹介観てて楽しかったです!たまごも美味しそうでした。本当に聴いているだけで心が踊りました。(3年生)
〇インターネットでフィリピンのことを調べるだけでは分からないことがたくさんあり、とても面白いお話でした。(3年生)
〇私達がわかりやすく写真や現地で説明してくださったので、英語がわからなくても少しずつ理解ができるようになって今回の講演はとてもためになりました。(3年生)
〇Thank you very much for your lecture. I have never had much interest in other countries. There were many things I did not know about the Philippines in this lecture.After listening to the talk, I became more interested in the values and ethnicity of the Philippines. I will not be able to go there for a while due to financial problems, but I would like to visit the Philippines when I have enough money saved up.Thank you very much for sharing your valuable story with us. (3年生)
〇宗教を大切にしていることを初めて知ったし、家族っていうのが血縁者だけじゃなく親友でも家族ってよぶことがあるってきいてすごいなあって思いました。クリスマスの準備を9月からしてることを初めてしりました。移動手段が日本の交通手段とか全然違ってびっくりしました。(3年生)
薬物乱用防止講話
12月21日(木)、熊本市こころの健康センターから岡本美幸様を講師としてお招きし、「薬物乱用防止講話」を実施しました。
依存症は、誰にでも起こりうる病気です。コントロール障がいであるため、意志が強くても止められないということを知りました。また、脳機能のバランスが崩れているため、心の治療が必要となります。
アルコール依存、薬物依存、ニコチン依存、ギャンブル依存など、依存症になったら、まわりは責めたり怒ったりせずに、支援することが大事です。相談できるような人とのつながりを日頃から作ったり、生活習慣に気を配りながら、これまでの生活を見直して考え方を改善していく必要があることを学びました。
【商業科】「湧定オリジナルフェアトレードカフェメニュー with 江藤ボートハウス」のご報告
令和5年(2023年)11月3日(金)文化の日に江藤ボートハウス(熊本市東区江津)で「湧定オリジナルフェアトレードカフェメニュー with 江藤ボートハウス」が開催されました!
このイベントは、江藤ボートハウス様と本校定時制の3年2組の生徒5名、1年2組の生徒7名が共同で開発した商品「湧定(ゆうてい)ソフトドーナツ」(税込690円)のデビューをより多くの方々に知っていただくために企画されました。
生徒たちは前半と後半のグループに分かれ、前半の生徒たちはポスターの掲示や屋形船の中の拭き掃除および消毒、フェアトレードラブランドのブース設置や商品陳列等から始め、朝10時の開店までに手際よく準備を進めました。開店後すぐにお客様が来店され、「湧定ソフトドーナツ」とドリンクを注文してくださいました。その後も続々とご注文いただき、その日の売り上げは28個で金額としては19,320円となりました。目標は20個以上でしたが、目標をはるかに上回る売上となり、生徒たちはひとまずほっとして喜んでいました。
今後はより安定した売上につなげるために工夫し改良していきたいと思います。
熊本県教育広報誌「ばとん・ぱすvol.72」の発行について
熊本県教育広報誌「ばとん・ぱすvol.72」が発行されました。
以下のURLよりご覧ください。
(県教委HP掲載ページURL)
https://www.pref.kumamoto.jp/site/kyouiku/191484.html
タイトル 【商業科】イベント告知④「湧定オリジナルフェアトレードカフェメニュー with 江藤ボートハウス」共同開発商品新発売!
令和5年(2023年)11月3日(金)文化の日に開催される、「湧定オリジナルフェアトレードカフェメニュー with 江藤ボートハウス」で江藤ボートハウス様と本校定時制の3年2組の生徒5名、1年2組の生徒7名が共同で商品を開発し、完成しました!ネーミングは
「湧定ソフトドーナツ」
7つの候補がありましたが、投票の結果、ダントツでこれに決定しました!
価格は1個690円(税込)です。
江藤ボートハウスさんの人気商品カントリードーナツと生乳100%のソフトクリームにフェアトレードチョコレート(ガーナ産)をトッピングしました。揚げたてのアツアツドーナツの上に濃厚なソフトクリーム、そしてなめらかなフェアトレードチョコレートが溶け合ってなんとも言えない絶妙な味わいです!試食した生徒たちは口々に「おいしい!」と言っていました。ソフトクリームが溶けても、ドーナツのサクサク感は失われず、ほどよいチョコレートの甘さも混ざり合って、時間を掛けて食べてもずっとおいしい1品です。
最初はどんなメニューを考案するかを検討し、それぞれのアイディアを出し合いました。条件としては、①熊本の特産品を使用する、②フェアトレード産品を使用する、③年中食べることができる、④ベストセラーを目指す、という4つでした。考案する途中で、①は江藤ボートハウス様で人気の商品をアレンジすることにし、その後、江藤様と話し合いながら、カントリードーナツとパフェに絞り込み、開発することになりました。生徒たちはドーナツとパフェのグループに分かれ、アイディアを出し合いましたが、ドーナツ班からドーナツとパフェを一緒にしてはどうか、という案が出ました。後日、江藤様との会議で生徒が発案したものを説明し、最後にドーナツとパフェを一緒にする案もあるとお伝えしたところ、丁度お店のアルバイトの方も同じ提案をされており、更に、お客様からも同じようなご要望があったとのことで、同じ時期に同じ案が出された、ということで、これはもうやるしかないのでは!という話しになりました。ベースが決まって、どうアレンジするかを試行錯誤しましたが、年齢問わず、みんなが大好きなチョコレートでトッピングすることに決定しました。江藤様に試作していただき、みんなで試食しながら見た目や組合せを検討し、今回の「湧定ソフトドーナツ」が誕生しました!
みなさん、ぜひこの機会に「湧定ソフトドーナツ」を味わっていただき、江津湖の自然を満喫しながら、フェアトレードの活動に参加してみませんか?
タイトル 【商業科】イベント告知③「湧定オリジナルフェアトレードカフェメニュー with 江藤ボートハウス」ポスター作成
令和5年(2023年)11月3日(金)文化の日に開催される、「湧定オリジナルフェアトレードカフェメニュー with 江藤ボートハウス」のポスターを作成しました。今回は、3年2組の生徒たちの作品です。
【商業科】令和5年度(2023年度)専門高校プロジェクト学習支援事業 「湧定フェアトレードプロジェクト」特別講座②の御礼
令和5年(2023年)10月31日(火)午後2時から約1時間、フェアトレード・ラブランドを訪問しました。ラブランドのオーナー明石祥子さんが出迎えてくださり、湧定から参加した1年生5名が、先日ご講演いただいたことに対する御礼状をお渡しし、ご挨拶しました。今年から販売を開始したフェアトレードシティくまもとのロゴマークが入ったキャンディをいただきながら、明石さんの話に耳を傾けました。話しの中で、フェアトレードシティを維持していくためにはこのラブランドというフェアトレード専門店がなくてはならないことや、将来の子どもたちのために今私たちにできることは何かを考え、行動に起こすことが大切だと言われていました。また、フェアトレードが教科書に載っていることから、学校で学ぶことはあるけども、学びだけで終わるのではなく、マルシェや商品開発をとおして販売することを続け、経済を動かしていかなければ意味がないということを話され、とても印象に残りました。お話しのあとは11月3日に江藤ボートハウスさんで販売するフェアトレードの雑貨や食品をみんなで選びました。最後に全員で明石さんに挨拶し、訪問を終了しました。生徒たちにとってフェアトレードについてより深く考える機会となり、有意義な時となりました。
【商業科】イベント告知②「湧定オリジナルフェアトレードカフェメニュー with 江藤ボートハウス」試作会
令和5年(2023年)10月31日(火)午後4時頃、江津湖の江藤ボートハウス(熊本市東区江津)さんを訪問しました。本日は、共同開発商品を試作してくださるとのことで、湧心館高校定時制の1年生5名が参加しました。前回発案し、絵に描いてお渡ししていましたが、そのアイディアを形にし、アレンジしていただきました。アツアツのカントリードーナツの上にソフトクリームを乗せるというベースは決まっていましたが、フェアトレードのチョコレートをどのようにトッピングするかが課題となっていました。今回は、刻んだチョコレートを振りかける案とチョコレートを溶かして編んで板状にしたものをアイスに添える案の2種類を試作していただき、生徒5人がお店の方とどちらにするか話し合いました。全員一致で刻んだチョコレートの方になりましたが、お店の方のご提案で、それに板状の編んだチョコレートを添えてはどうかということになり、やってみたところ、とても良かったので、全員一致で決定しました。共同開発による新商品が誕生した瞬間でした!その後生徒たちは試食し、頷きながらおいしさを実感していました。ソフトクリームに旗をつける案があったので、旗も試しに作ってみました。旗については持ち帰って最終的に決定することになりました。イベントの当日は、スイーツをお買い上げいただいた方に屋形船の中でお食事いただくことができる特典をつけているため、屋形船の場所や商品を運ぶルートをみんなで確認しました。一通りの確認が終わった後、お店の方に全員でご挨拶し、この日の試作会は終了しました。いよいよ3日後に本番で す!生徒たちが楽しみながらイベントを実践し多くを学んでくれることを期待しています。
【商業科】イベント告知①「湧定オリジナルフェアトレードカフェメニュー with 江藤ボートハウス 2023」
令和5年(2023年)11月3日(月)午前10時より、湧定オリジナルフェアトレードカフェメニューを江津湖の江藤ボートハウス(熊本市東区江津)にて発売いたします★★★
湧心館高校定時制(以下、湧(ゆう)定(てい))の「ビジネス基礎」と「総合実践」を履修している1年生7名と、3年生5名は、今年5月から、フェアトレードについて調べ学習をしたり、特別講座で外部講師の方々のお話しを聴いたり、熊本学園大学の学生さんたちとの交流会で情報交換をする等、さまざまな形でフェアトレードを学んできました。その学習の成果を形にするために、江藤ボートハウス様にご協力いただき、「湧定オリジナルフェアトレードカフェメニュー」を考案し、開発商品の完成を目指しました。
その記念すべきお披露目イベントを実施いたします。詳しくは、別添のイベント案内をご覧ください。
たくさんのお越しをお待ちしております!
【商業科】令和5年度(2023年度)専門高校プロジェクト学習支援事業「湧定フェアトレードプロジェクト」商品開発会議②
令和5年(2023年)10月16日(月)午後3時~4時の約1時間、2回目の商品開発会議のため、江津湖の江藤ボートハウスさんを訪問しました。湧心館高校定時制からは1年生3名が出席し、今回が初顔合わせになる生徒2名が、各自で作成した名刺を渡しました。
前回持ち帰った課題を練り直し、新たな提案を説明し、検討しました。会議では、お店から提供していただいた商品を試食しながら、様々な案が出て二転三転しましたが、最終的に1つの案で一致し、今後はフェアトレード産品でどのようにトッピングするかを課題として持ち帰りました。
最終段階に入り、生徒たちが考えてきた商品開発がいよいよ形になろうとしています。
みなさん、11月3日をお楽しみに!
芸術鑑賞会 劇団東京芸術座「未来」
令和5年(2023年)10月6日(金)、本校第1体育館で芸術鑑賞会を行いました。
今回は、劇団東京芸術座による、いじめをテーマにした演劇「未来」でした。
「見えないところで苦しんでいる中高生がいるとしたら、その背中を抱き寄せてあげることができる演劇を届けたい。均一性、同質性を重んじるあまり、異なるものを認めない風潮の現代社会に対して、不寛容からゆとりある社会への転換を呼びかけます。」(劇団パンフレットより)
いじめという意識されやすく重いテーマで、それぞれの日常生活における他者との関係のあり方を深く考える機会になりました。
また、熊本工業高校定時制と一緒に鑑賞し、生徒同士の交流を楽しみにしていた生徒さんもいたようです。
演劇の後は交流会として団員の方に生徒の方から質問し、それに答えてもらう時間もありました。演劇について、俳優という仕事についてなど、生徒たちからいくつも質問が出され、進路について考える時間にもなったようでした。
生徒感想より
・最後までしっかりと現実を受け止めていた男の子は、すごいと思いました、自分がもしいじめたりする人を見かけたら、絶対に止めます。見て見ぬふりだけはしません。
・みんながどうではなく、自分自身で考え、いじめにあっている人がいたら助けたいと思いました。
・思ったことが二つあります。一つ目は失った命は二度と戻らないということです。失ってからでは遅いということです。もう一つは命を奪った側にも生活があるので、一部の情報で決めつけないという事です。
・演劇の迫力があってとても感動しました、今まで演劇は観たことがなかったので感動しました。いじめはいけないことだと再認識しました、劇団のみなさんありがとうございました。
・このような公演で疑似体験的なことを観るのは、とても自分の心中で考えるよい機会になったと思います。
【商業科】令和5年度(2023年度)専門高校プロジェクト学習支援事業 「湧定フェアトレードプロジェクト」商品開発会議①
令和5年(2023年)10月11日(水)午後3時~4時の約1時間、商品開発会議のため、江津湖の江藤ボートハウスさんを訪問しました。湧心館高校定時制からは1年生3名が出席し、今回が初顔合わせということで、各自が作成した名刺を渡し、自己紹介から始めました。
事前にお渡ししていた、生徒たちが考案した商品開発案の資料について、どの案もすばらしいですね、と温かい言葉をかけていただきました。スタッフの方々とも話し合いをもっていただいた結果、以下の2つの案を採用していただくことになりました。
①既存のカントリードーナツに熊本県産(山鹿市)の和栗を使用したペーストをのせる案
②既存のアイスにトッピングをしてパフェにする案
2つの案をこのまま採用することは難しいため、以下の条件の下、案を練り直すことになりました。
条件1:アルバイトでもすぐにできる3ステップ→お客様をお待たせしない
条件2:トッピングは日持ちするもの(例:冷凍できる等)
条件3:下ごしらえが簡単なもの(持続可能性が大事)
その他にも、11月3日(金・文化の日)に予定しているお披露目イベントの当日は、屋形船を使用しても良いということで、「和」をテーマにしたものもいいのでは?というご意見や、ファミリーが多いので子どもウケするもの、また、フェアトレードを知らない方々がフェアトレードを知るきっかけになる工夫、湧心館高校定時制の活動が地域の方々にもよくわかるようなPR、キャラクター導入の検討等たくさんの貴重なアドバイスをいただきました。
今回提示させていただいた案を持ち帰り、生徒たちでより良いものになるようアイディアを練り直したいと思います。
【商業科】令和5年度(2023年度)専門高校プロジェクト学習支援事業 「湧定フェアトレードプロジェクト」特別講座①(オンライン)の御礼
令和5年(2023年)10月5日(木)午後1時から約1時間でしたが、熊本学園大学外国語学部東アジア学科クマガク・フェアトレード研究会が運営するフェアトレードカフェを訪問しました。カフェでは申先生や4名の学生さん方が出迎えてくださり、湧定から参加した1年生2名で、自作の名刺を渡しながら、先日のオンライン交流会の御礼のご挨拶をしました。今回はリアルな形での交流会を実現させることができました。学園大の学生さん方が淹れてくださったコーヒーやゆず茶をいただきながら、湧心館定時制の生徒たちが考案している商品開発案を紹介し、ア ドバイスをいただきました。また、ローカルフェアトレードや持続可能性を重視した活動を展開させていくことの さを教えていただきました。
生徒たちは少し緊張気味でしたが、フェアトレードの取り組みを実際に見聞きすることができ、とても有意義なと きとなりました。
~交流会で伺ったお話~
★商品開発企画書について
・フェアトレードチョコレートと熊本の有機農産物を合わせた商品開発を目指してはどうか。
・ローカルフェアトレードとは
地域で働いている外国人が生産している農産物を使う。農産物を加工してもよい。
・海外のフェアトレードと地方のフェアトレードが一緒になる。
・開発は何でもできるが、持続可能性が大事。
・カフェは10周年。続けられることが開発の目標。
→意外に潰れてしまうものが多い。スタートも大事だが持続することが大事。
・(生徒の商品開発案について)韓国ではタンフルと呼ばれている。元々は中国から来ている。様々な果物でつくられている。
・マスコバド糖は生協でも売られている。
・チョコレートや砂糖は国際交流会館で購入できる。
・小麦粉などを熊本産にすればよい。
原材料の50%使用でフェアトレードと言われる。
・フェアトレードの認証を目指している。
①環境にやさしい
②外国人労働者にやさしい
→ローカルフェアトレードに。
熊本市、熊本県が協力している。
・エコバッグと同じように自分の容器を持っていく。パッケージやバルブの費用が高い。
・中間の素材が入らなくなるので安くなる。量り売りをしても自分の容器を持ってくる人は少ないので、紙袋に入れてあげることをしている。
・お米や洗剤も容器を持って行って入れるようなシステムになっている。自分が必要な分だけを持ち帰る。ゼロウェイストショップ。
★湧定生徒からの質問
Q.フェアトレード産品はどこから仕入れているのか?
A.コーヒー豆は申先生が運営しているNPOからネパールのコーヒーを仕入れている。
どうすればよりフェアになるか。考えながらしていかなければならない。
ちゃんと見守られているかが大事。
・WITHコーヒーの紹介。
2種類。200gが150gになっている。(実質値上げ)
・グリーンコープと協力して苗木を植えている。苗木が病気で減っているため。
・アラビカの生産量が減っている。生豆の値段が上がっている。
・フェアトレードと気候変動をつなげて考えている。
★湧定祭での展示(フォトスポット)についてのアドバイス
・フォトスポットではないが、旗を持っている。Xバンド。
・フェアトレードだけだと難しいのでエコとかも盛り込むといいのでは。
・手のひらに文字を書くイベントも楽しいのでは。
・11/2〜4学園祭があるのでぜひ見に来てほしい
【商業科】令和5年度(2023年度)専門高校プロジェクト学習支援事業 「湧定フェアトレードプロジェクト」特別講座③
令和5年(2023年)9月27日(水)2限目に、駒澤大学経済学部教授吉村純一氏による「暮らしの中のマーケティング~社会潮流の変化をつかむマーケティング~」と題して特別講座が開催されました。
講演では、マーケティングの4P等の基礎的な内容を分かりやすく解説いただきました。また、「社会潮流を把握し、人々の不安に寄り添い、その回答を準備することでマーケティングは成功する」とし、コロナ禍の不安を理解し、向き合ったメッセージを示すことに着目した企業が消費者の心をつかみ、成功している等、時代に沿ったとても興味深い内容を、動画を交えながらお話しいただきました。
今後のフェアトレード産品と熊本特産品をコラボさせた商品開発に向けて、とても良い学びの時となりました。
【生徒の感想】
〇同じカフェでも、それぞれのサービスがあり、何も考えず色々なカフェに行っていたけど、これからは、ここはこんなサービスがあるんだな等、考えながらカフェに行きたいと思います。
〇Productの製品のライフスタイルが、成長→衰退の流れで、どれだけ延命できるかを模索することが大事なのだと思った。
〇商品だけでなく、もっと周りを見ることが必要。社会に合わせることも。
〇マーケティングの4Pをいかにうまく組み合わせるかがポイントになる。
売るモノによって組合せは異なる。
〇商品開発をするときは、年齢層とかを考えてつなげていきたいと思います。
夏期休業前生徒集会
資格取得者紹介・全国定通体育大会激励会の後、夏期休業前生徒集会が行われました。
副校長講話では「周りの人に希望を持たせるような人になってほしい。一緒に頑張っている友達を大切にして、夏休みを自分の希望を実現するために有意義な時間に使ってほしい。」と夏休みでの人間形成の大事さについて述べられていました。
諸連絡では、教務部から健康管理を大切にして規則正しい生活を送ること。生徒部から交通安全に注意して生活面では高校生として自覚を持って行動すること。進路部からはあいさつの大切さと経験を積むことで人は成長することなど夏休みを含めた学校生活での大事さについてそれぞれ連絡がなされました。
最後に、生徒会より昨日の校内生活体験発表会を受けて熊本県定時制通信制文化大会時に開催される県生活体験発表会の代表者の報告がなされました。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 水野 保彦
運用担当者 教諭 田川 伸一