分校生活
2年ライフコースの「フードデザイン」の授業で、米粉インストラクターの河野京子さんをお招きし、米粉講習会を行いました。米粉を使ったシフォンロールケーキを作り、それに一人ひとりデコレーションをしました
今回は、メレンゲの気泡性を活かして膨らませた生地を使ってケーキを作ります
モコモコツヤツヤのメレンゲに仕上げたら、卵黄の生地と合わせてオーブンに入れます
焼き上がったケーキは、とてもふわふわできめ細かく、しっとりとしていました。端っこを少し味見。その美味しさにみなこっそり笑顔になっていました。その生地を冷やし、生クリームのホイップとイチゴを入れてロールケーキにし、デコレーションに入ります
生クリームをきれいに塗ることにこだわり、イチゴを飾りつける段階でまた色々とアイデアが出てきて、なかなか進みません。イメージを形にすることの難しさを感じながら、ようやく完成させることができました
それぞれのアイデアあふれるケーキに仕上げることができました。デコレーションしたケーキは持ち帰って家族に食べてもらったようです。「美味しくて、家族みんなで取り合いでした」など、美味しく食べることができたようです
河野様の明るく優しいお人柄に触れ、丁寧に御指導いただいたおかげで、なんとか完成させることができました。米粉で美味しいケーキが出来ることに感動し、また、自分のアイデア込められたケーキを完成させることができ、生徒たちはとても達成感を得ることができたようです。今日の学びを活かし、米粉を使った様々な調理にも挑戦していきたいですね
3年生のライフコース「フードデザイン」の授業で、講師に、五家荘にお住まいの高尾扶佐子様をお招きし、郷土料理講習会を行いました
今回は、ジビエ肉を使った「鹿南蛮」、地域で食べられているヤーコンを使った「きんぴら」、味噌にゆずの皮を混ぜ込み、今が旬の里芋をゆでて和えた「味噌よごし」を調理しました
例年、高尾様がシカ肉に下味をつけて準備してくださいますが、今年は下処理から挑戦してみよう、ということで、シカ肉のすじを取るところから始まりました。すじを取るのに苦戦しましたが、なんとか終わり、赤ワインに漬け込みました。その後、衣を付けて油で揚げ、味付けした出し汁をかけてカツ丼にしました。少しの時間しか漬け込んでいないのに、臭みも少なくて美味しく作ることができました
ヤーコンのきんぴらは、シャキシャキとした食感で、少し濃いめに味付けされており、ごはんととてもマッチしていました。里芋の味噌よごしは、里芋の皮をむき、ゆがくのに時間がかかりましたが、柚子を練り込んだ味噌をつけて食べると、里芋のねっとり感とよく合って美味しかったです
高尾様の山奥での暮らしの工夫を聞いたり、シカ肉の下処理の大切さや、食材をより美味しく食べる知恵について教えていただきました。また、高尾様の明るいお人柄にも触れたりして、とても楽しく、心地よい時間を過ごすことが出来ました
卒業後に泉を離れても、郷土の味を忘れずに過ごしていきたいですね
3年ライフコースの「フードデザイン」の授業で、カルボナーラを作りました。今回はベーコンを前日の放課後に手作りして、翌日のカルボナーラ実習に臨みました
ベーコンは、鍋にチップを敷き、鍋敷き等で嵩上げした状態にした「簡易燻製機」を作ります。そこに、塩とこしょうで下味を付け、表面を乾燥させた豚ばら肉を乗せ、ふたをして密閉空間をつくります
そして、30分程度加熱すると、表面が飴色に燻されたベーコンの出来上り!さっそく、味見をしてみると、市販のものとは違う、煙のにおいを存分に感じられる美味しいベーコンに興奮しました
そのベーコンを炒めて、卵黄、粉チーズ、生クリームで作った液で絡めるとカルボナーラの完成!濃厚な味に夢中で、黙々と食べ進めていました
簡単な燻煙の仕方を知っていれば、色々な食材で試してみたくなりますね
11月5日に行ったグリーンフェスタでの展示作品の一部をご紹介します
まず、農業科目・グリーンコースの作品です
木材を加工した写真立てや組木の他、木の枝や竹、どんぐり、まつぼっくり、落葉、石、コケなどの自然の素材を活かした「虫」・「どんぐり人形」・「こいのぼり」などの恒例のテーマとした作品が展示されました
また、「竹灯り」も展示されました。暗くなって撮影すると、カッコいいですね
続いて、家庭科・ライフコースの作品です
食や被服、保育、プロジェクト学習の展示がなされていました
温かみのある作品で、何だかホッとしますね
また、1年生の書道「25期生の日常と小さな秋」をテーマとした展示もありました
2年生が9月に行った修学旅行のまとめも展示されていました
「大人になっても忘れられない3日間」だったようで、良かったですね
修学旅行の様子は、「分校生活」の記事に詳しく書かれています
保健委員会は、今冬の関心事である「節電」についてまとめていました
また、心が元気になるおみくじがあり、1つ1つ丁寧につくられていました
弁論の発表原稿が貼られていました
それぞれの分校生の思いがよく乗っかった文章は、文字で読んでみても、発表者の声で脳内再生されてきます
当日午後の森田くんの弁論も良かったですね。さすが全国レベルでした
これら全てをつくるのには、膨大な時間と労力がかかっています
だからこそ、見る者の心を掴む何かがあるのでしょうね
少し前のことですが、3年生のライフコース「生活と福祉」の授業で、洗髪実習をしました
ベッド上で洗髪するときに、頭にかけたお湯がこぼれないように、お湯の流れ道をつくるための介助用具に「ケリーパッド」があります。今日はそれを新聞紙とビニール袋を使って手作りし、実習に臨みました
最初に、介護される役がベッドに見立てた机に寝転がり、頭の下に手作りしたケリーパッドを敷きます。そして、お湯を頭にかけて、シャンプーをします
介護士は、お湯のかけ方やシャンプーの仕方の加減が難しかったようで、介護される役の生徒はくすぐったくて笑いが止まらない場面もありました。そして、シャンプーが終わったら、タオルで拭いて、ドライヤーをしてあげて終わりです
清潔行為は、きれいにするだけでなく、リラックスしたり、気分転換にもなります。また、ケリーパッドは市販のものもありますが、手作りして寝たままでも洗髪できる、ということを知っていれば、今後様々な場面で役立ちますね
行事予定カレンダー
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