分校生活

給食・食事 お腹も心も、郷土の味で満たされる

 3年生のライフコース「フードデザイン」の授業で、講師に、五家荘にお住まいの高尾扶佐子様をお招きし、郷土料理講習会を行いましたキラキラ

 今回は、ジビエ肉を使った「鹿南蛮」、地域で食べられているヤーコンを使った「きんぴら」、味噌にゆずの皮を混ぜ込み、今が旬の里芋をゆでて和えた「味噌よごし」を調理しました家庭科・調理

 例年、高尾様がシカ肉に下味をつけて準備してくださいますが、今年は下処理から挑戦してみよう、ということで、シカ肉のすじを取るところから始まりました。すじを取るのに苦戦しましたが、なんとか終わり、赤ワインに漬け込みました。その後、衣を付けて油で揚げ、味付けした出し汁をかけてカツ丼にしました。少しの時間しか漬け込んでいないのに、臭みも少なくて美味しく作ることができました花丸

 ヤーコンのきんぴらは、シャキシャキとした食感で、少し濃いめに味付けされており、ごはんととてもマッチしていました。里芋の味噌よごしは、里芋の皮をむき、ゆがくのに時間がかかりましたが、柚子を練り込んだ味噌をつけて食べると、里芋のねっとり感とよく合って美味しかったですピース

 高尾様の山奥での暮らしの工夫を聞いたり、シカ肉の下処理の大切さや、食材をより美味しく食べる知恵について教えていただきました。また、高尾様の明るいお人柄にも触れたりして、とても楽しく、心地よい時間を過ごすことが出来ました星

卒業後に泉を離れても、郷土の味を忘れずに過ごしていきたいですねハート