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罠設置講習会
講師にくまもと☆農家ハンターの稲葉様を招き、箱罠の設置講習会を行いました!!
はじめに、ICTやIoT機器(カメラ)を使った狩猟方法について講義をしていただきましたICTやIoT機器を使うことで、見回り時間の削減、獣の動きを観察し、効果的な防除に繋がることを教えていただきました
その後、箱罠の設置を行いました前回、設置場所を決めていたので、スムーズに行うことができました
設置後に、カメラを設置して今回の講習会は終了しました!!これまでも、カメラでシカやイノシシの観察は行ってきました。そのデータを使って出没頻度の多い場所に設置したので、捕獲できると思います!!!
*今回は森の中で授業をしました泉分校ならではの授業だったと思います!!!
罠設置に向けて
10月19日に行う罠設置講習会に向けて事前調査を行いました。
どこに罠を仕掛けると捕獲することができるのか??設置する罠の向きは大丈夫か??捕獲できても搬出はできるのか??など考えることが山ほどあります。
そこで、急遽、くまもと☆農家ハンターの稲葉様が来てくださり、指導をしてくださることになりました私たちでは気づかない細かな部分を指導してくださり、なんとか設置場所を決めることができました!!!お忙しい中指導してくださり、本当にありがとうございました
月曜日はスムーズに罠を設置できるように頑張りたいと思います!!!
くくり罠の組み立て
3年生の授業でくくり罠の組み立てを行いました。今回組み立てた罠は「笠松式くくり罠」で、①落とし、②ワイヤー、③バネ、④パイプを組み合わせた罠です。落としの部分を踏むと、ワイヤーが足に巻き付き身動きを封じ捕獲する仕組みとなっています。
①落とし(板を踏むとワイヤーが足に巻き付く) |
②ワイヤー(足に巻き付く部分と逃げないように樹木に巻き付けるために使用) |
③バネ(落としを踏んだ際にワイヤーが足に巻き付くための力を生み出す) |
④パイプ(バネを収納し力を発生させる) |
それぞれのパーツを組み合わせると完成です
完成した罠が、どのように作動するか実際に確かめてみました!!
落としを踏んだ瞬間、ワイヤーがすぐに巻き付き、成功です
初めて、くくり罠を組み立てましたが、1時間程で完成しました。バネをパイプに収納する際に力がいり大変でしたが、私たちでも組み立てることができました!!次は現場へ実際に仕掛けてみたいと思います
久しぶりの罠
2月に設置した箱罠を再度設置してきました4月からシカの出没数も増えてきているようで、ここで一頭捕獲できたらと考えています!!箱罠と一緒にくくり罠をヌタ場の入り口に仕掛けました!!こっちでも捕獲できたらと思っています!!!
まだ一度も捕獲したことがありませんので今回こそは!!!また今回の設置についても、森林組合、県南広域本部林務課の方々に協力を頂いておりますありがとうございます
斜面へのくくり罠設置
くくり罠についてブログで紹介してきました。今回は斜面へのくくり罠の設置について紹介します。
獣道を探し、足跡をたどり罠を設置する。ここまでは今までと一緒です。*矢印方向に斜面がシカが登っていく痕跡があり罠を設置。
罠を設置した後に土を重ねます。その後にシカが罠があるところを踏むように土を平らにする!!細かいですが、ここがポイントです!!シカの気持ちになって、登りやすい場所を作り、その場所に罠を仕掛ける。なかなかずるいような仕掛けですが、これまで実践されてきた技術です。これから、観察を続けて様子を見ていきます!!
*青色のところを平らにして、足場を作る!!
くくり罠報告
くくり罠に反応がありました!!ぬた場に設置したくくり罠です
結果は残念ながら捕獲はできませんでした足跡から見るとイノシシのようでした
罠は作動したようでしたが、ワイヤーに足が入らなかったようです。罠を埋める深さ、罠の反応強度など考えるべきことが沢山あるようです今回の失敗を次に活かしていきたいと思います!!!
くくり罠の設置
組み立てが終わりましたので、設置場所の検討です足跡をたどり、どこに設置すれば捕獲できるかどんな獣を捕獲するかで設置場所も変わってきます
今回はイノシシ狙いで、ヌタ場に設置してみました。足跡から通り道を検討し、罠を設置!!ワイヤーが見えないように!!不自然にならないように!!みなさん最後の写真のどこに設置してあるか分りますか??掛かるのを楽しみに観察してみます。
ヌタ場 |
イノシシの足跡 |
くくり罠の設置 |
設置完了!! 罠はどこにあるでしょうか? |
くくり罠の組み立て
バネ式くくり罠の組み立てを行いました。パーツが複数有り、最初は組み立てに時間がかかりましたしかし、慣れると簡単!!そしてなにより持ち運びが楽次回は現場への設置です!!
バネを固定する |
踏み台の設置 |
ワイヤーの調整(直径12cmに調整) |
ワイヤーを広げた様子 |
踏み板を設置し、ワイヤーを調整して完成 |
イノシシ親子
前回イノシシの親子について報告した記事を覚えていますか・・・?
仕掛けた餌を食べるのが子イノシシのみで、親イノシシは食べなかったという内容でした
前回の親子写真 |
私も不思議に思い、知り合いのハンターの方に聞いてみました 子イノシシ(ウリボウ)は好奇心が旺盛なため、初めて見る物、触るものに対して積極的な行動をとるそうですそのため、罠を設置した時、仕掛けた餌に興味を示し、ウリボウだけが捕まることが多くあるとのことでしたそう言えば・・・・見たことあったかも |
三角町で捕らえられたウリボウ(2018.08.27) |
イノシシは親子2~8頭程度(多少あり)で生活をしており、その中で生き残ったウリボウが親となります。そのため、共に過ごしてきた兄弟の姿を見て成長したイノシシ警戒が強くなり、むやみに餌を食べることは少ないようです。
これからも、映像をチェックし疑問を見つけていきましょう。
狩猟期間終了
3月15日で今年度の狩猟期間が終了しました。八代森林組合に設置していた箱罠も残念ながら扉を閉めることとなりました。今回はシカ、イノシシどちらも捕獲することはできませんでした。カメラにはちらほら、シカ、イノシシの姿はありましたが、箱罠に入るまでとはいきませんでした。
くまもと☆農家ハンターの稲葉さんも「すぐには捕獲はできないだろう」と言われてましたが、これほど難しいとは思いませんでした。今回、何が良くなかったのか検証し、次の罠設置に繋げていきたいと思います。
また、来年度は4月から捕獲ができるように準備を進めていきたいと思います。
A班の箱罠 |
B班の箱罠 |
藪に仕掛けていたコマツナはなくなっていた |
扉の前の餌は変化なし |