分校生活

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OK シイタケ栽培に向けて

 昨年から本格的にシイタケ栽培を復活させました!!

 今年はMTB倉庫裏にシイタケ栽培場をつくりました。そして、来年、再来年と収穫できるように、新たにクヌギを伐倒してきました!!

 ちょっと、斜面は急でしたが、安全確認を行い、2本ほど伐倒しました。2月まで乾燥させ、その後、玉切り、菌打ちを行いたいと思います!!!

 

会議・研修 ふれあいセンターいずみ

 ふれあいセンターいずみに泉分校の沢山の学びを展示してきました!!!

 展示会への参加は今回が3回目となりました!!今年はなかなか、イベントを実施することができませんでしたが、このような形でも、泉分校のことを発信することができ大変嬉しく思っています!!

 年末から年始にかけて展示されていますので、是非足を運んでご覧になっていただけたらと思います!!!

  

 

我慢 狩猟報告

 泉分校では鳥獣害対策活動として狩猟についての勉強もしています。これまで、野生鳥獣の画像や罠の設置など様々な活動を報告してきました。

 今回は設置していた罠にイノシシが掛かりましたので報告します。

 くくり罠に体長50センチの子供のイノシシが掛かっていました。イノシシも罠から逃げるために、辺りの土を掘り返し、暴れ回っていました。小さなイノシシでしたが、勢いよく暴れ、近づくことがなかなかできませんでした汗・焦る

 林務課の鳥居氏に指導していただき、電気止めさし器を使い、止めさしを行いました(狩猟免許を持っている職員が実施しました)。

 農林業へ被害をもたらす害獣と言われるイノシシですが、命をいただくとなると、やはり躊躇する部分もありました。しかし、この作業を通らずに鳥獣被害対策についての学習を行うことはできないと思っています。

 これまで、鳥獣の捕獲方法と同時に、鳥獣の活用についても泉分校では学習を行ってきました。活用をしっかり行うことで、捕獲した鳥獣の命を無駄にしないことに繋がると思っています。今後も、命をいただくことは何か日々、考え活動を行っていきます。

 *生徒達も止めさしの様子を見ていました。目をそらすことなく、最後まで命に向き合っていました。

 

お知らせ 学会誌に掲載されました!!!

 3年南田怜美さんの意見文「地域を守るリーダーを目指して」が日本農業教育学会誌第51巻第2号に掲載されました!!!

 日本農業教育学会が主催している、「農業高等学校生意見文全国コンクール」において審査員特別賞を受賞したことで、今回掲載されることとなりました!!!南田さんが3年間取り組んできた鳥獣害対策活動をとおして、将来目指す農家像について意見を書きましたキラキラ

 審査員の先生方からは、「活動に熱心に取り組んでいること、将来の目標がよく分かる作品だった」との高い評価をいただきました!!

 将来、しっかり地域を守るリーダーとして活躍してくれることを願っています!!!

 

お知らせ 第11回まなびフェスタ代替イベントについて

 毎年12月上旬に八代市千丁町で行われている、「まなびフェスタ八代」に参加してきました!!

 今年度は、新型コロナ感染症拡大防止の観点から、展示のみの開催となってしまいました汗・焦る

 泉分校からも3年生の課題研究、「木工班」が作製した学校名プレート、「自然研究班」が作製した矢山岳植物標本。ウッドクラフトで作製した様々な木工製品。プロジェクト学習で取り組んでいるユズヤマメの研究報告。などなど、泉分校の沢山の学びを展示してきました!!!

 来場された方も、興味津々に見ておられ、特に学校名プレートについては、「機械が作ったようだ!!」「とてもきれい!!」などとても驚かれていました。

 12月14日まで八代市公民館ホワイエ(千丁町)に展示されていますので、是非足を運んでご覧になっていただけたらと思います!!!

 

 

   

花丸 矢山岳イベント!!!今年も実施しました!!!

 11月22日(日)、泉町コミュニティーセンターでイベントを実施しました!!泉分校では毎年、矢山岳を使ったイベントを行ってきましたにっこりぜひ今年も実施したいと考えていましたが、新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から、クラフト活動イベントなりました戸惑う・えっ

 それでも、今回のイベントで多く方々に楽しんでもらうために準備を行ってきました!!!今年は「木々を使ったストラップ作り」「葉っぱスタンプで年賀状を作り」を行いました喜ぶ・デレ昨年よりも今年、と毎年クオリティーが上がっており、参加された方も大変喜ばれていました興奮・ヤッター!

 来年は矢山岳でのイベントを実施したいと思います!!!

  

 

 

お知らせ 島根県立隠岐島前高校の生徒さんとの遠隔交流学習

 3年生のLHRの時間に島根県立隠岐島前高校3年の高本亜梨紗さんと交流学習会を行いましたにっこりテーマを「地域探求・活性化について自分なりに考えてみる。自分のキャリアについて考える。」と設定して学習会を行いました。

 最初にそれぞれの活動内容の紹介を行いました。泉分校からは地域資源を活かした体験的学び、地域課題解決に関する活動を紹介し、高本さんからは、現在取り組んでいる「島暮らし」「風と土とインターンシップ」「I am プライドマン」など、地域での活動、高本さんが考えている生き方について紹介してもらいました喜ぶ・デレ

 その後、それぞれ気になったことの質問を行いました笑う意見を交換することで、地域探求・地域活性化、キャリア教育について考えを深めることができたのではないでしょうかにっこり

 泉分校生からの感想に「自分が主人公の人生を送る」「自分のことは自分で決める」「気になったことは言語化をして振り返りをする」など高本さんの言葉に刺激を受けたという感想が多くありました!

 今回の交流学習で感じ、考えたことを是非行動に移せるように分校生活を送っていきましょう!!

 

 

 

 

 

*ちなみに高本さんのお姉さんが泉分校出身という縁から今回の交流学習実施に繋がりました。

朝 ジビエ講習会

 10月31日(土)マルコーフーズ(株) 様 を訪問し、シカの解体、シカ肉を使った調理を行いました。夏休みに一度、地域林業研修(2年生)で訪問していますが、3年生は今回が初めての見学でした。

 3年生はこれまで、シカの観察から罠の設置までを実践しています。今回は、罠で捕獲後の学習をメインに研修を行いました。普段の生活では、肉となって陳列されている様子しか見たことがありませんでした(3年生の感想)。皮剥から解体まで一つの肉として加工される工程を見学することができたことは、貴重な経験になったと思います!!

 解体後は、東京でシェフとして働いてらっしゃる佐渡様のご指導の下、シカ肉のワイン煮・シカ肉の角煮・シカ肉の麻婆豆腐を作りました!!!料理の途中に栄養学、料理の基礎・基本なども教えていただき、大変勉強になりました。

 泉分校では、農林作物を野生鳥獣から守るために活動を行ってきました。その中で、狩猟をするとなると最後は命をいただくことになります。今回は最終段階の加工される段階を学びました。一つ一つの命を大切にもう一度、自分達が学習を見つめ直すことができた研修だったと思います。

お知らせ 矢山岳植物調査④

 今回は調査と言うよりは採取をメインに行ってきました喜ぶ・デレそれはなぜか??矢山岳の植物の標本を作るためです!!前回、ピックアップした植物の中から10種類ほど選び、採取を行いました。

 そして、学校に戻り、1枚1枚丁寧に新聞紙に挟み乾燥させていきますにっこり約1ヶ月ほど乾燥させて完成となりますにっこり週1回程度、新聞紙を交換し、カビが生えないように管理をしていきます!!!

 

*10月上旬とは違った植物たちが咲いていましたキラキラ(左写真はツルニンジン)

 

 

了解 罠設置講習会

 講師にくまもと☆農家ハンターの稲葉様を招き、箱罠の設置講習会を行いました!!

 はじめに、ICTやIoT機器(カメラ)を使った狩猟方法について講義をしていただきましたにっこりICTやIoT機器を使うことで、見回り時間の削減、獣の動きを観察し、効果的な防除に繋がることを教えていただきました喜ぶ・デレ

 その後、箱罠の設置を行いましたにっこり前回、設置場所を決めていたので、スムーズに行うことができました興奮・ヤッター!

 設置後に、カメラを設置して今回の講習会は終了しました!!これまでも、カメラでシカやイノシシの観察は行ってきました。そのデータを使って出没頻度の多い場所に設置したので、捕獲できると思います!!!

*今回は森の中で授業をしました喜ぶ・デレ泉分校ならではの授業だったと思います!!!

  

 

 

 

 

 

急ぎ 養魚槽ビニール張り

 養魚槽にビニールを張りました喜ぶ・デレ

 気温も下がり、水温も下がってくるので、どうにかできないものかと思いビニールを張ってみることにしました苦笑い暑くもなく、風もなく設置するには絶好のタイミングでした晴れ初めての実習内容でしたが、無事に終了することができました!!!

 どんな結果が出るか観察していきたいと思います!!!

 

 

 

グループ 罠設置に向けて

 10月19日に行う罠設置講習会に向けて事前調査を行いました。

 どこに罠を仕掛けると捕獲することができるのか??設置する罠の向きは大丈夫か??捕獲できても搬出はできるのか??など考えることが山ほどあります。

 そこで、急遽、くまもと☆農家ハンターの稲葉様が来てくださり、指導をしてくださることになりました興奮・ヤッター!私たちでは気づかない細かな部分を指導してくださり、なんとか設置場所を決めることができました!!!お忙しい中指導してくださり、本当にありがとうございました我慢

 月曜日はスムーズに罠を設置できるように頑張りたいと思います!!!

 

 

 

まる カメラのチェック

 久しぶりに定点カメラの報告をします!!8月下旬から観察ができていませんでした汗・焦る

 バッテリーが切れて画像が残っていないかも・・・と思い確認しました困る

 幸運にも10月までばっちり撮影できていました!!!

 早速確認すると、3~7月よりもあきらかに撮影されるシカの頭数が増えています!!発情や出産、餌など関係しているのかもしれませんね。

 画像、周囲の環境も含めて考察し、原因を突き止めていきたいと思います!!!

  

 

花丸 くくり罠の組み立て

 3年生の授業でくくり罠の組み立てを行いました。今回組み立てた罠は「笠松式くくり罠」で、①落とし、②ワイヤー、③バネ、④パイプを組み合わせた罠です。落としの部分を踏むと、ワイヤーが足に巻き付き身動きを封じ捕獲する仕組みとなっています。

 

①落とし(板を踏むとワイヤーが足に巻き付く)

②ワイヤー(足に巻き付く部分と逃げないように樹木に巻き付けるために使用)

③バネ(落としを踏んだ際にワイヤーが足に巻き付くための力を生み出す)

④パイプ(バネを収納し力を発生させる)

 それぞれのパーツを組み合わせると完成ですピース

 完成した罠が、どのように作動するか実際に確かめてみました!!

 落としを踏んだ瞬間、ワイヤーがすぐに巻き付き、成功です花丸

 初めて、くくり罠を組み立てましたが、1時間程で完成しました。バネをパイプに収納する際に力がいり大変でしたが、私たちでも組み立てることができました!!次は現場へ実際に仕掛けてみたいと思います喜ぶ・デレ

 

 

 

お知らせ 鳥獣被害の現地視察

 10月6日(火)、泉分校で取り組んでいる鳥獣被害対策活動の一環で、八代工業高校の機械科3年生と合同で植林後の鳥獣被害の現地見学会を行いましたにっこり

 現場を知ることが対策に必要!!!ということで、普段の授業でも山に入り、シカやイノシシによる食害の観察は行ってきました。

 しかし今回、改めて被害を確認してみましたが、シカの被害はかなり大きいことに驚きました汗・焦る一緒に観察を行った、八代工業高校の生徒のみなさんも同じようなことを感じていたようでした汗・焦る

 また、今回の観察会を行い、泉分校の活動がちょっとずつではありますが、地域に広がっていることを感じることもできました。それは、観察会の新聞記事を見た、近隣の方からの励ましの言葉!!また、同じように鳥獣被害に苦しんでいる農林業従事者の方(阿蘇地域)から活動へのアドバイスをいただくことができたからですキラキラ

 私たちの活動が、少しでも熊本県の農林業従事者の力になればと思っています!!!

 被害を減らせるようにこれからも活動を続けていきます!!!

鳥獣ではないが、自然災害による被害

八代工業高校との合同観察会Ⅰ

八代工業高校との合同観察会Ⅱ

現地見学に向けての班ミーティング

成長点の食害

ドローン研修Ⅰ

ドローン研修Ⅱ

全体で写真撮影

晴れ 矢山岳植物調査③

 3回目の調査を行ってきました。前回前々回は登山道入り口の植物を調査しましたが、今回は中腹の植物を調査しました!!!

 昨年の3年生が残してくれたデータをもとにクソニンジン、ボロボロノキ、アカササゲ(薬用植物、希少植物)を探しましたにっこり

 しかし、今回は見つけることができませんでした汗・焦る

 目的とした植物は探し出すことはできませんでしたが、他の魅力的な植物を沢山見つけることができました!!今回はその一部を紹介したいと思います!!!

お知らせ 矢山岳植物調査②

 金曜日の課題研究の時間に矢山岳の植物観察を行ってきました。

 前回6月に一度行いましたが、季節が変われば植物の様子も変わっており、登山道入り口に一面に広がっていたユキノシタの花もなくなり、代わりにヌマダイコンやミズヒキの花が咲いていました3ツ星

 季節が違えば同じ山とは思えない雰囲気でしたピース今回は時間の都合上、入り口付近の散策でしたので、次はもう少し上まで行ってみます!!!

 

ミズヒキ

*赤く小さな花のつぼみがある。見えづらいが、葉に部位の模様があるのも特徴。

ヌマダイコン

*6月は花が咲いてなく、どれがヌマダイコンか分からなかったが、今回は綺麗な白い花が咲いていた!!

 

ピース ユズヤマメ官能検査

 ユズ飼料を給餌してきたヤマメの官能検査(食味)を行ないました。

 「A:対照区(市販飼料)」と「B:ユズ飼料区」の食べ比べによる調査(①生臭さ。②ユズの香り。③ユズの風味(味)について)を実施しました(9人)。

 結果!!!

 ①生臭さについては「B:ユズ飼料区」は魚特有の臭みが抑えられているという解答が8人/9人得ることができました3ツ星

 ②ユズの香りについては9人/9人感じることができなかったという結果でした汗・焦る

 ③ユズの風味(味)については9人/9人、対照区とユズ飼料区ではっきりと違いがあると解答し、「B:ユズ飼料区」の方が後味がさっぱりで、柑橘の香りを感じたと答えてくれました!!

 昨年の11月に実施した検査では違いはほどんど出ませんでしたが、今回は大きく違いが出たので、大変驚いています喜ぶ・デレ

 水温、繁殖時期、サイズなどが香気成分の移行には関係していると考えています。サンプリングもしてありますので、専門機関へ分析を依頼して科学的に実証を進めて行きたいと思います喜ぶ・デレ

 

 

 

 

会議・研修 ヤマメの消化器官の解説

 3年生の「森を活かす」の授業でヤマメを解剖し、消化器官の観察を行いました喜ぶ・デレ消化吸収には水温が関係していおり、胃と腸の残留物の調査を行いました。

 事前の学習をもとに、摂食してから24時間ほど経過していたので、腸に50%ほどの残留物が残っていると予想ニヒヒ

 実際に胃と腸を開いてみると?!

 1匹目:胃の中 空。腸の中 残留物あり。

 2匹目:胃の中 残留物あり。腸の中 残留物あり。

 3匹目:胃の中 少し残留物あり。腸の中 残留物あり。

*胃の残留物調査

 予想では全て胃は空っぽで腸にのみ残留していると思いましたが、そうではありませんでした。やはり、その時々の環境、魚のサイズで変化していくのでしょう我慢別な時期に再度調査をしてみたいと思います興奮・ヤッター!

 最後は3密に注意しながらおいしくいただきました喜ぶ・デレ

 

 

キラキラ ユズヤマメの餌作り

 久しぶりのユズヤマメの餌を作りました喜ぶ・デレ約一年ぶりの餌作りでしたが、手際もよく、あっという間に作り終えましたニヒヒ(手で丸めるチネリから、伸ばして細かく切る方法に変えましたキラキラ)これから、ユズ飼料を給餌していきたいと思いますにっこり