タグ:ユズヤマメ
この粉は何だ??
皆さんはこれが何か分かりますか 土??何かわからん??
答えはイノシシの粉です。
食用にできないイノシシを、肥料もしくは飼料として利用するために粉にします。この粉はくまもと☆農家ハンターの稲葉様に提供していただき、泉分校ではヤマメの餌としての利用を考えています。
飼料として利用するために、粒の大きな物や分解しきれなかった異物を取り除くために、ふるいにかけ選別を行いましたイノシシの粉と聞くと「臭いがきついのでは??」「ちょっと抵抗感があるな」など思うかもしれません。しかし、思ったほど臭いもなく、粉も乾燥していました!!
これから、飼料に活用し、ヤマメへの本格的な給餌実験を行っていきます!!!
第11回まなびフェスタ代替イベントについて
毎年12月上旬に八代市千丁町で行われている、「まなびフェスタ八代」に参加してきました!!
今年度は、新型コロナ感染症拡大防止の観点から、展示のみの開催となってしまいました
泉分校からも3年生の課題研究、「木工班」が作製した学校名プレート、「自然研究班」が作製した矢山岳植物標本。ウッドクラフトで作製した様々な木工製品。プロジェクト学習で取り組んでいるユズヤマメの研究報告。などなど、泉分校の沢山の学びを展示してきました!!!
来場された方も、興味津々に見ておられ、特に学校名プレートについては、「機械が作ったようだ!!」「とてもきれい!!」などとても驚かれていました。
12月14日まで八代市公民館ホワイエ(千丁町)に展示されていますので、是非足を運んでご覧になっていただけたらと思います!!!
養魚槽ビニール張り
養魚槽にビニールを張りました
気温も下がり、水温も下がってくるので、どうにかできないものかと思いビニールを張ってみることにしました暑くもなく、風もなく設置するには絶好のタイミングでした初めての実習内容でしたが、無事に終了することができました!!!
どんな結果が出るか観察していきたいと思います!!!
ユズヤマメ官能検査
ユズ飼料を給餌してきたヤマメの官能検査(食味)を行ないました。
「A:対照区(市販飼料)」と「B:ユズ飼料区」の食べ比べによる調査(①生臭さ。②ユズの香り。③ユズの風味(味)について)を実施しました(9人)。
結果!!!
①生臭さについては「B:ユズ飼料区」は魚特有の臭みが抑えられているという解答が8人/9人得ることができました
②ユズの香りについては9人/9人感じることができなかったという結果でした
③ユズの風味(味)については9人/9人、対照区とユズ飼料区ではっきりと違いがあると解答し、「B:ユズ飼料区」の方が後味がさっぱりで、柑橘の香りを感じたと答えてくれました!!
昨年の11月に実施した検査では違いはほどんど出ませんでしたが、今回は大きく違いが出たので、大変驚いています
水温、繁殖時期、サイズなどが香気成分の移行には関係していると考えています。サンプリングもしてありますので、専門機関へ分析を依頼して科学的に実証を進めて行きたいと思います
夏の様子
猛暑が続き、分校も暑い日が続いています
養魚槽のヤマメたちも暑さをしのぐために日陰に隠れています
しかし、人影を感じたのか、パチャパチャと飛び跳ね、餌をねだってくるではありませんか夏ばてすることなく元気に生活しており安心した限りです
泉分校の裏の川も晴れが続き、水温が上がったのか、コケが生え始め夏模様に変化してきてます夏の暑い時期は川に行って、暑さを吹き飛ばしてください!!!
*ただし、水難事故には気をつけて!!遊泳禁止区域では遊泳しないこと!!
水源の様子
大雨の影響か、養魚槽の水の出が悪くなっていました。
一度、確認しに行きたかったのですが、川の増水もあり、実行できていませんでした
昨日、今日と久しぶりの晴れも続き、川も少し落ち着き、確認に行くことができました
水源に行くと、養魚槽へ水を送るためのタンクの上に土砂が山積追加で設置したパイプも流されるそれは水が少なくなるはずです
土砂を捨て、パイプを設置し復旧を完了することができました!!!養魚槽の水もいつも通りに戻すことができました!!
ユズヤマメの餌作り
久しぶりのユズヤマメの餌を作りました約一年ぶりの餌作りでしたが、手際もよく、あっという間に作り終えました(手で丸めるチネリから、伸ばして細かく切る方法に変えました)これから、ユズ飼料を給餌していきたいと思います
ヤマメの体重・体長測定
ヤマメの体重・体長測定を行いました。平均して20cmほどの大きさになっており、昨年よりは小さめでした。3年生ともあり、テキパキ動き、ヤマメにもストレスを与えることなく終えることができました。これから、ユズを添加飼料を給餌していきたいと思います。
ヤマメのお引っ越し
養魚槽の改造も終わりヤマメの移動を行いました
ヤマメたちも命の危機を感じるのか必死で逃げるので捕まえるのに大変だったようです
無事に移動し終えると仲良く、角に集まってましたこれからの生活について会議をしていたのかもしれませんねこれからの実験に向けて管理を頑張っていきましょう
養魚槽改造3
養魚槽の網の設置が完了しました。これから水をため、実験を行っていきたいと思います!!!
今回は下、横の隙間をきれいに網で塞いでいるので逃げないはず!!!まずは2~3匹入れてみて様子を見たいと思います
養魚槽改造2
前回養魚槽の柵を改造しました。今回は、産卵をコントロールするために使う電灯のタイマー部分を新たに付けました。タイマーを設置したことで、作業の効率化ができました。地味な部分の改造でしたが、新学期の授業で一度見てください!!*オレンジで丸く囲ってあるところです
養魚槽仕切りの改良
養魚槽の仕切りを新しい物にするために改良を進めています。これまでの仕切りでは、隙間があったり、網がずれたりすることがありました。そこで今回は、直管パイプを溶接する方法にかえました。
次回設置してみて仕切りがうまくいっているか確かめていきます。
就農・林業担い手検討委員会
2月21日(金)、「就農・林業担い手検討委員会」が行われました。
泉分校の1年間の取り組みを外部の方々に聞いてもらい、様々な意見を頂きました。その中で、泉分校の生徒が取り組んできた、ユズヤマメ研究・鳥獣害対策についてのプロジェクト発表を行いました。
引き続き、研究を頑張って欲しいという励ましのお言葉を頂きました。泉町に貢献できるように研究を続けていきます!!
3年生! 課題研究発表会!!
1・2年生や多くの先生方が興味津々で見守る中、3年生の課題研究発表会を行いました。
3年生は、1学期から「秋の矢山岳おにぎり大作戦2019」のイベントに向けて、自然研究班・遊び研究班・食研究班の3つの班に分かれて活動してきました。イベントの反省を踏まえ、研究を通して学んだことや、見えてきた新たな課題などをスライドにまとめて発表しました。
「来年度は、私たちが主体となって取り組んでいくことになる」、2年生にはその自覚がすでにあるようで、3年生の発表を聞いてはメモをとったり、発表後には積極的に質問をしていました。
3年生も先輩として、そんな後輩たちの思いに答えようと、質問に丁寧に答えていました。イベント当日はあいにくの雨で、矢山岳に登る機会が無くなり、準備してきたことを思う存分発揮できませんでした。それでも、発表では前向きな意見を述べ、後輩たちへの期待も伝わってきました。
課題研究やイベントを通して気付いた泉町という地域の魅力や、学校と地域が連携した取組みの重要性。卒業後、それぞれの道に進んでも、ずっと忘れないでいてほしいものです。
3年生の皆さん、本当にお疲れ様でした!!
新八代駅広報活動
明けましておめでとうございます!!今年もよろしくお願いします。遅くなりましたが、今年最初の投稿です!!
12月26日(木)に新八代駅で泉町の観光PRを行いました。泉町の季節の写真、泉分校の研究活動を展示しました。駅を利用される方には、パンフレットと桜の木で作った箸置きをプレゼントしました。普段は話かけるのが苦手な生徒も、頑張って話しかけていました!!1月14日まで新八代駅に展示してありますので是非見に行ってください!!
「ヤマメのひらき」を作りました!!
ユズヤマメの実験の延長で加工品の開発を行っていますその一環でひらきを作ることにしました。
ヤマメのぬめりを取るために塩で揉んで臭みを取り、半分に開きます。その後、40分塩に浸し、洗い流して完成です!!
その後、3日干し!!!いざ、実食!!!塩が少し濃かったようでしたが、塩焼きとはまた違う食感でおいしかったです。郷土料理講習会で分校に来られていた高尾先生にも試食をしてもらいました。「初めて食べたけど、この方法もありかもですね!!」と前向きな意見を頂きました
もっとおいしいひらきをつくれるように頑張ります
泉町文化祭
11月10日(日)泉町の文化祭に参加してきました。今年は泉町と泉小中学校合同文化祭ということで多く方が参加されていました。小中学生の発表からおじさん達のバンドなど様々な発表があり大変盛り上がりました!!
泉分校からは、意見発表とプロジェクト発表を行ってきました。分校の活動を泉町の方々に知ってもらうことができ良い機会だったと思います。泉町の活性化に向けて頑張りたいと思います!!また、第1回あいさつ標語優秀作品の表彰も受けました。
ユズヤマメ電灯を付ける!!
先日、幼魚を迎え新たな研究へ向けて準備をスタートしました。その時、幼魚を分けていただいた松岡さんから気になる一言が・・・
「このまま行くと11月には産卵して、死んでしまうかもしれんなぁ」とのこと。
「えぇ~!!」と焦る気持ちに。
どうしたら11月下旬まで伸ばすことができるのか尋ねました。すると電照をして日照時間を長くすると産卵時期を延ばすことができることを教えていただきました。
これから半月ほど、電照を行って最後の実験を行いたいと思います!!
新たなヤマメが来ました!!
新しい実験に向けて新たにヤマメの幼魚を準備しました。ヤマメは五家荘でヤマメ養殖業を営んでいらっしゃる松岡さんのご厚意で頂きました。これから、地域のヤマメ養殖業の力になれるように実験を頑張ります!
養魚槽の網の設置!!
新しい実験の準備で養魚槽の網を新しい物に換えました
10~15cmの幼魚を使用するため今ままで使用していた物では網目が大きいため、区画を仕切ることができません
そこで・・・今回は住宅用の網戸を使用することにしました来週の月曜日に幼魚が来るので隙間がないよう調整します!!
ヤマメのお引っ越し
ユズヤマメ飼料作成!!
ユズヤマメの飼料を作りました。3月の下旬からユズを混ぜた飼料を給餌しています。時間短縮で今回は石臼と木槌で砕くことで、より速く砕くことができました。また、ユズ入り飼料を食べやすいように小さく丸めました。根気のいる内容で、何かの伝説に向かって頑張っているように見えました。
第2回認定式「全国農業高校アクション大賞」
11月10日(土)大丸東京店にて「全国高校生農業アクション大賞第2回認定式」が行なわれました。泉分校からは代表生徒1名(杉本拓海:発案者)が参加し、認定証書と助成金をいただきました。また来賓として尾木直樹氏、川瀬良子氏が参加され、これからの研究活動にエールを贈られました。これから分校では本格的爽やかフィッシュ「ユズを餌にしたヤマメ研究」に取り組みます。
フルーツ魚・鳥獣害対策研修
フルーツ魚・鳥獣害対策研修で「宮川洋蘭」「熊本県水産研究センター」に訪問してきました。
午前中に「宮川洋蘭」を訪れ、宮川将人さんからくまもと☆農家ハンターの活動について話をしてもらいました。くまもと☆農家ハンターの活動意義や活動内容ないようについて学ぶことができました。今後の分校での鳥獣害対策に関する活動の参考にしていきたいと思いました。
午後からは「水産研究センター」で柑橘ブリの研究について食品科学研究部の斉藤剛さんに説明をしてもらいました。その中で、ユズヤマメへの応用について様々なアドバイスを頂くことができました。その後、実際に柑橘養殖ブリと普通養殖ブリの食味試験を行いました。食してみると、柑橘の香りが口の中に広がりフルーツ魚がどんなものか知ることができ大変勉強になりました。
第二回全国高校生農業アクション大賞の支援決定
第二回全国高校生農業アクション大賞の支援15校に決定しました。全国高校生農業アクション大賞とは何か??
農業高校の生徒グループによる農や食に関するプロジェクトや課題研究を支援・顕彰を行い、第6次産業化の推進など多様なテーマで、地域と連携した高校生たちの実地学習を奨励し、優れた事例の顕彰を通して、農業をはじめ第1次産業の振興に貢献を目的に、毎日新聞社と全国農業協同組合中央会の主催による取り組みです。
本校からは「ヤマメとユズを使ったフルーツ魚」の取り組みを3年計画で研究を勧めていく予定です。
全国高校生農業アクション大賞HP
https://www.mainichi.co.jp/event/nou-act/about.html