本日(8月24日(月))、熊本県土木部より県内の書道部に依頼のあった応急仮設住宅団地「みんなの家」(集会場・談話室)に掲げられる表札看板に本校書道部員が揮毫しました。この表札看板は、山江村中央グラウンド仮設住宅の談話室に掲げられるもので、揮毫にあたり県土木部の方から看板にふさわしいしっかりとした木材が本校に届けられました。
今回、表札看板に揮毫したのは、この看板が掲げられる山江村出身の書道部員谷口さん(3年総合農業科)です。3年生として進路活動に専念している合間を縫ってこの日のために練習を重ね、自分が住んでいる地域の仮設住宅に掲げられることもあり「山江村の被災された方々に元気を届けたい」という思いを一心に込めて看板に一文字ずつ丁寧にしたためていました。
この揮毫にあたっては、被災地にある高校の書道部員が揮毫するということで、当日はテレビ局や新聞社、地元メディアなど多くの方々に取材に訪れていただきました。記者の方々による谷口さんや書道部顧問の土肥先生へのインタビューがおこなわれたり、看板を掲げての写真撮影などがありました。
県南部を中心に甚大な被害を及ぼしたこの豪雨で被災された方々の、一日でも早い生活再建を願って一生懸命書き上げてくれました。この表札看板はまさに仮設住宅の「顔」として、この場所でこれから復旧・復興に向かわれる被災された地元の方々に少しでも元気を与えられるものとなればと思います。
なお、この看板は、このあと裏面に谷口さんを含めた全書道部員から被災された方々へのメッセージが記されて完成となります。これから完成に向けてメッセージ書きをおこないます。
今回の揮毫の様子は近日中に放映または記事として掲載される予定です。是非御覧いただければと思います。
これからも書道部への応援よろしくお願いします。