SPH 学校全体の動き

SPH活動報告

・SPH研究実施責任者及び担当者会 (2018/4/5)

・SPH研究実施責任者及び担当者会   (2018/4/5)
4月5日(木)SPH研究実施責任者及び担当者会を行いました。
①平成30年度のSPH事業計画書の確認、②定性評価と定量評価、③15の研究項目、④SPH会計について、会計処理や予算執行における留意点を確認しあいました。


・SPH(研修)部会 【SPH】 (2018/4/4)

・SPH(研修)部会 【SPH】   (2018/4/4)
4月4日(水)本年度最初のSPH(研修)部会を開催。
全体説明の後、【生徒研究委員】、【総務企画】、【広報・記録】、【会議運営】、【効果測定・検証】、【成果報告】、【会計処理】の各部に分かれ打合せを行いました。







・空き家・空き部屋を活用した新しい農泊ビジネス交流会【SPH】 (2018/2/15)

・空き家・空き部屋を活用した新しい農泊ビジネス交流会【SPH】  (2018/2/15)
2月15日(木)あさぎり町「リュウキンカの郷」で、空き家・空き部屋を活用した新しい農泊ビジネス交流会が行われました。人吉球磨グリーンツーリズム推進協議会主催。
東洋大学 社会学部教授の青木辰司さんの講演「人吉球磨の農泊推進を今こそ!」
(株)百戦錬磨マネージャー 小澤正寛さんの講演「『農泊』を取り巻く情勢と開業方法」
岩手県東野の取組=多良木町地域おこし協力隊 宗像星磨さん
実践事例=ゆうがの社 宮本雅伸さん(多良木町)
実践事例=つばき坂 上井信子さん(人吉市)
実践事例=かちゃリンクやまえ 本山民子さん(山江村)
SPHの地方創生や科目「グリーンライフ」への教材化の参考になります。

東洋大学 社会学部教授の青木辰司さんの講演「人吉球磨の農泊推進を今こそ!」

(株)百戦錬磨マネージャー 小澤正寛さんの講演「『農泊』を取り巻く情勢と開業方法」


多良木町地域おこし協力隊 宗像星磨さん

・SPH第2回運営指導委員会兼第4回研究推進委員会 (2017/12/21)

・SPH第2回運営指導委員会兼第4回研究推進委員会 (2017/12/21)
12月21日(木)SPH2年次研究成果報告会の後、SPH第2回運営指導委員会兼第4回研究推進委員会を開催しました。
主な内容は次のとおり。(「→」は、南稜高校側の回答)

○企業には、管理と改善がある。南稜高校でも改善を繰り返しながら行うことで、ほかの学校に比べて特別なものになる。そのことにより去年より今年、今年より来年とよくなっていく。→学校現場でも、我々職員は基本的には改善を意識している。

○モチベーションが一番大事だと思っている。生徒から実践形式で行っているのでモチベーションが上がったと言っていたことが印象に残った。地域に残るかという問に対して3,4割の生徒がハイと答えた。これは非常に良い方向に向かっている。
残りたいと思わない7割の生徒へは、個々の取り組みが必要ではないか。何らかの形で生徒と一緒に取り組みたい。

○評価に関して、ごちゃごちゃしている。簡単な評価も重要。そのことで変化がわかりやすくする。SPHは3年で終わりではない。卒業後地域に残り、後輩たちとコラボすることも大事である。

○いろいろな経験をすることが大事。学校教育といいう枠組みにとらわれない。いろんなところに農業に接する情報がある。(例:カンブリア宮殿)そういう枠を取っ払って考えることがこれから学校の中で必要になってくる。

○実際に行っていて成果が出ているという実感はあるか。
→最初に比べて、研修後、たくさんの質問が出てくるようになった。様々なものを作った後に、「どのように売るのか」などの話が自然と出るようになった。

○授業参観の頃と比べるとモチベーションが上がっていると感じた。園芸科学科の3つのテーマはすべての生徒が全部のテーマについて関わっているのか。
→3つあるのは地域性を見たときに取り組むことが多いと感じているため、3つのテーマを設定している。5番のテーマはGAPについて野菜を通して考える。グラジオラスについては草花の生徒のみ。アボカドは果樹をとっている全生徒。複雑だが一人二つほどのテーマに関わっている。

○クラウドファウンディングに失敗した生徒が振り返ってもう一度チャレンジしたいと思っていることは重要なこと。共進会の生徒は牛が好きだということが十分感じた。ほかの生徒を巻き込みたいという発言がよいと思った。新たな評価についても続けていき発展していただければと思う。うまくいくこと、課題であることについて教えていただきたい。
→全体の部分については外部、教員について実施した後にあげていきたい。
→全体にはポートフォリオ評価を導入。これまでどのように変化してきたのかを評価する。振り返ってみることができる。ポートフォリオについてはまだまだ勉強中。これをどう評価につなげていくのかが難しい。生徒に理解させて実践することも難しい。きちんと記録をとるように指導している。運用が難しい。

○ポートフォリオは、ファイルのように保存していくものだが、難しい。数値化するというよりは生徒自身が見直すことで変化に気づ区だけでもよい。数値化できない部分について活用してほしい。
→ポートフォリオについても活用している。全体の行程の中の何をしているのかがわかりやすくなっている。無理に評価しなくていいということがわかりよかった。

○南稜高校はポートフォリオを実践していて子供の振り返り、指導の振り返りに役立つ。今やっていることを積み上げていってほしい。

○先生方の苦悩がにじみ出ていて胸につかえるものがある。非常に生徒らしいはきはきとしたものがあった。SPHの15のテーマはすべて期待される結果は出ないと思うが、教える側がすこしずつ変わってきている。教える側が変われば教わる側も変わる。南稜高校を卒業して外へ出てからまた戻ってくるというのが理想。
この取り組み自体はすごくよいと感じた。
○生徒の変化が出てきた理由はなんだと思うか。
→南稜就農塾を担当していて、「挫折する体験」が生徒をさらに向上させているのではないか。