2016年9月の記事一覧
環境白書を読む会
1 概要
平成28年度版環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書について、テーマやねらいなどを環境省職員に直接解説を行っていただきました。
また、循環型社会形成をテーマに国・県・市(水俣市)がどのような目的・背景で政策に取り組んでいるかについて、それぞれの担当者に説明していただき、一般参加の方を含めて意見交換をし、最後はグループごとに持続社会・循環型社会を地域で加速させるためのメッセージを検討して発表を行いました。
2 参加者
(1)水俣高校生1学年
(2)一般参加者 約30名
3 会次第
第1部 白書を読む会
(1)白書の全体構成、環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書の概要について説明
(2)事前質問への回答および質疑応答
第2部
(1)国・県・市による環境政策意見交換会
一つのテーマ(循環型社会形成)を柱にして、自分たちの身近な環境問題について国(環境省職員)・県・市のそれぞれがどのような目的で政策を行っているか等について、実際の担当者が話をすることで、国・県・市の役割の違い等も含め、国等の取組について学ぶ。
(2)グループワーク
グループごとに、持続社会・循環型社会を地域で加速させるためのメッセージを検討・発表
リバネスSGH講演会
東海大学SGH講演会
東海大学基盤工学部電気電子情報工学科主任教授の村上祐治氏を講師に迎え、ご講演をいただきました。
「グローバル化と情報技術の進展について」という演題で、グローバル化が世界へもたらす影響や、英語の重要性などについてお話をいただきました。
東京大学大学院留学生との交流
1 概要
東京大学大学院新領域創成科学研究科サスティナビリティ学グローバルリーダー養成大学院プログラムは、その教育の一環として、これまで2回(平成23年、24年)、水俣病問題を取り上げ、現地でのフィールドワーク等を行っています(東京大学大学院「水俣ユニット」)。
平成26年度は、平成27年2月27日~3月4日に、学生・教職員併せて12名(うち外国人9名)が水俣を訪問し、3月2日に、3時間にわたって、環境問題について、本校生徒とのディスカッションをしました。(生徒による英語でのプレゼンテーション、テーマ別のグループディスカッション、全体意見交換等)
今年度は本校がスーパーグローバルハイスクールに指定されたこともあり、SGH事業の一環である「水俣actⅡ」における東京大学との連携事業において、当大学留学生と「持続可能」をキーワードに英語による交流を計画しました。
この交流では、東京大学大学院留学生との英語による交流を通して、芦北水俣に住む若者(=高校生)が、どのような課題意識を持って水俣を見ているか、水俣を多角的に分析し、発信・伝達する能力を養うとともに、英語で交流することで、英語をツールとしたコミュニケーション能力を向上させる目的で実施しました。
2 会次第
第1部 発表
(1)本校2学年生徒からの発表
「水俣高校の環境への取組」※ゴミ分別を含む
(2)留学生側からテーマに沿った自国の紹介
「経済成長と環境汚染」「生物多様性と外来種の問題」
第2部 班別協議
3グループ構成(①留学生2:本校生徒4、②2:4、③3:3)
テーマに沿ったディスカッション
第3部 懇親会
自国の料理文化を紹介しながらの懇親会
3 ディスカッションテーマ「環境と食」「持続可能と食」
(1)virtual water、カーボンフットプリント
(2)フェアトレード・トレーサビリティ
(3)食文化・特産品
第2部
第3部
サクラサイエンス事業(フィリピン大学留学生との交流)
熊本大学薬学部が主催する「サクラサイエンス事業」において、フィリピン大学からの留学生との英語による交流を通して、芦北水俣に住む若者(=高校生)が、どのような課題意識を持って水俣を見ているか、水俣を多角的に分析し、発信・伝達する能力を養うとともに、英語で交流することで、英語をツールとしたコミュニケーション能力を向上させる目的として実施しました。
はじめに、本校生徒による学校の環境問題への取組について発表し、それに続いて留学生より水・土・大気の環境問題およびそれに対する取組についてそれぞれ発表を行いました。その後、3グループに分かれて、(1)高校・大学の環境への取組、(2)地方自治体・過程の環境への取組、(3)地域の水産・魚介類および生態系維持のための取組、をテーマとしてそれぞれの班で協議し、1枚の紙にまとめプレゼンテーションを行いました。