給食室より

R7 給食の様子

10月の給食様子

 10月から少しずつ肌寒くなり、温かい料理が恋しくなる季節になってきました。

10月10日は目の愛護デーということで、目の健康に良いとされる食材を使った献立にしてみました。

「ごはん、ほうれん草スープ、チキン南蛮」でした。

チキン南蛮は子供たちに大人気で、「私の誕生日の給食はチキン南蛮にして!」という声もありました。

ほうれん草スープのほうれん草には「ルテイン」、にんじんには「ビタミンA」、チキン南蛮の鶏肉には「ビタミンB群」といった目に良いとされる栄養素が多く含まれています。

ご家庭でも目に良い食べ物を積極的に食べていただきたいです。

 

10月31日のメニューは

「ごはん、野菜スープ、かぼちゃコロッケ、根菜とハムのサラダ、ひとくちハロウィンゼリー」でした。

かぼちゃコロッケが好評でした☆

 

今後も安心・安全でおいしい給食を提供していきます!

 

9月の給食様子

給食は、学校給食法により栄養摂取基準が定められています。

食事状況調査によると、男子・女子ともに鉄の目標量に届いていないことが多く、

摂取に心がけることが求められています。

給食では鉄摂取のために、レバーやこまつな、ほうれん草やひじき、大豆製品など

を活用するとともに、子供たちにも摂取の必要性について指導しています。

9月12日の給食メニューは、鉄ちゃんごはん、ビーフン汁、カルちゃんサラダ、ヤクルトで

した。

ひじきやサラダに入っているこまつな、ほうれん草、大豆が鉄の多い食材でした。

 

 

9月19日のふるさとくまさんデー(地産地消)は、山鹿地域の郷土料理でした。

メニューは、つなひきよいしょ、郷土料理「豆腐汁」、栗コロッケ、茶の香り和えでした。

豆腐汁は豆腐を三角に切るのが特徴で、昔からお祝い事などの日に食べられているそうです。

つなひきよいしょは、大豆と小豆の混ぜご飯おこわです。「二つの山が綱引きをする」という地域に伝わる民話をもとに山鹿市の調理員さんが考えられた給食メニューなんだそうです。

 

給食では、熊本で採れた野菜を中心に、旬の食材を豊富に取り入れています。

旬の野菜は栄養価が高く、季節に合った身体づくりのサポートをしてくれるので、ぜひ学校でもご家庭でも積極的に食べてもらいたいです。

 

7月の給食の様子

本校では、各地の郷土料理を紹介しています。

7月1日は、富士山の山開きに関連して、山梨県の味巡りでした。

メニューは、麦ごはん、かぼちゃほうとう、サーモンフライ、じゃがいもとひじきの煮物、ひとくちモモゼリー、牛乳でした。

「ほうとう」は山梨県民のソウルフード。小麦粉を練った太い麺とかぼちゃなどの野菜を、みそで煮込んだ料理です。

「じゃがいもとひじきの煮物」は山の幸の新じゃがいもと海の幸のひじきを食べることで、富士山登山の安全と無事、暑い夏の健康を祈願するというもので、今でも伝統的な家庭料理として受け継がれています。

また、7月7日は七夕の行事食でした!

メニューは、ごはん、七夕そうめん汁、お星さまコロッケ、チーズサラダ、ひとくち七夕ゼリー、牛乳でした。

七夕は別名、星まつりとも呼ばれていることから、この日はどのメニューにも星を散りばめました。

校長先生からは「私の給食人生の中で、星の数は間違いなくNo.1でした!」と感想をいただきましたよ。

 そして、7月16日は、給食がみなさんの楽しい時間になるようにと、あげパンを計画しました♪

メニューは、あげパン、シーフードスープ、ゴーヤ入りビタミンサラダ、牛乳でした。

子供たちからは「あげパンめっちゃうまかった」、「前日から楽しみにしていました!」、「あげパンのきなこが苦手で無理かもと思ったけど食べたらおいしかった」、「家ではゴーヤは食べないけど給食のゴーヤは食べた!」などの感想がありましたよ♡

みなさんの味覚が広がるように、給食では多様な食材を使うようにしています。

栄養教諭として、みなさんのチャレンジする姿がとてもうれしいです!

今週末からはいよいよ、夏季休業に入りますね。期間中も「早寝 早起き 朝ごはん」の生活習慣を保って、元気な姿で2学期お会いしましょう♪

6月の給食の様子

6月は食育月間でした。

食育の認知度を高めるため、給食メニューもいつよりパワーアップしてお届けしました。

4日は給食としては3年ぶり!旬の果物「スイカ」をデザートとして提供しました。

メニューは、こくとうパン、やきそば、にんじんツナサラダ、スイカ、牛乳でした。

特に「スイカ」は「シャリシャリしてる」、「甘い」、「熊本のスイカの旬は早いんだな~」といろいろな感想を児童生徒からもらいました。

 また、6月16日~20日は「食育推進ウィーク」と題して食にまつわるスペシャル献立を提供しました。

毎月19日は食育の日です。6月は、小学部ⅠⅡ課程と高等部Ⅲ課程のみなさんで、とうもろこしの皮むき体験をしました。5月のそらまめの皮むき体験と合わせて、校内に壁新聞を掲示しました。

 

メニューは、とうもろこしごはん、具だくさんやさいスープ、ハンバーグ&オニオンソース、牛乳でした。

給食ができあがるまでには、生産者の方々、八百屋さん(スーパー)、調理の方々などたくさんの方々が関わっていることを学びました。

私たちの住む熊本県には、おいしい食べ物があることを再確認して味わいました♪

 

そして、6月の最終日は、黒石原支援学校のPTA給食試食会でした。

 

普通食はもちろん、加工食の試食および食育講話と、貴重な時間でした。保護者の皆様にはご多用中、ご参加いただき、誠にありがとうございました。

~ 保護者アンケートより~

・子どもが小さい頃は「食べる事」に興味が少なく、それが入学し、1年生、2年生・・・と進むにつれて、6年生になった今では「完食」するまでに!!これは本当に日々の学校給食のおかげだと思っています!!

貴重なご意見いただきありがとうございます。いただいたお声は調理場とも共有しています。今後も職員一同、給食の時間および食育を大切に、児童生徒と向き合っていきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いします。

7月は、いよいよ1学期の締めくくりですね!児童生徒がパワーアップした姿を見られるのが楽しみです。

5月の給食の様子

5月は前半に大型連休がありましたね。給食では、端午の節句の行事食を準備しました。行事食とは、季節ごとの行事やお祝いの日に食べる、ちょっと特別な料理や食材のことです。

メニューは、ごはん、皐月汁、かつおフライ、ゆかり和え、よもぎだんごでした。

皐月汁はいんげん、にんじん、ごぼうと、5月の季節の野菜を入れたおつゆです。

メインは出世魚として知られているカツオのフライでしたが、カツオは「勝つ男」といわれ、よい運気を運んでくれる縁起物です。

よもぎだんごは、よもぎの生命力の強さに「家系が続く、子孫繁栄」の願いを込めて、子供へのお祝いの日となった端午の節句に、餅によもぎを練りこんで食べるようになったそうです。

また、5月14日のメニューは、「食パン&いちごジャム、そら豆のスープ、レバーとポテトのカレーソテー」でした。

児童生徒は成長期を迎えます。

その際、体液(血液)も増え、鉄が必要になるので毎月、レバー献立があります。

栄養教諭が給食時間に各クラスをまわると高校1年生の生徒が

「先生!レバー苦手だけど、今日のレバーとポテトのカレーソテーは食べられました!」と話しかけてくれました♪

最初は残そうと思ったけど、一口食べたらカレー風味もよかったし、レバーの臭みもわからなくて結局全部食べることができたそうです。

レバーが苦手な子からの太鼓判をいただき、うれしかったです♪

また、この日は、小・中学部Ⅲ課程の特別活動の時間に「そら豆のかわむき」の体験活動を行い、児童生徒がむいた「そら豆」を使用したスープでした。

かわむきをしている時、自ら手を伸ばしてそら豆をつかんで取り出したり、皮をむいたりする姿がありました。

そら豆をむく音と、青臭いにおいが好きなようで笑顔いっぱいの活動となりました。

今後も体験活動を通して子供たちに食育を伝えていきます。