Zoology/Since 1963

畜産科
畜産後継者の育成や関連産業人育成のために、牛(大家畜)、豚(肉加工)、鶏(実験動物)の3部門からなる専門教育を学びます。家畜の分娩に立ち会い、搾乳実習や産み立ての卵を集卵しながら、子牛・子豚・ヒヨコとふれあうことで「いのちの営み」を学習しています。プロジェクト学習では、有明海の色落ちノリを活用して鶏の飼料とし、通常のタマゴよりも1.5倍の栄養価を得た『ノリ海苔タマゴ黄身に夢中』を開発・販売するなどの活動も行っています。

新着情報

畜産科 NEWS

★地方創生担当大臣賞受賞★「地方創生☆政策アイデアコンテスト」2024 最終審査会(畜産科・養豚プロジェクト)

12月7日(土)地方創生☆政策アイデアコンテスト最終審査会が内閣府本府庁舎・中央合同庁舎で開催され、九州ブロック代表として本校養豚プロジェクトチームが出場しました!!

「地方創生☆政策アイデアコンテスト」は、RESASやRAIDA等を活用した地域課題の分析を踏まえた、地域を元気にする政策アイデアを募集するコンテストです。

 

「養豚ガールズによる地方創生プロジェクト」と題した発表では、県内において養豚農家が減少している現状をどうにかできないか...。そのために「くまもとの赤ブランド」としてエコフィードを与え赤豚の飼育体系を確立し、新ブランドを立ち上げ地域活性化につなげたい思いをまとめたものです。

 

 最終審査会では、高校生・中学生以下の部、大学生以上一般の部からそれぞれ地方審査(第一次・第二次審査)を勝ち上がった9グループがプレゼンテーションを行いました。視聴者アンケート結果では、アイディアが面白い25%、実現性が高い31.3%、プレゼンがすごい37.5%などの評価をいただき、審査員の方からも「地方創生のカギはまずは現状を知ってもらうことが大切。注目されることで活動の輪が広がると思います」と心強いコメントをいただきました。

今後もこの活動を続け、さらに畜産業の発展へつなげていきたいと思います!!

 

地方創生☆政策アイデアコンテスト2024 最終審査会公式HP

https://www.youtube.com/live/Wp56wgGncMw【2:12:40から本校発表場面】

 

 

 

ホルスタイン種の雌牛から褐毛和種(あか牛)の元気な子牛が誕生!!(畜産科)

 本日(10月31日)早朝、お産の予定日が過ぎた母牛が落ち着かない様子が分娩カメラに映っていました。

 この様子から、いよいよお産が始まるようです。この母牛は、10月19日お産予定日でしたが、12日遅れでのお産。無事に産んでくれるのか心配です。

 行動の変化が現れた時間から一時間余りが過ぎ、母牛は横になると胎児が少しずつ姿が見えてきました。

 朝から家畜の管理に励んでいた生徒たち立ち会いの下、午前8時10分過ぎ元気な雌の子牛が誕生しました!!

 そして誕生から約50分で子牛は立ち上がり、母牛のお乳を飲む姿が確認できました!!

待ちに待った雛(ヒナ)の飼養管理実習〔畜産科〕

 畜産科1年生では、農業と環境(飼育)の授業内で採卵鶏の一生について学んでいきます。

 今日4月26日(金)、産まれたばかりの雛約800羽が本校にやってきました。

 これから朝夕の当番実習や授業の中で雛の成長や飼育管理の方法について学んでいきます。

 

 

また、牛部門では、午前10時前に4月25日お産予定の牛から元気なオス子牛が誕生しました。

新しい命が誕生し、畜産科の農場はさらに活気に満ち溢れています♫

妊娠鑑定実習(畜産科)

 3月11日(月)午後、牛部門の実習で妊娠鑑定を実施しました。

 本日鑑定を行った乳牛は、1月26日に人工授精を実施し、授精後45日が経過した個体です。

 超音波装置を用いて子宮の様子を確認したところ、約4cm程度の大きさの胎児が確認でき、新しい命が誕生したことを皆で喜びました!!

オーストラリア(豪州)研修参加生徒による畜産アンバサダー(畜産大使)活動(畜産科)

 2月1日(木)ホテルニュープラザ久留米で開催された「令和5年度九州ブロック国際化対応営農研究会in福岡」へ参加し、昨年8月に参加した国際農業者交流協会主催「畜産ティーンプロジェクト・豪州研修」について報告しました!!

 

 畜産科2年井さんは、楽しかった豪州研修の思い出について発表し、同じく畜産科2年原田さんは、高校で経験している日本の畜産業と今回経験した豪州農業との比較や、海外での学びで将来の目標が明確になったなど、それぞれの想いを発表しました!!

 

黒毛和種「ひでこ号」「さつき号」登録検査受験!!(畜産科)

 1月29日(月)生後20ヵ月齢を過ぎた2頭の黒毛和種雌牛が登録検査を受検しました。

 登録検査とは、将来、子牛を産むにあたってその能力を点数化し、十分に満たしているか登録検査員の方に判断していただくものです。

 全国の黒毛和種雌牛の平均点が80点程度であるなか、「ひでこ号」「さつき号」とも平均を大きく上回る評価をいただきました。

 この2頭はこの春、初めての子牛をお産する予定ですので、大切に育てていきます!!

 

【畜産科】課題研究発表会

 1月19日(金)2~4限目、畜産科3年生課題研究発表会を実施しました。

 大家畜(ウシ)、食品製造(ブタ)、実験動物(トリ)の3部門から20テーマの発表があり、プレゼンを聴いた1,2年生からも活発な質問が挙がってました。

 今後、それぞれの内容は2年生に引き継がれ、そのうち数テーマが3月14日に予定されている校内プロジェクト発表会へ出場します。

 

「収穫感謝祭」当日にあらたな命が誕生!!(畜産科)

 11月10日(金)本校では実りの秋に収穫を得たことの喜びを共に分かち合い、いただく命に感謝する「収穫感謝祭」が実施されました。

 畜産科では屋内で1~3年が集まり、3年生による進行のもと畜産物を生産してくれる家畜への感謝や日頃の給餌(きゅうじ)や畜舎の清掃、搾乳実習の重要さをあらためて確認し、クラスの代表が調理してくれたカレーを会食しました。

 

 ちょうどその時間、牛舎では11月9日分娩予定の「つるひめ」が雌の子牛を出産!!

収穫感謝祭当日に生まれたのも何かの繋がりですね!!

 

「天草大王」(原種)がやってきた!!(畜産科)

 10月19日、県農業研究センター畜産研究所中小家畜研究室より、「天草大王」(原種)30羽が本校鶏舎へやってきました。

 この品種は、昭和初期頃に一度絶滅しましたが、平成4年から研究機関により復元に向けた取り組みが行われ、現在、県農業研究センター畜産研究所にて飼育されています。

 今回、本校にやって来た理由は、これからの冬の時期「高病原性鳥インフルエンザ」が発生する可能性があるため、一ヵ所で飼育していると全羽が病気に罹るリスクが高まります。そのため、数ヵ所で飼育場所しリスクを分散することを目的としています。

 本校に来た30羽は現在、元気に育っています!!

 

 

オーストラリア畜産研修体験記 Day9(畜産科)

 研修9日目を迎えた8月14日(水)はホストたちとお別れの日です。少しずつこのオーストラリア研修が終わりを迎えようとしていることに寂しさを感じました。 ランチの前、市長さんからこのオーストラリア研修を終えたことの賞状を1人づついただきました。その喜びをホストファミリーと分かち合うために写真撮影を行いました!

 ランチを食べ別れの時間となったとき、気持ちが溢れ泣き出してしまった友人もたくさんおり、皆それぞれがファームステイが有意義であったことが窺えました。

 午後は市内のホテルに移動し研修発表会の準備をスタート。ある程度発表資料ができた班から近くのショッピングセンターへ行き、最後の観光を楽しみました。やはり、日本では見慣れない食べ物やその大きさにワクワクが止まりませんでした!