進路部からのお知らせ

進路部からのお知らせ

熊本県高等学校総合体育大会スポーツケア校外学習

熊本県高校総合体育大会スポーツケア校外実習

  6月1日(土)、2日(日)専攻科の2・3年生が、熊本県民総合運動公園陸上競技場で陸上競技選手に対するスポーツマッサージを行いました。

 盲学校では毎年、施術者としての技能・知識向上のためスポーツマッサージ実習を行っています。この日のために放課後等の時間を使い、練習を行ってきました。

2日間で82名の選手がスポーツマッサージを受けに来てくれました。

マッサージを受けに来た選手の中には、シンスプリントや肉離れ等のケガをしている選手もいて、普段、校内臨床では見ることのできない症状の選手に対しマッサージすることができました。

また、競技前後のコンディショニングのために来た選手に対して、マッサージをすることができ、競技の前と後でのマッサージの力の入れ具合の違いなどを勉強することができました。

 参加した生徒からは、「筋肉の知識を身につける必要がある」、「高校生とのコミュニケーションの取り方が勉強になった」、「筋肉の柔らかさに驚いた」等の感想が聞かれました。

 

平成30年度高等部専攻科第2回校外実習

   6月19日(月)卒業生が開業している、「もみりこ」(西村理子院長)という治療院へ実習に行ってきました。

 開業して4年目の治療院で、本校から歩いて10分のところにあります。当日は専攻科3年の4名が参加して実習を行いました。

 はじめに、西村院長のこれまでの経歴をお話ししていただきました。本校を卒業後、病院で勤務され、病院では普段治療院に来られる患者さんと違い、色々な症例に出会って経験できたことがとても勉強になったということでした。その後、開業したいという思いが強くなられ、4年前に開業されたそうです。

 生徒の中には、将来開業を目指している生徒もおり、西村院長から開業するための資金・物件探し等、アドバイスをいただき将来に向けてとても参考になりました。

 鍼灸やあん摩以外に、小児鍼やアロママッサージをされており、最後には、小児鍼の方法や腰痛に対する手技等を教えていただきました

手技を教えて頂いている様子1 手技を教えて頂いている様子2

高等部普通科ライフプランニング授業について

 6月15日()5・6限目に、高等部普通科6名を対象として、ライフプランニング授業が行われました。これは、熊本県雇用環境整備協会主催「高校生向け支援事業」の一つで、ソニー生命保険(株)熊本支店のライフプランナー3名によって授業が展開されました。最初は少し緊張した面持ちの生徒たちでしたが、ライフプランナーの方々の語りに吸い込まれるようにうちとけて、自分の考えを素直に話すことができました。班ごとにくじ引きで仮想のカップル(夫婦)を作り、子どもの人数を決め、どんな学校に通わせるか意見を出し合いました。さらに、カタログの中から住む家や車を選び、旅行やレジャーも楽しむという計画を立てました。皆、生き生きとした表情で夢を描いていました。ところが、収入とのバランスを検証してみると、23億円の赤字という厳しい結果になった班もありました。しかし、ローン返済の金利の選び方によって、18億円の赤字、つまり5億円も借金を減らせることを知り、生徒たちはとても驚いていました。この授業を通して、生徒たちは「選択」と「計画」の大切さを実感し、きっとこれからの人生に生かしてくれるものと思います。
ライフプランナー ライフプランナーの説明を聞く生徒たち2

平成30年度熊本県高校総合体育大会スポーツケア校外学習

 6月1日(金)から熊本県高校総合体育大会が始まり、6月2日(土)、3(日)専攻科2・3年生が参加して、えがお健康スタジアムで陸上競技選手に対するスポーツマッサージを行いました。
スタジアム

スポーツケアマッサージ室入口

2日間で昨年度を上回る、101名の選手がスポーツマッサージを受けに来てくれました。
 来場した選手の中には、シンスプリントや肉離れ等のケガをしている選手、慢性の腰痛を抱えながら競技に出場している選手もいて、普段、校内臨床では見ることのできない症状の選手をケアすることができました。
 また、競技前後のコンディショニングのために来た選手に対して、マッサージをすることができ、競技の前と後でのマッサージの力の入れ具合の違いなどを勉強することができました。
マッサージしている様子1

マッサージしている様子2

 選手からは、「体が軽くなった」「筋肉が柔らかくなった」「疲労がとれた」等、とても好評でした。卒業生も手伝いに駆けつけてくれて、卒業生から色々と技術を教えていただきました。
 参加した生徒からは、「高校生とのコミュニケーションの取り方が勉強になった」「これから痛みのある人を治せるようにしっかりとした技術を身につけたい」「筋肉の柔らかさに驚いた」等の感想が聞かれました。

平成30年度進路指導職員研修

 全職員が視覚障がい者の進路について考え、今後の進路指導・キャリア教育の参考とすることを目的に進路指導職員研修を5月24日(木)に実施しました。

 当日は、本校卒業生の進路状況、障がい福祉サービスについて、本校の実習先につ
いての研修を行いました。

1.平成29年度卒業生の進路状況
 各学部の卒業後の進路状況について報告を行いました。 
研修風景1

研修風景2

2.障がい者福祉サービスについて
 障がい者福祉サービスの基礎的な内容について研修を行いました。
 障がい者福祉サービスの概要、就労継続支援A・B型について、生活介護について、就労移行支援について、最後に、視覚障がい者福祉サービス事業所のあいEYEワークセンターについての講話を行いました。
研修風景3

3.本校の現場実習について
 平成29年度に本校で行われた、職場体験・現場実習・インターンシップ・専攻科校外実習の意義・目的・実習の様子について講話を行いました。
 最後に、キャリア教育の意義や各教科とキャリア教育との関連について話しがあり、全職員でキャリア教育の重要性について考える機会となりました。