進路部からのお知らせ

進路部からのお知らせ

平成30年度熊本県高校総合体育大会スポーツケア校外学習

 6月1日(金)から熊本県高校総合体育大会が始まり、6月2日(土)、3(日)専攻科2・3年生が参加して、えがお健康スタジアムで陸上競技選手に対するスポーツマッサージを行いました。
スタジアム

スポーツケアマッサージ室入口

2日間で昨年度を上回る、101名の選手がスポーツマッサージを受けに来てくれました。
 来場した選手の中には、シンスプリントや肉離れ等のケガをしている選手、慢性の腰痛を抱えながら競技に出場している選手もいて、普段、校内臨床では見ることのできない症状の選手をケアすることができました。
 また、競技前後のコンディショニングのために来た選手に対して、マッサージをすることができ、競技の前と後でのマッサージの力の入れ具合の違いなどを勉強することができました。
マッサージしている様子1

マッサージしている様子2

 選手からは、「体が軽くなった」「筋肉が柔らかくなった」「疲労がとれた」等、とても好評でした。卒業生も手伝いに駆けつけてくれて、卒業生から色々と技術を教えていただきました。
 参加した生徒からは、「高校生とのコミュニケーションの取り方が勉強になった」「これから痛みのある人を治せるようにしっかりとした技術を身につけたい」「筋肉の柔らかさに驚いた」等の感想が聞かれました。

平成30年度進路指導職員研修

 全職員が視覚障がい者の進路について考え、今後の進路指導・キャリア教育の参考とすることを目的に進路指導職員研修を5月24日(木)に実施しました。

 当日は、本校卒業生の進路状況、障がい福祉サービスについて、本校の実習先につ
いての研修を行いました。

1.平成29年度卒業生の進路状況
 各学部の卒業後の進路状況について報告を行いました。 
研修風景1

研修風景2

2.障がい者福祉サービスについて
 障がい者福祉サービスの基礎的な内容について研修を行いました。
 障がい者福祉サービスの概要、就労継続支援A・B型について、生活介護について、就労移行支援について、最後に、視覚障がい者福祉サービス事業所のあいEYEワークセンターについての講話を行いました。
研修風景3

3.本校の現場実習について
 平成29年度に本校で行われた、職場体験・現場実習・インターンシップ・専攻科校外実習の意義・目的・実習の様子について講話を行いました。
 最後に、キャリア教育の意義や各教科とキャリア教育との関連について話しがあり、全職員でキャリア教育の重要性について考える機会となりました。

専攻科1年生進路ガイダンス

今年度、入学した専攻科1年生に対して、早い段階から卒業後の進路を考えてもらうため、5月2日(水)に進路ガイダンスを行いました。
ガイダンス
 あん摩マッサージ指圧師と整体師との違い、国家資格を取得する意味、どんな人があん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師に向いているのかなどについて考えを深めました。
 また、専攻科卒業後の主な進路先について、病院、治療院、訪問マッサージ業、高齢者関連施設、ヘルスキーパー、就労移行支援サービスなどのそれぞれの特徴、現状について学習しました。
 専攻科では、外部の患者さんを施術する臨床実習以外に、病院・治療院・高齢者施設・スポーツ関連施設等の校外実習を行っています。今回実施した進路ガイダンスや様々な場所での実習を通じて、将来の進路について考える機会を設けています。

幼小中学部保護者施設見学会(ふれあいワーク)

 2月14日(水)に、幼小中学部保護者
対象の施設見学を実施しました。今回は熊
本市北区龍田にある多機能型支援センター
「ふれあいワーク」を見学していただきま
した。

 施設内で説明を受けている様子2

 
 初めに施設の概要について伺い、その後、
施設内を見学させていただきました。
ふれあいワークは、就労継続B型事業と生活
介護事業があり、就労継続B型事業では、室
内班、製菓班、清掃班、昼食作り班、施設外
就労班の5つの班に分かれて作業をされてい
ました。

 施設内で説明を受けている様子1

 見学後、「自分の子どもの将来の姿を思い
浮かべながら、今から何が必要だろうと具体
的に考えるきっかけになりました。」「自分
の子どもは何ができるのだろう、将来どこに
行くのだろうと考える機会になりました」と
いう感想をいただきました。

 ご参加いただき、ありがとうございました。

幼小中学部保護者施設見学会(内田マッサージ鍼灸院)

 平成30年2月5日(月)、本校の3年前
の卒業生である内田さんの治療院の見学に行
きました。
 

院内の様子① 院内の様子② 

内田さんは卒業後1年で今とは別の場所で開
業されていましたが、熊本地震で建物が使えな
くなり、現在の場所に1年前に移転してきまし
た。

内田さん自身が女性ということもあり、治療
院内は女性が落ち着ける雰囲気に作っていると
のことでした。視覚障がいがあっても、工夫す
れば一人で開業することができることや、患者
さんとの人間関係や信頼関係が一番大事なこと
であることなどを話していただきました。

院内を見学する様子

参加された保護者の方からは、視覚障がい者
の仕事を見ることができ、子どもの将来につい
てとても参考になりましたという感想や、理療
の仕事を直接見ることがなかったので、盲学校
の理療科でどのような勉強をしているのかが少
しわかりましたという感想もいただきました。