全国高校サッカー選手権熊本県大会 4回戦
《試合詳細》〔カッコ内は得点者〕
10月31日(土) @嘉島町総合運動公園多目的競技場
VS 熊本学園大学付属高校 1-3〔白濱有都〕
大会を通して沢山の方々に応援をいただき、
本当にありがとうございました。
2年連続でベスト16に進出し、挑んだ4回戦。
格上チームを相手に、守備から入る理想的な立ち上がり。
押し込まれる展開の中、時折鋭いカウンターでチャンスをうかがいます。
粘り強く相手の攻撃を跳ね返し続け、
前半アディショナルタイムにセットプレーの流れからPKを獲得し先制に成功!
1-0で折り返します。
しかし後半に入ると、
ギアを上げてきた相手から一方的に攻め込まれ苦しい展開に。
我慢し続けましたが、
ラスト20分で失点しついに同点。
直後にビッグチャンスを迎えるも決めきれず、
終盤にかけて堪え忍ぶ時間が続きます。
そして、
ラスト10分で逆転のゴールを許し、
アディショナルタイムにトドメの一撃を決められ、
試合終了。
今大会も、「ベスト16」で終戦となりました。
しかし、
試合終了後の選手達の表情や振る舞いは素晴らしいものでした。
負けた悔しさはあったはずですが、
誰一人下を向くものはおらず、
爽やかで清々しく、
凛とした姿で相手チームやレフェリー、観客の方々に挨拶をして会場を後にしました。
幼かった彼らがこの3年間で大きく成長し、
勝敗の先にある「もっと大切なもの」を獲得していることに確信が持てた瞬間でした。
代替大会を区切りに高校サッカーから退いた仲間たちも含めて、
今年の3年生が頑張ってきた日々は間違いなく彼らの財産になっています。
そしてそれは、
このチームの新たな歴史として後輩たちに受け継がれていくのだと思います。
きっと、
思い通りにならないことばかりだった「高校サッカー」の日々。
この先にある「人生」の中で、
一人一人が更なる成長を遂げてくれることに期待しています。
支えてくださった全ての方々に、
最大級の感謝とリスペクトを込めて、
今シーズンのトーナメントは終了。
ここからまた、
新たな歴史を紡いでいきます。
頑張った3年生たち。
君たちの未来に、幸あれ。