校長ブログ

2023年3月の記事一覧

後期(一般)選抜の合格発表とともに2次募集を行います!

本日、県教育委員会の特設サイトにおいて後期(一般)選抜の合格発表を行いました。本日の発表において普通科未来探究コース7人、同じく地域探究コース25人、商業科9人の合格を発表し、前期(特色)選抜と合わせ、未来探究コース21人、地域探究コース53人、商業科49人、計123人の合格が決定しました。しかし、まだ募集定員に満たっていませんので、2次募集を行います。

この2次募集でも1人でも多くの生徒が出願してくれればと思っています。現在の1年生の入学者が126人でしたので、できれば昨年を上回る入学者になればと願っています。新年早々の前期(特色)選抜の募集から始まった高校入試もいよいよ最終局面を迎えることとなりました。教頭先生、教務主任を中心に全職員で本当にきめ細かに業務に当たってもらい、大変なご苦労をお掛けしました。

今日は早速、制服の採寸や教科書販売等も行われ、新入生や保護者の皆さんの来校もあります。先日、卒業生を送り出したかと思うと新年度も目の前と言った感じで、慌ただしく月日が流れていきます。

朝から嬉しい光景に出くわしました!

3月1日、2日に本校正門前の通り「御所通り」において3年ぶりに初市が開催されました。もちろん私が校長として赴任して初めての実施でした。1日の卒業式に華を添える催し物として大変ありがたく、日頃ひっそりとしている通りの昨日の夕方の賑わいぶりには少々びっくりもしました。やはり通りに賑わいがあるというのは活気があっていいなあと感じました。

そのような中、今朝、その「御所通り」で何かを抱えたようにして登校する女子生徒と出会いました。始めは何かわからず尋ねると昨日の市の食べかすでした。手一杯に抱え登校している姿を目の当たりにし、本当にうれしくなりました。商業科2年生の女子生徒で、たまたま出くわしましたが、本校にはこのような生徒がいると思うと誇らしく感じました。

3月に入り、1日は卒業式、昨日は1・2年生の進級判定会議、本日は高校入試後期(一般)選抜の判定会議と大切な行事や重要な会議が続きます。年度締めくくりの月をしっかりと過ごし、来年度に繋げたいと思います。

107名の卒業生が学び舎を巣立って行きました!

今日から3月、1日は全ての県立高校で卒業式が行われます。本校も第75回卒業証書授与式を厳粛に挙行することができました。今年は3年ぶりに県議会を始め学校運営協議会の委員の皆様方をご来賓として迎えし、式を行いました。この卒業生は入学直後から2ヶ月間の休校を余儀なくされ、新型コロナウイルス感染症に翻弄された3年間であり、やっと収束の兆しが見えた中での卒業となりました。

私は式辞の中で、「高校時代にこの未知なるウイルスという逆境を乗り越え、これまでの当たり前が当たり前ではなかったことや不自由さの中で感じることができた『ありがたさ』や『感謝の気持ち』などを実感することができた皆さんには前途洋々たる素晴らしい未来が待っていると確信している。」と述べました。

入学以来初めての声出しによる生徒十則や校歌斉唱も感動的であり、107名の卒業生を祝福するに相応しい素晴らしい卒業式を挙行することができました。改めて、卒業生に幸多からんことを願います。