校長ブログ

2021年7月の記事一覧

やっぱりメディアの力は絶大です!

昨日の野球部の初戦突破や商業科3年生による課題学習の「婚活パーティー」企画の江頭菊池市長へのプレゼンがテレビで放送されたり、新聞に掲載されたりしたことにより、多くの方々から「菊池高校、頑張っているね。」というような激励の電話やメール等をいただきました。改めてメディアの力はすごい、絶大であることを認識しました。

メディアに取り上げられなくても、頑張っている活動はいっぱいあるのですが、やっぱりメディアに取り上げられることは生徒たちの大きな自信にもなるし、励みにもなると感じています。そのことは生徒の学校での日常生活からも感じ取ることができ、大変うれしく思っています。

現在も9月に本年度初めて体育の部と文化の部を合同で開催する「菊翔祭」に向けた準備も始まっており、どのような成果が生まれるか楽しみにしているところです。このような生徒たちの頑張りを外向けにPRすることも我々教師の大切な使命であるのではないかと思っています。

 

 

3年生意地の逆転勝利!

高校球児の夢の舞台、夏の甲子園を目指した戦いの初戦が聖地藤崎台球場で行われました。相手は熊本市内の第二高校、非常にまとまった良いチームであるとの前評判を聞いており、厳しい試合になるのではないかと予測していました。1回表第二高校の攻撃でいきなり2点を先取され嫌なムードでの立ち上がりとなりました。3回に1点追加点を取られ0対3とリードされ、こちらはヒット1本しか出ない状況で終盤を迎える展開となりました。

また、7回裏には頭部へのデッドボールを受けた2年生の田中君が病院に搬送され退場するというアクシデントにも見舞われ、0対3のまま8回裏1アウトを迎えました。ここでバッターはキャプテンの岡崎大君、チーム2本目となる執念のセンター前ヒット。保護者会長も務めていただいたお父さん、支えていただいた家族の皆さんへの感謝を伝えるようなヒットでした。

このキャプテン岡崎君のヒットを足掛かりとし、芹川君も出塁し1アウト1・2塁、そして4番坂本君の2塁打で2人が帰り2対3、その後、パスボール、和久田君のデッドボールなどで2アウト2・3塁となり7番の五島君がライト線への2点タイムリーで4対3と見事な逆転。この間、私の後方ではお母さん方の歓喜の声、これまでのいろいろなご苦労が脳裏をよぎったのではないでしょうか。

最終回の表、3回から無失点に抑えてきたエース岩政君が相手チームを3人で抑え、見事4対3の大逆転勝利を収めてくれました。この試合では3年生の最後の大会に賭けた執念のようなものを感じました。2回戦からの菊池高校旋風がますます楽しみになりました。

 

 

 

 

 

 

いよいよ1学期も最終週となりました!

今日は本来なら高校野球の県大会1回戦が藤崎台球場で実施される予定でした。相手は第二高校、侮れない相手です。しかし、一昨日の雨で順延となり、明日の第1試合に実施されることとなりました。2回戦までは保護者と学校関係者のみの観戦であり、3回戦からが一般の方の観戦ができる予定となっております。菊池高校は地域の後援会も結成していただいており、地域の方々の観戦が多いことでも有名であると聞いています。多くの方々の応援に後押しされて試合をすることができれば選手たちも幸せだと思います。

また、今日は日本テレビの朝の情報番組「スッキリ」のトップでかなりの時間を割いて商業科3年の課題研究の「婚活パーティー」企画が取り上げられ、MCの加藤浩次さんがパーティー当日の密着も名言されました。明日は江頭菊池市長に対し企画のプレゼンをし、市役所とのコラボレーションも着実に進めているところです。もちろん商業科3年生の他の企画もどれもすばらしく、地域の課題を題材として価値ある学習ができおり、中学生に本校のこのような活動に興味を持ってもらえればと思っています。

いよいよ1学期も今週で終了します。3年生は進路希望実現に向けた正念場、1・2年生も目標に向かってじっくり物事に取り組むことができる大切な時期となります。暑さに負けず、充実した生活を送って欲しいと思います。

開幕を明後日に控え、伝統と部訓を再認識!

朝から野球部の部長先生が「野球部にはこんな素晴らしい実績と部訓がありましたよ。」と100周年記念誌を抱え、12日(月)の1回戦の連絡を兼ね校長室に来てくれました。それは「白球を追って」と題した現野球部OB会宮川淳一会長が書かれた文面でした。「これを球場で保護者にコピーして配ろうと思います。」本校野球部の伝統を伝える上でも非常にありがたいことであると思いよろしくお願いしました。

学校にも校訓という学校としての神髄を表したものがあり、本校の校訓「汗と夢」はOBであり新制菊池高校第1回卒業で第27代校長の高木忠博先生が制定されたもので、以降菊池高校生の心に脈々と息づいています。宮川会長の文章には野球部の部訓が在校当時の活躍とともに記されていました。「1つ 野球部愛」「1つ 部員親和」「1つ 練習上善」「1つ 質実剛健」「1つ 品位尊重」「1つ 他人迷惑無用」このような校訓や部訓は自分自身の行動を振り返ったり、律したりする場合の指針となるものであり、引き継がれるべき大切なものだと思います。

昨日のテレビでの出場校紹介、本日の新聞によるメンバー紹介があり、テレビ映りや新聞でのコメントも立派でした。高校野球のメディアによる取り扱いや世間からの注目度は他の競技の比ではない別格です。

このような素晴らしい部訓、伝統を持つ野球部だからこそ、否応なしにも期待が高まります。巻き起こせ菊池高校旋風!

大変お世話になり、ありがとうございました!

本校は7月16日(金)が1学期の終業式のため、夏休みまで2週間となりました。体調管理をしっかりと行い、無事夏休みを迎えることができればと思っています。1年前の熊本豪雨から丸1年、まだまだ復興に向けて緒に就いたばかりですが、今度は熱海地域で土砂災害が発生し、自然の猛威は本当に恐ろしいものだと痛感しています。2003年に静岡県で開催された国民体育大会時に1週間ほど熱海に滞在したことがあり、あの地形を目の当たりにしていますので、何とも言えない思いがしています。

昨年は生徒宅でも土砂被害が出ており、自身の住居や通学路の環境をハザードマップなどでしっかり把握し、何かの時には命を守る行動を最優先して実施して欲しいと思います。

また、朝からこの7月7日をもって菊池市の教育長を退任される渡邉和博先生に挨拶訪問させていただきました。本校の学校運営協議会発足当時からの会長をお務めいただき、地域とともにある学校「コミュニティ・スクール」としての礎を築いていただきました。本当に感謝の念に堪えません。大変お世話になり、ありがとうございました。