校長ブログ

2021年6月の記事一覧

夢が膨らむボート部1年生5人衆!

昨日、RKK熊本放送のラジオ番組「GWEEENとはばたけHEROS!!」で「可能性を秘めたボート部登場!!」と題して1年生部員5人が出演しました。思ったより長い時間のやり取りで5人が意欲的に大きな目標を持ってボート競技、部活動に向かい合っている話を聞くことができ、本当にうれしくなりました。私はこのブログを始めた2日目に「ボート部日本一づくりに取り組みます。」とのタイトルでボート部への思いを綴っていました。

これまでの職務での関わりで、1999年の「くまもと未来国体」前から幾度となく班蛇口湖のボートコースには来たことがあり、国際大会等も実施される日本でも有数のボートコースであるということは十分承知しており、本校の部活動でもこの素晴らしい環境を活かさない手はないと思っていました。菊池市の江頭市長自らの肝煎りで外部指導者も派遣していただいており、環境は抜群ですが、なかなか部員が集まってくれませんでした。

ところが、今年度1年生が5人入部してくれ、先の県高校総体で1年生だけの特別レースにも舵手付きクォードルプルに5人で出場し、見事1000mを完漕してくれました。昨日のラジオ番組でその感想等も含め、5人の頼もしい受け答えを聞くことができ、このブログ開始2日目に綴った夢が現実のものに一歩踏み出した感じがしました。

出来て良かった!高校総体。

まだ一部の競技が残っていますが、昨日までで本校の出場競技は全て終了しました。私も教頭先生、事務長先生と手分けし、全ての競技を視察激励することができました。各会場で聞かれた言葉は「今年は出来て良かったですね。」でした。本当にそう思います。この3月に卒業した生徒たちには申し訳ない気持ちで一杯です。

4月後半からコロナウイルス感染が拡大し、地区大会は中止、対外試合も中止で各チーム・選手とも最後の調整が思ったようにできなかったことと思います。また、学校によっては自校からの感染発生により大会前の大切な時期に部の活動中止を余儀なくされた学校があるとも聞きました。3年生にとっては集大成となる大会で思ったように力を発揮することができず、泣くに泣けないような選手もいるのではないかと思います。慰めにもならないことばですが、これまでの努力は決して無駄にはなりません。これからの人生の大きな糧になることを信じて前に進んで欲しいと思います。

本校の選手は各部活動とも本当に良く頑張ってくれました。それぞれの目標を達成できた部活動とそうでない部活動もあると思いますが、この人生にとって大切な思い出となる高校総体が無事できたことに感謝し、次の目標に向かってしっかり努力して欲しいと思います。