ブログ

SSHの授業

YSP代表者成果発表会

 3月8日(水)、令和4年度 YSP(山鹿サイエンスプログラム)代表者成果発表会を山鹿市民センター文化ホールで行いました。課題研究に取り組んできた2年生を代表して、6名の生徒が研究の成果を発表しました。翌日の9日(水)には会場を本校の教室と体育館に移し、1・2年生全員のポスター発表を行います。

 開会式では、学校長から開催に際しての感謝や生徒たちへのアドバイス、さらなるチャレンジに向けた決意が述べられました。以下に一部をご紹介します。

 「未来をひらいていく高校生はこれから幾度となく解決しがたい課題にぶつかることでしょう。そのときに、彼らを支える一つが「経験」であり、その経験をつくるのが本校での探究活動でありたいと思っています。」

発表1 志柿さん
「お米プロジェクト~地元のお米を生かした商品開発を目指して~」

発表2 中田さん
「男性看護師を増やすことにより将来予想される看護師不足を解消する」

発表3 隈部さん
「植物の成長と音楽の関係」

発表4 阿蘇品さん
「日本の幼稚園・保育園におけるお遊戯会の変遷と今後」

発表5 小田くん
「魅力のある山鹿の訪問看護サービスを作る」

発表6 松見くん
「これからの時代にあった新しい埋葬方法について」

 それぞれの発表の後には質疑応答の時間が設けられ、生徒たちから多岐にわたる内容の質問が行われました。

 崇城大学 生物生命学部教授の長濱一弘先生より、講評をいただきました。

 

プログラミング講座

 3月6日(月)、SSH事業 プログラミング講座を実施しました。

講  師 東海大学文理融合学部人間情報工学科教授
     令和4年度鹿本高校SSH運営指導委員 村上 祐治 様 

 講義の中で、プログラミングの考え方やコーディングのポイントを解説していただき、「数学や物理などの知識が合体し、プログラミングに活かされる。授業で学んでいる様々なことを大事にしてほしい。」とお話をいただきました。

 村上先生が大学で取り組まれている研究(VRシステムやウェブマッピングシステム)を紹介していただきました。

第Ⅰ期・第4回SSH運営指導委員会を開催しました。

令和5年2月14日(火)に第Ⅰ期・第4回SSH運営指導委員会を開催しました。今年度の取組の総括と、中間評価に向けて委員の皆様から御意見をいただきました。

生徒研究発表

  

意見交換・質疑応答

  

課題も成果もあった2年目でした。来年度に向けてさらに改善していきます。

 

新しい「物差し」を学びました

探究活動の評価について、株式会社リバネス教育開発事業部教育総合研究センター長の前田様をお招きし、管理職とSSH担当職員に講座を開いていただきました。生徒のワクワクをどのように可視化していけばよいかなど多くのことを学ばせていただきました。来年度のSSH中間評価に向けて、取組を更に活性化していきたいと思います。

東京大学先端科学技術研究センター・日本科学未来館訪問(2日目)

1月6日、2年生2名が、東京大学先端科学技術研究センターを訪問しました。

まず、本校SSH運営指導委員の神崎亮平教授の研究室を見学。同研究室では、昆虫の機能を利用したロボットの研究をされています。研究者、大学院生の方々に、研究内容を説明して頂きました。

カイコガがフェロモンに反応する様子、カイコガの触覚を利用したドローンを見学。5月の神崎教授のSSH講演会の内容を、より深く理解することができました。

「なぜカイコガを使うのですか?」など、素朴な疑問に丁寧に答えて下さいました。

 

次に「共創まちづくり分野」の研究室に伺いました。

研究分野の説明を受けた後、自分たちの課題研究内容についての助言をたくさん頂きました。

全く新しい視点からの助言を頂き、課題研究の悩みが解決。今後の展望が見えてきました。

 

最後に、神崎教授から1号館を案内して頂きました。

1号館には、先端研の起源である「東大航空研究所」に関わる「風洞施設」があります。

長距離飛行世界記録を作った飛行機や国産旅客機YS-11等の設計に関わった、日本の航空史を語る上で極めて重要な施設です。歴史を感じる木製の設備でした。これを作るには日本の木製桶を作る技術が必要とのこと。現在も、スキージャンプの飛行検証などに使われているそうです。

 

最後に、シンボリックな13号館の前で記念撮影。

当日は、2名の東大大学院生の学生アフィリエイトの方が同行して下さいました。(写真両端)

今回お世話になった東大先端研、先端教育アウトリーチラボの皆様、本当にありがとうございました。