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授業内容・風景

高大連携「パラスポーツについて」保健科学大学 久保下先生

 保健科学大学の久保下先生に来校して頂き、パラスポーツについて講演をしていただきました。

 パラスポーツとの出会いから、東京2020パラリンピックで役員として経験されたこと、パラスポーツの選手のそれぞれの障がいについて、図や写真でていねいに教えて頂きました。

また、理学療法士としての経験や車椅子テニスのトレーナーとしての経験から、とても貴重な話を聞くことができました。

最後に久保下先生から大きな夢を持つこと、夢を口に出すこと、そして①「どんな目標を持つか」②「どんな時間を過ごすか」③「どんな方々と出会うか」がこれからの人生で大切なことを教えて頂きました。

<生徒感想>

〇私は、パラスポーツに関わる機会が今までなくてほぼ知らなかったけど、こんなに深い競技なんだなと思いました。ただ身体などに障害があるだけではなく、それによって起こる怪我や弊害があって、たくさんのことと戦いながらスポーツをされていることが分かりすごいなと思いました!最後にお話されたことの中にあったように、私が今陸上をできているのは沢山の方に支えてもらっているおかげでそんな陸上もあと数ヶ月で終わりなので、目標としているインターハイで戦える選手になるという夢を口に出して実現させて、沢山の人に結果で恩返ししたいです!

〇僕は久保下亮先生の話を聞いて、パラスポーツについて様々なことを学べました。僕はバスケットボールをしているので車いすバスケを見る機会がありました。脊髄損傷をしながらでも激しくぶつかっていて、みていてすごいとおもいました。
そして視覚障害者の人の接し方について、「あっち」、「こっち」、「これ」、「それ」などは伝わりづらいので、「あと5歩で階段ですよ」などの正確な情報を伝えることの大切さを感じることができました。
ぼくは、どんな目標を持つか、どんな時間を過ごすか、どんな方々と出会うか、なんて正直全然考えたことがありませんでした。しかし、久保下さんの「何事にもはやくする」という言葉から、自分から何事にもはやく行動していこうと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オリンピックメダリスト 柔道 中村美里さん来校

本日、3大会オリンピック出場(2大会銅メダル北京・リオデジャネイロ)世界柔道選手権3大会金メダルを獲得された柔道 中村美里さんがスポーツ健康科学コースに講話と実技指導を行って頂きました。

講話では、柔道との出会いから、12歳での初めての決断、怪我を乗り越えるために取り組んだことや大きな目標も大切だが「とんでもない小さい目標を持つこと」の重要性、緊張との付き合い方など高校生アスリートに取って、とても重要なことをわかりやすく講演していただきました。

その後は、柔道場で様々な体つくり運動を行いながら一緒に楽しく運動に取り組みました。

最後は柔道部の生徒とトレーニングに励んで頂きました。

<生徒感想>

◯今日の講話で僕が心に残ったことは小さな目標を立て達成して行くことで大きな目標につなげるということです。僕は大きな目標ばかりを立てて毎日の達成感などがあまりなかった、これからは毎日小さなことでいいから目標を立て最終的に大きな目標につながるようにしたいなと思いました。2つ目は体の使い方を考えるということです。実技の中でどうすればいきたい方向に進めるのかやどうすれば自分の体勢を崩さずに相手を倒せるのかなどちょっとした工夫で勝てるようになったので自分の競技でも工夫しながらできるようになりたいです。

◯本日の講演会を通して「自分で決める」ということが心に残りました。自分も周りに流されるときがあって周りのせいにしていまうことがあったので、これからは周りに流されずに自分の意思で行動していこうと思いました。そして何ごとにも感謝の気持ちを忘れないでいこうと思いました。

◯今までは、相手の見た目や雰囲気で強そうとか勝てないと決めていたことがあったけれど、試合前はやってきたことを信じてやると思うようにしたいと思った。そして、小さな目標を毎日立ててそれを達成していくことで最終的な目標の達成につながることが分かった。
また、いろんなことにチャレンジしたり、自分に回ってきたチャンスは絶対に自分のものにして、それが失敗しても成功してもその過程に目を向けることができるようになりたいと思った。これから、沢山の人に応援してもらえるようなプレイヤーになれるように、感謝の気持を忘れずに、自分の気持ちを大切にしながらチャレンジしていきたいと思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中村美里さん 本日は本当にありがとうございました。益々のご活躍を楽しみにしています。

ぜひ、また鹿本高校に来てください。

防災訓練実習

1月17日(金)山鹿市防災のつどいがあんずの丘で実施され、1年健康スポーツ科学科の生徒が防災訓練実習を兼ねて参加してきました。1年生は防災関係の実習は初めてでどうすればいいかわからない部分がありつつも、参加の方の手伝いをしたり、炊き出し訓練をしたりと、防災に対する知識を深めていました。今後災害がないことが一番ですが、もしものときの備えとして意識を高く持ち、地域に貢献できるようにより深く学んでいきたいと思います。

スポーツ健康科学コース柔道専攻者による連携大学での専門技術の研究及び検証研修 その2

12月20日金曜日、スポーツ健康科学コース1・2年生柔道選択者で熊本保健科学大学を訪れ、前回に引き続き、研修やデータ収集を行いました。今回は利き足の力、全身反応時間、跳躍力、10mダッシュ力等の測定を行い、全身の筋力について数値化しました。前回のデータと今回のデータで自分の体と柔道の技の力について分析していきます。
次回、このデータで自分の強化する部分を数値化し、トレーニング目標やトレーニングメニューを作成していきます。

スポーツ健康科学コース柔道専攻者による連携大学での専門技術の研究及び検証研修 その1

11月12日火曜日、スポーツ健康科学コース柔道専攻者が連携大学である熊本保健科学大学で柔道の技の力について分析を行いました。

多くの機材を使わせていただき楽しみながら実験や測定を行いました。

今後今回のデータをもとに技と力の相関関係や競技力向上に向けた検証を行って行く予定です。