令和6年度 我ら若人
令和6年度 防災避難訓練
本日は防災避難訓練を行いました。
人吉盆地南縁断層を震源とした地震に伴う火災からの避難訓練でした。みんなほとんどしゃべることなく静かに避難することができました。
防災課の方の講評の後、3人の高校生防災士からの話もありました。高校生にして「防災士」の資格を取り、これまでALT等外国人に向けた防災講話をしたり、防災研修に参加したりしているそうです。
彼らが最後に全校生徒に向けたメッセージを紹介します。
「どんな人でも持つことのできる資格なので、『資格を持ってみたい』『興味がある』という人は是非挑戦してほしいです」
「まだ大丈夫だと言って油断しないことで、避難をすることに遅いも早いもないので危険を少しでも感じたら避難して自分の命は自分で守ってほしいです!」
「防災士の視点から伝えたいこととしては、避難することはつまり行動することなので、皆さんにはいつでも動けるように行動力を身につけてほしいです。」
消防車両が来ていたのですが、訓練直前に災害(事故)現場に向かわれました。いつ災害が起こるかわかりません。皆さんも是非3人の言葉のように、日頃から興味関心を持っていつでも動ける態勢を整え、自分で自分の命を守りましょう。
正面玄関では事務職員が初期消火の訓練を受けました。職員も態勢を整えて防災に備えてまいります。
「世界津波の日2024高校生サミットin熊本」に参加してきました!
10月23日(水)と24日(木)の2日間、本校2年生の5人が「世界津波の日2024高校生サミットin熊本」に参加しました。『熊本の教訓を世界へ、そして未来へ』という大会テーマの下、集中豪雨から「創造的復興」を果たす人吉球磨の現状を英語で発表しました。
初日は熊本城ホールで分科会があり、「復興メソッド~高校生にできること~」と題する発表を英語で行いました。堂々とした発表の様子はテレビニュースでも放送されました!その後、国内外の高校生の発表を聞いて議論や意見交換を行いました。英語でのディスカッションは苦労もありましたが非常にやりがいがあり、達成感を得たようでした。夕方はホテル日航でのレセプションに参加し、526人の国内外の高校生たちと英語で積極的に交流を楽しみました。
二日目は記念植樹の後に熊本城ホールで総会が実施され、本校の中津留くんが分科会の報告者として壇上で発表しました。参加した5人は国内外の高校生たちとの出会いと議論、交流に大いに刺激を受けました。11月8日(金)のBYHの中間発表で再びステージに立つ彼らは、人吉球磨の創造的復興の頼れるリーダーとして活躍してくれると期待しています!
若き防災大使スタディツアー
10月23日から始まる世界津波の日高校生サミットの活動の一環で、10月21日(月)に若き防災大使スタディツアーと称してカナダ・スリランカ・ナウル・フィジー・メキシコ・ラオスの6カ国の高校生たちが本校を訪問しました。
各国の紹介の他、人吉の水害の様子についての発表、芸術で交流授業が行われました。皆さんとても楽しまれたようです。高校生サミットでの交流も楽しみです。
人吉市総合防災訓練
10月20日(日)に本校で人吉市総合防災訓練が行われました。炊き出しだけではなく道路啓開や倒壊家屋からの救出訓練等も行われた本格的な訓練でした。ボランティア部や放送技術研究部の生徒が活躍してくれました。ヘリコプターも来たり、クイズも行われてとても有意義な訓練だったと思います。いつ起こるかわからない災害です。この訓練を踏まえてしっかり備えましょう。
芸術鑑賞【10月18日】
NHK交響楽団のメンバーの皆様による金管五重奏を鑑賞しました。
3学年大学入試共通テスト100日前集会【10月10日】
副校長・進路指導主事・学年主任より激励の言葉を頂きました。「皆がいるから頑張れる」雰囲気を最後まで作り続けていきましょう。
3年生小論文講演会【9月19日】
本校の小論文添削希望者を対象に第一学習社より講師をお招きして、小論文の基礎について講演を行っていただきました。
充実したイングリッシュキャンプでした!
7月21日(月)から24日(水)までの4日間、2年ぶりに、日常に即した英語を学ぶ体験型合宿「イングリッシュキャンプ」が行われました。1・2年生の参加者30名が太平洋に面する宮崎市青島のホステルで英語漬けの4日間を過ごしました。
カナダとアメリカ合衆国出身の講師による授業では異文化理解を深めつつ生徒たちは聞く力を伸ばしました。日が落ちて涼しくなってからは屋外に出て潮風に吹かれながら英語のゲームを楽しみました。
今回のメインである「人吉球磨SDGs」をテーマにした英語でのプレゼンテーション大会では、発表原稿を英語で書く力とともに、ジェスチャー、アイコンタクトなどの効果的な発表の方法や表現力を学びました。パソコンで発表スライドを工夫して作る姿もありました。その結果、すべての班がオリジナリティあふれる発表ができました!
授業中は日本語禁止というルールのおかげで、生徒たちは一生懸命英語で考えて、英語で話し合いや発言をしていました。すると英語を英語のまま理解して聴き、英語が口から出てくるようになっていました。これからも人吉高校の英語学習のリーダーとして、英語の勉強を楽しみつつ頑張ってほしいです。
また当イングリッシュキャンプについては、秀麗会及び同窓会、そして繊月酒造様より助成金を頂きました。本当にありがとうございました。
学問ガイダンス
7月5日(金)5・6限に「学問ガイダンス 開校人吉大学」を行いました。
進路指導部主催で20年以上続いている行事です。
様々な学問分野で活躍されている大学等の先生方をお招きし、2・3年生を対象に90分間の講義を行っていただきました。
今年度は18名の先生方の講座の中から、生徒自ら選んだ講座を受講しました。
各先生方の魅力的なお話に惹きつけられ、あっという間の90分間だったようです。
近隣に大学のない人吉高校の生徒にとっては、進路選択の参考として大変貴重な経験となりました。
香港からの学校訪問
7月12日に香港道教聯合會圓玄學院第二中學から20人の生徒さんが教育旅行に熊本を訪れ、本校生と交流しました。本校生はあの水害の話も含めて、人吉球磨の地理について説明しました。本校の説明については英語で説明してくれました。施設見学の後、一年生の芸術の授業で交流しました。
最後にお見送りしたときは名残惜しそうに話し込んでいた様子が印象的でした。短い時間でもこんなに仲良くなっていく様子を見て、これからグローバルに活躍できる人高生の可能性を感じることができました。