ご挨拶

 本校ホームページを御覧いただき、ありがとうございます。

 令和8年4月に赴任して参りました、熊本県立人吉高等学校校長の石村 ゆかりでございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

本校の沿革と伝統

 本校は、大正13年(1924年)に熊本県立人吉中学校として創立され、今年で創立103年目を迎えました。現在は、全日制課程・定時制課程・五木分校の2つの課程と1つの分校を有し、人吉・球磨地域の拠点校としての役割を担っております。

 これまでに39,883人(令和8年3月現在)の卒業生を送り出し、多くの先輩方が国内外の様々な分野で活躍してこられました。創立以来、長きにわたり本校の教育活動を支え、学びの伝統を築いてくださったすべての皆様に、心より感謝申し上げます。

全日制課程

 全日制課程では、教育綱領「礼節・勤労・進取」の精神のもと、地域から信頼される進学拠点校として、国公立大学や難関私立大学をはじめとする多様な進路実現に向け、組織的かつ継続的な学習指導に取り組んできました。授業改善や学習環境の充実をはじめ、進路目標に応じたきめ細かな指導を通して、生徒一人一人の学力を着実に伸ばしています。

 また、教育スローガン「磨き 鍛えん 青春の志高く」に掲げるとおり、高い目標に挑戦する姿勢を育むとともに、自ら学び続ける力や、論理的に思考し自分の考えを表現する力の育成を重視し、これからの予測困難な時代に対応できる、郷土愛とグローバルな視野を持った人材の育成を目指しています。

 現在在籍する726人の生徒たちは、それぞれの進路実現を目指し、日々の学習活動に意欲的に取り組むとともに、学校行事や部活動との両立を図りながら、互いに切磋琢磨し、高い志をもって学びに向かう校風の中で、充実した学校生活を送っています。

定時制課程

 定時制課程では、「個(一人一人)を大切にし、可能性を広げる学校」を目標に、生徒一人一人に応じたきめ細かな教育活動を行っています。特色ある探究活動「人定My Revoプロジェクト」をはじめ、地域と連携・協働した学びを通して、郷土への熱い思いをもって活躍し、人吉・球磨地域の復興と発展を支える人材の育成を目指しています。

 また、人吉球磨准看護学院との技能連携により、卒業と同時に准看護師試験の受験資格を得ることも可能であり、それぞれの生徒の希望に応じた多様な進路選択を支えています。

五木分校

 五木分校は、昭和47年(1972年)に人吉高校分校として創設され、今年で創立55年目を迎えました。「一人一人が輝く分校生」を合言葉に、すべての生徒に活躍の場が用意されています。

 令和6年には「五木分校魅力向上プロジェクト」が始動し、東京大学先端科学技術研究センターと連携した探究活動も展開しています。五木村が抱える課題に主体的に向き合いながら、学びを深めながら、心豊かで調和のとれた社会に貢献できる人材の育成を目指しています。

むすび

 創立103年目を迎えた本校は、次の100年を見据え、新たな歩みを進めてまいります。生徒だれ一人取り残すことなく、「この学校で学んでよかった」と心から思ってもらえる学校、そして保護者や地域の皆様に「人吉高校があってよかった」と信頼していただける学校を目指し、教職員一同、全力で取り組んでまいります。

 今後とも、皆様方の変わらぬ御理解と温かい御支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

                               

        令和8年4月                          

        熊本県立人吉高等学校長                            

        石村 ゆかり

        (いしむら ゆかり)