学校での諸活動

令和7年度 我ら若人

1学年全体終礼【9月19日】

1年生へ学年主任及び教育相談部長より1学期の学校生活の様子やこれからの高校生活での過ごし方についての振り返りやアドバイスが行われました。

熊大ワクワク連続講義

9月5日(金)に熊本大学の高大連携推進プロジェクトとして「熊大ワクワク連続講義」を開催しました。

今回は池邊摩依法学部准教授による「民事訴訟法学のエッセンスー公正な権利実現システムの制度設計ー」と畠山一翔産業ナノマテリアル研究所助教による「『持続可能な社会』実現に向けて何ができるか」の2つの講義が行われました。

民事訴訟法学の講義では、私人間の約束事(いわゆる「契約」)が任意に履行されない場合に権利を強制的に実現するために行われる民事訴訟制度についてのお話でした。ローマ法の時代からの民事訴訟に関する制度設計を考察・提言する学問でIT時代の新たな民事訴訟制度についてその設計を試みる授業でした。

産業ナノマテリアルの講座では、有限のエネルギー源が枯渇した後でも、人類が存続できるような『持続可能な社会』の実現に向けた化学・材料の分野での取り組みに関する講座でした。光の散乱を見ることができたり、先生が研究されているナノシートに関する話を聞くことができたりと専門的な授業でした。

専門分野の話だけでなく、研究者になられたきっかけや博士課程までの道のりの話といった経験談など、生徒にとってはとても刺激的なお話もいただくことができました。教室を出て行くときの生徒の目はとてもキラキラしていました。

 

就職公務員試験激励会【9月3日】

本日(9/3)は、「就職公務員試験激励会」を行いました。

今年は就職・公務員志望の3年生が17人います。

公務員志望の生徒たちは、2年生の12月頃から模擬試験を受け、公務員ゼミナールの先生の出張講義も数回受講し、3年生になってからは夕課外や夏休み課外などを通し、コツコツと勉強をしてきました。時には、公務員試験特有の科目に苦手意識を感じ悩んだことや、面接試験対策で先生方から厳しい指導を受け落ち込んだこともあったかと思います。そして、いよいよ今週末の日曜日に国家一般や税務の試験、東京消防庁の試験を受けます。また、9月から10月にかけ毎週末のように試験がある生徒もいます。

民間事業所を受験する生徒たちも、自分の適性を見つめ、多くの求人票の中から数社の職場見学に赴き、仕事をしている自分の姿を想像しながら、受験の準備をしています。面接練習や作文など先生方の指導を受けつつ、普段の授業やその他の生活面でも社会人になるという意識を持ち、何事にも積極的に頑張ってきました。就職試験は9月の中旬に実施されますが、ぜひその成果を発揮してほしいです。

激励会で校長先生から、公務員志望の生徒、民間企業の生徒を受験する生徒それぞれに対し、これまでの受験勉強の労をねぎらい、かつこれからも精一杯受験に向けて準備を怠らぬようにとの温かい激励のお言葉をいただきました。

生徒代表宣誓を行った山北くんはこれまでの努力を振り返り、第一志望に合格するという強い気持ちを持って本番の試験において努力の成果を発揮すると誓いました。

どうか、これまでの努力の成果が本番で発揮されるように、頑張ってほしいです。

おくんち祭り勉強会

8月25日(月)におくんち祭の主催者の方々をお招きして、おくんち祭について3年生の希望者と1・2年生全体に講話をしていただきました。

青井阿蘇神社の歴史とともに、おくんち祭の目的や祭における各神事など30分では収まらない内容をコンパクトにまとめてお話しくださいました(9月5日(金)と9月16日(火)に、青井阿蘇神社にて詳しい勉強会も開催されるそうです)。

今年のおくんち祭の日は人吉高校も休み(文化祭の代休)になります。人吉・球磨の歴史や文化に直接触れる機会でもあります。様々な形で祭に参加してみてはいかがでしょうか。

くらんど市梨祭り販売ボランティア

8月10日(日)~8月11日(月)の2日間、本校生徒11名がくらんど市梨祭りのボランティアに参加しました。南稜高校の生徒ともに梨や新米の販売、配送手続きなどを一生懸命行っていました。2日目は荒天で来客が少なかったため、SNSでの宣伝による集客を狙うなど、工夫を凝らして梨を販売する姿が見られました。貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。

球磨清流学園「夏休みアフタースクール」ボランティア

8月1日(金)~8月8日(金)の平日6日間、本校生徒18名が球磨清流学園で小学生の学習補助のボランティアを行いました。勉強や読書、折り紙、スポーツなど、様々な活動で児童をサポートしていました。最終日のお別れの際には泣いている小学生もいて、お互いに充実した時間を過ごせたことがうかがえました。

スーパーティーチャーから学ぼう

ここ数年、8月に3年生の集中講座を開設し、県下に配置されているスーパーティーチャーに直接指導していただく機会を設けています。今年は8月7日(木)に英語の黒田先生(熊本高)・国語の髙濱先生(第二高)・物理の上野先生(済々黌高)をお招きしました。

対象生徒は希望者で、3年生に限らず1・2年生からの参加も見られました。

志望校を意識した問題に、皆、真剣に取り組んでおり、大変有意義な時間となりました。

インターンシップ(2学年)

8月4日(月)、5日(火)の2日間、2年生の希望者10名がインターンシップを行いました。

それぞれの進路希望に合わせて、人吉市役所、人吉警察署、下球磨消防組合中央消防署、人吉医療センター、千寿園、多良木町役場の合計六カ所の実習先に分かれて職場体験をさせていただきました。

その職業ならではの施設や機材を見せていただき、その目的や日ごろから注意されていること、工夫されていることなど、様々なことを現場で学ぶことができました。また、実際に使用されている道具や機材に触れたり、体験したりする機会もいただき、緊張しましたが、貴重な経験となりました。

今回職場体験で得たことは、生徒たちにとって、自身の進路について考えを深め、自身の職業観や勤労意識を高める糧となることと思います。

お忙しい中、ご指導いただき、本当にありがとうございました。

東西コミュニティーセンター短期講座「夏休み子ども学習会」ボランティア

7月22日(火)~7月26日(土)の5日間、本校生徒59名が人吉東小学校・人吉西小学校の4年生・5年生の学習サポーターとして、夏休みの宿題や防災学習、調理実習のサポートを行いました。最初はお互いに緊張や恥ずかしさがあったようですが、徐々に打ち解けていき、最後は小学生から頼りにされていたようでした。小学生にとっても高校生にとっても貴重な経験となったようです。

東間小学校「夏休み学習教室」ボランティア

7月25日(金)、本校生徒13名が東間小学校で夏休み学習教室のボランティアを行いました。学年ごとに図書室や音楽室、理科室に分かれて宿題を手伝ったり、児童の話に耳を傾けたりする様子が見られました。閉会式の際の小学生からの質問にも丁寧に回答しており、和やかな雰囲気で終えることができました。