職員ブログ(~平成30年度)

第8走者?の瀬上です。

物理部今村先生からバトンを頂きました生物部顧問の瀬上です。

まずは生物部のブログの紹介です。

http://sh.higo.ed.jp/daini/club/culture/biology/


やっと梅雨が明け、これからさらに暑くなりそうです。

蝉の鳴き声も一段と大きくなったように感じます。

夏休みが始まって約2週間、生物実験室は、連日大賑わいです。


3年生でSSHの全国大会に出場するクチナシ班(立田山ヤエクチナシとオオスカシバ成虫の産卵選好性および幼虫の摂食選好性の研究)の4人と理数科中国四国九州大会出場の甘酒班(高機能性甘酒に関する研究、美肌に良いとされるα-EG生成の研究)の5人は、課外や受験勉強の合間をぬって最後の準備に取り組んでいます。

また、2年生の課題研究班は先輩の研究を引き継ぎ、次の目標に向かい実験を重ねています。甘酒班は、抗酸化能が高く健康と美容にも良くさらにスポーツ後の体力回復に効果があるクエン酸を多く含んだ甘酒の開発、クチナシ班は、立田山ヤエクチナシ自生地の毎木・分布調査のデータ処理や九工大で行われるサマーサイエンスフェスタのポスター発表の練習をしています。

そして生物部は、これまで坪井川の干潟調査を4回行いましたが、そこで採集したスパルティナ内と干潟の生息動物の同定作業を根気強く頑張っています。また、2日に行われる九工大の発表会で1年生が初めてポスター発表に挑戦します。

生物実験室は、うだるような暑さの中ですが、生徒たちは汗をかきながら毎日頑張っています。生徒の研究に取り組むひたむきな姿勢と頑張りには頭が下がります。また、先輩が後輩へ実験方法のアドバイスをしている様子や、測定を手伝っている微笑ましい様子を何度もみかけました。

課題研究もスムーズに進むわけではなく、特に甘酒の研究など麹作りに3日、糖化に1日そして様々な測定に2時間以上かかります。失敗することも多く、データも思い通りにいかず、班内のチームワークがうまくとれなかったり、部活動の両立に悩んだり、最後の発表までにはいろんなことがあります。まとめた結果について評価が高ければ嬉しいことですが、私はその過程が一番大事だと思います。その中で得られたことや経験が、生徒にとっての成長の糧、進路決定のきっかけになるよう願っています。


生物教室の様子です。甘酒班の3年生が2年生の測定を手伝っています。

 

私事ですが、ある大学の先生から「火山学者はカルデラの中には、家は建てません」いわれたことがありますが、その阿蘇のカルデラの中に住んでいます。確かに最近全国的に火山活動が活発になって、阿蘇も例外ではなく、降灰の被害もありますが、阿蘇はいいところですよ。どうぞみなさんご家族で阿蘇までドライブは如何ですか?

阿蘇の雄大な自然と生徒たちの頑張りに癒される毎日です。


とりとめのない文章で失礼致しました。

生物部顧問の瀬上からいつも生物部のブログ作りを助けてくれるテニス部の田嶋先生にバトンタッチです。

阿蘇の雲海です。二重の峠より

7番打者?主幹教諭の髙田です。

 7番打者かどうか分かりません。今村清寿先生から広角に放たれたボールの1つをキャッチしてしまった地理の髙田です。(さすがアイデアマンの今村清寿先生、他人と同じことはやりません。今清方式で今後はねずみ算式に、二高職員が登場することになるのでしょうか。)
 突然ですが、私は夏が好きです。若いころ、「夏生まれだろ?」何て言われたりもしました。南東モンスーンの熱い湿った風、強い日射で積乱雲が発達し、対流性降雨である夕立の降る夏が大好きです。しかしこの汗の出る季節、最近は、清潔志向も手伝って嫌がられる季節となってしまったのかもしれません…。
 今日は7月25日土曜日、いよいよ今年も暑い夏がやってくるようです。今年の夏は今まで雨が多く、梅雨もまだ明けていません。平年の九州北部の梅雨明けは7月19日だそうなので、すでに1週間ほど遅れていることになります。(ちなみに、過去には1993年のように梅雨明けが確定しなかった年もあるようです)
 現在ペルー沖の海水温度が上昇するエルニーニョ現象が発生しているそうです。エルニーニョ現象が発生すると日本付近は「冷夏長雨」と言われているので、今までの所当たっている?!のかもしれません。
 梅雨が明ければ、暑い熊本の夏本番です。気象庁のホームページによると熊本で1年365日のうちで最も暑い日は、8月1日~4日で、この4日間は1日の平均気温28.6℃となっています。(ちなみに1日の平均気温は一般的に、午前9時頃の気温に近いそうです。また熊本の1か月の平均気温でみると高い順に、8月 28.2℃、7月 27.3℃、9月 24.9℃となっています。)つまり、「暑い、暑い!」と言われる熊本でも、8月4日を過ぎると、気温は下がりはじめます。夏が好きな私は、8月4日を超えると、秋を感じ、淋しくなります。センチメンタルでメランコリックな気分になります。(立秋は8月8日です。)
 ところで、最近は、温暖化で、熱中症が問題になり、「猛暑」という言葉が使われますが、本当に暑いのでしょうか。私の生まれた1968年以降の地点「熊本」のデータを、気象庁のホームページで調べてみました。(1968~2014年までの47年間の8月のデータになります)
①8月の月平均気温は、私が10歳(1977年)までは、27.4℃、10代のときは27.6℃、20代のときは、27.9℃、30代のときは28.5℃、40代は28.5℃となっています。
②最も暑かった8月は、2010年で、29.6℃、もっとも寒かった8月は1980年で25.8℃です。昨年の8月は26.8℃で、47年間で5番目に寒い8月でした。
③1968年からの8月の35℃以上の猛暑日の出現日数の平均は、私が10歳(1977年)までは、2.1日、10代のときは3.0日、20代のときは、5.4日、30代のときは8.9日、40代は7.7日です。猛暑日の出現日数が最も多かったのは1994年で、19日でした。昨年2014年は、0日だったですね。
 このデータをみると、確かに暑くなっているような気はします。来週から始まる今年の8月はどんな8月になるのでしょうか。好き嫌いはそれぞれでしょうが、いい夏になるといいですね。
                       ※平年というのは1981~2010年までの平均を指します。

職員ブログ 第6走 物理今村です。

堤先生からご指名頂きました、物理の今村です。
第二高校9年目になりました。

最近はSSH(スーパーサイエンスハイスクール)関係の仕事をさせて頂いております。
SSHニュース http://sh.higo.ed.jp/daini/ssh/

また、野球部の顧問も赴任以来9年間させて頂いております。
野球部ブログ http://sh.higo.ed.jp/daini/club/athletic/baseball/

あわせて、物理部の顧問もさせて頂いております。
物理部ブログ http://sh.higo.ed.jp/daini/club/culture/physics/(更新が滞っています・・・)

昨年より理数科主任という肩書きも頂き、理数科の保護者の皆様、生徒諸君には大変お世話になっております。近いうちに理数科の活動を紹介するページも作成予定です。

では、本題に入る前に次のご指名です。
SSHの企画に協力していただき、野球部の指導経験も豊富な主幹教諭・地理の高田先生。
物理部から生物部へパス。ということで、生物部顧問の瀬上先生。
理数科がお世話になっております。3年理数科担任、日元先生。
第二高校赴任1年目、フレッシュな若手コンビ。日本史・池下先生&地学・田上先生。
1対1でバトンを渡すと、もらった人もプレッシャーになるかと思い、多くの人にバトンを渡してみました。みなさんお忙しいと思いますので、お時間あるときに投稿をお願いします。
フレッシュコンビはすぐに投稿してくれると思いますが(笑)

では本題です。今日は授業を担当させて頂いている各クラスの紹介をします。
担当授業は『物理』ですが、授業の目標は『科学者になる』ことです。科学者とは、何も大学や企業の研究者ばかりを指すのではなく、『物事を論理的に考え、それが正しいか判断し、自分の考えを表現できる人』を科学者と定義しています。科学者になるため、他者と協議し、考えを表現する場面を多く設定しています。物理の内容を理解する過程を通し、思考力、判断力、表現力を鍛えることが目的です。


3年5組では、いろいろなグループが構成され、助け合いが行われています。

3年理数科は議論が盛り上がります。『本質を理解する』ことに燃えています。

2年生の理数科では教え合う姿がよく見られます。

2年6組も授業に行っているのですが、写真がありませんでしたので、2年6組の紹介については、担任で数学担当の園田光世先生にバトンタッチします。園田先生よろしくお願いします。

第5走る 堤 遅れました!

 蝉が鳴き始めた (と書こうと思ったのが1週間前の、たしか7月4日 10時25分のこと)
 とにかく鳴きはじめた。 
 エアコンで締め切った窓ガラスを通して、はっきり響くちから強い鳴き声。夏の暑さにも、エアコンの便利さにも、負けず、ひとつひとつ頑張るよ・・・


雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク 決シテ瞋ラズ イツモシヅカニワラッテヰル

 こんな感じで、今年の夏も元気にのりきりたいよ!


次は、物理の今村清寿先生に、バトンを渡します。


  

第四走、数学科の金子です。

 素早いパスに困惑していますが、日常を気軽に書いてよいとのことなので…

 先日、家族でプロ野球の試合観戦に行き…

 試合後、家族で夕食を取っていると、ほどなく隣に年輩の3人組が座られました。その方々は北海道から野球観戦に来た方でした。北海道の見所や名産品、野球の昔話に至るまでたくさんお話ししました。隣席の方と話すことはあるのですが、北海道の方と話ができるとても貴重な体験ができ、家族みんなで心地よくお店を出ました。

 ところが、店を出ると…

 私を呼ぶ声がしました。声の主は、20年ぶりにお会いする大学の先輩でした。大学時代(も)わがままだった私は、競技のことで先輩と度々議論(と私は思っていますが…)しました。しかし、今は互いに家族連れ…。緊張しながらも楽しい時間を過ごしました。


 数奇な体験をして、帰宅後…

 ご近所の引越し日でした。そこには3人兄弟の小さな友人がいます。特に下の2人とは、私が明るいうちに帰宅したときには、よく狭い裏庭で遊んでいました。ご家族とも夕飯をご一緒するなど、楽しい時間を過ごしていました。引越し先はアメリカ…2年間だそうです。2年後は、どんな姿で帰ってくるのでしょうか。しばらく、穏やかな笑顔が見られずさびしいですが、その日が楽しみです。


 以上、最近の出来事でした。幼少期、青年期、リタイア後までを短時間に肌で感じる体験ができました。

 今回、髙島先生がバトンをいただいたおかげで、周囲の支えに鈍感な私も「日常の幸せ」を見過ごさずに記憶にとどめることができました。


 毎日学校で会う若人たちも、それぞれ喜怒哀楽ある日々を過ごし、登校していると思います。思い悩んだ分だけ日々に感謝し、幸せを感じることができる未来が待つと信じる私にとって、日々悪戦苦闘する若者の姿はまぶしくも感じます。

 私も、今があることに感謝しつつ、週末に我が家を訪れるアメリカの高校生をどう迎えるかを考えようと思います。
 それもまた日常の幸せと思いながら…


 髙島先生ありがとうございました!
 ウォルターズの勝利と高島先生の幸せを願っています!


 次のバトンは、英語科の堤先生にお渡しします。

 堤先生!よろしくお願いします!!

 

第三走 地歴・公民科 高島です

まさかのキラーパス!びっくりしますよ、教頭先生!

 

私は、学校内であった嬉しかった出来事をお伝えしたいと思います。

 

とある日の掃除終了間近の出来事です。

私が担任をしているクラスに、ある先生が勢いよく入ってこられました。

「先生のクラスに○○君ておる?」

「え!? は、はい。いますよ」

 その先生は、私とは学年が違うので、○○君は一体何をしたのかしら…とビクビクしてしまいました。すると、

「さっき、俺がゴミを集めた袋を持って捨てに行こうとしてたら、○○君が声をかけてくれて、『そのゴミ、一緒に持っていきますよ』て言って持っていってくれたと。たいが嬉しかった~」

 ですって!

「学年違うし、全然話したことないのに、ああやって声かけてくれて持っていくって、その心配りが嬉しかった」

ですって!!!

私まで嬉しくなりました。見えないところでそうやって人のために動いてくれる人がいることを、とても誇らしく思います。小さな心遣いが、人を嬉しい気持ちにしているんだなぁと思います。

そして、それを伝えてくれた先生も素敵だと思いました。嬉しかったことを素直に「嬉しい」と伝えてもらうと、それを聞いた人も嬉しくなるものです。「ありがとう」とか「嬉しい」って、周りを幸せにする言葉ですよね。

私のクラスの学級日誌には、友人のSuteki Pointが書かれています。「◎◎さんが、黒板消しを手伝ってくれました~」とか「●●くんが配付物手伝ってくれて嬉しかった」など、思いやりのある行動によって、毎日小さな「嬉しい」が生まれています。このちょっとした思いやりある行動が、クラスの友人だけでなく、学校全体や、地域でも見られれば、もっと過ごしやすい環境になるだろうなと思います。

私自身も、自分にできることで、「ありがとう」や「嬉しい」を増やしていきたいです。

 

 

副校長先生や教頭先生と違い、随分とふんわりした文章になりました…。

またこれもよし、ですよね、教頭先生!

 

次は、数学科の金子先生にパスします!よろしくお願いします。

第二走、教頭の石田です。

 この仕事をしていてよかったと思うことの一つに、生徒の成長の瞬間に立ち会えることがある。学校では多様な活動が行われており、それぞれの場面で生徒は様々な表情を見せる。私が一番好きな表情は、集中した場面における「凛」とした表情である。先日、高校総文・総体が行われた。出場した全ての生徒が、部活動の集大成として様々な思いを胸に奮闘した。普段はひょうきんでお調子者の面を見せている生徒が、ステージに立つ直前、口元を引き締め真剣な顔を見せた。また、いつもは少し自信なさそうな反応を見せる生徒が、競技のスタート直前に立ち止り、大きく3回深呼吸をして目をつぶり、しばらくしてカッと目を大きくあけた。それぞれ「いい顔」をしていた。イメージと覚悟が決まった瞬間だ。「完璧なパフォーマンスを行う」、「自分の限界を超える」、目標は様々であろうが、いずれも挑戦している瞬間の表情であり、成長の場面である。今後も学校では多くの活動の場面を演出し、生徒のいろいろな表情を引き出したいと考えている。
 次は、地歴・公民科の髙島先生にバトンを渡します。

第一走、副校長の有働です。


 5月23日(土)、運動公園で行われた総体ラグビーの一回戦を観戦しました。
 強豪校に一歩も怯むことなく、勇気を持って突進し、魂のこもった楕円のボールを最後までつないでいました。感動!!
 試合中の態度も試合後の所作も立派の一言。思いを託された1・2年生も更に頑張ってくれることでしょう。二高フィフティーンに感謝です。
 月曜日の新聞を開くと、「水球末弘杯 第二優勝!」の文字が目に飛び込んできました。卒業生のアドバイスを受けながら自分達で工夫して練習をしているとのこと。高校総体、九州大会での更なる活躍を期待させるチームです。これまた感動!!!
 第二高校に赴任して早二ヶ月。対面式、歓迎遠足、大運動会・・・。4月からこの方、爽やかな生徒諸君にいつも力をもらっています。一人一人の輝きはもちろんのことですが、1229の思いが一つになった時の眼差しは、例えようのない美しさです。
 今週末の総体・総文でも、持てる力を120%出し切ってくれることでしょう。

    「感動を今日もありがとう。」

 バトンを、教頭先生に渡します。