2015年6月の記事一覧

第四走、数学科の金子です。

 素早いパスに困惑していますが、日常を気軽に書いてよいとのことなので…

 先日、家族でプロ野球の試合観戦に行き…

 試合後、家族で夕食を取っていると、ほどなく隣に年輩の3人組が座られました。その方々は北海道から野球観戦に来た方でした。北海道の見所や名産品、野球の昔話に至るまでたくさんお話ししました。隣席の方と話すことはあるのですが、北海道の方と話ができるとても貴重な体験ができ、家族みんなで心地よくお店を出ました。

 ところが、店を出ると…

 私を呼ぶ声がしました。声の主は、20年ぶりにお会いする大学の先輩でした。大学時代(も)わがままだった私は、競技のことで先輩と度々議論(と私は思っていますが…)しました。しかし、今は互いに家族連れ…。緊張しながらも楽しい時間を過ごしました。


 数奇な体験をして、帰宅後…

 ご近所の引越し日でした。そこには3人兄弟の小さな友人がいます。特に下の2人とは、私が明るいうちに帰宅したときには、よく狭い裏庭で遊んでいました。ご家族とも夕飯をご一緒するなど、楽しい時間を過ごしていました。引越し先はアメリカ…2年間だそうです。2年後は、どんな姿で帰ってくるのでしょうか。しばらく、穏やかな笑顔が見られずさびしいですが、その日が楽しみです。


 以上、最近の出来事でした。幼少期、青年期、リタイア後までを短時間に肌で感じる体験ができました。

 今回、髙島先生がバトンをいただいたおかげで、周囲の支えに鈍感な私も「日常の幸せ」を見過ごさずに記憶にとどめることができました。


 毎日学校で会う若人たちも、それぞれ喜怒哀楽ある日々を過ごし、登校していると思います。思い悩んだ分だけ日々に感謝し、幸せを感じることができる未来が待つと信じる私にとって、日々悪戦苦闘する若者の姿はまぶしくも感じます。

 私も、今があることに感謝しつつ、週末に我が家を訪れるアメリカの高校生をどう迎えるかを考えようと思います。
 それもまた日常の幸せと思いながら…


 髙島先生ありがとうございました!
 ウォルターズの勝利と高島先生の幸せを願っています!


 次のバトンは、英語科の堤先生にお渡しします。

 堤先生!よろしくお願いします!!

 

第三走 地歴・公民科 高島です

まさかのキラーパス!びっくりしますよ、教頭先生!

 

私は、学校内であった嬉しかった出来事をお伝えしたいと思います。

 

とある日の掃除終了間近の出来事です。

私が担任をしているクラスに、ある先生が勢いよく入ってこられました。

「先生のクラスに○○君ておる?」

「え!? は、はい。いますよ」

 その先生は、私とは学年が違うので、○○君は一体何をしたのかしら…とビクビクしてしまいました。すると、

「さっき、俺がゴミを集めた袋を持って捨てに行こうとしてたら、○○君が声をかけてくれて、『そのゴミ、一緒に持っていきますよ』て言って持っていってくれたと。たいが嬉しかった~」

 ですって!

「学年違うし、全然話したことないのに、ああやって声かけてくれて持っていくって、その心配りが嬉しかった」

ですって!!!

私まで嬉しくなりました。見えないところでそうやって人のために動いてくれる人がいることを、とても誇らしく思います。小さな心遣いが、人を嬉しい気持ちにしているんだなぁと思います。

そして、それを伝えてくれた先生も素敵だと思いました。嬉しかったことを素直に「嬉しい」と伝えてもらうと、それを聞いた人も嬉しくなるものです。「ありがとう」とか「嬉しい」って、周りを幸せにする言葉ですよね。

私のクラスの学級日誌には、友人のSuteki Pointが書かれています。「◎◎さんが、黒板消しを手伝ってくれました~」とか「●●くんが配付物手伝ってくれて嬉しかった」など、思いやりのある行動によって、毎日小さな「嬉しい」が生まれています。このちょっとした思いやりある行動が、クラスの友人だけでなく、学校全体や、地域でも見られれば、もっと過ごしやすい環境になるだろうなと思います。

私自身も、自分にできることで、「ありがとう」や「嬉しい」を増やしていきたいです。

 

 

副校長先生や教頭先生と違い、随分とふんわりした文章になりました…。

またこれもよし、ですよね、教頭先生!

 

次は、数学科の金子先生にパスします!よろしくお願いします。

第二走、教頭の石田です。

 この仕事をしていてよかったと思うことの一つに、生徒の成長の瞬間に立ち会えることがある。学校では多様な活動が行われており、それぞれの場面で生徒は様々な表情を見せる。私が一番好きな表情は、集中した場面における「凛」とした表情である。先日、高校総文・総体が行われた。出場した全ての生徒が、部活動の集大成として様々な思いを胸に奮闘した。普段はひょうきんでお調子者の面を見せている生徒が、ステージに立つ直前、口元を引き締め真剣な顔を見せた。また、いつもは少し自信なさそうな反応を見せる生徒が、競技のスタート直前に立ち止り、大きく3回深呼吸をして目をつぶり、しばらくしてカッと目を大きくあけた。それぞれ「いい顔」をしていた。イメージと覚悟が決まった瞬間だ。「完璧なパフォーマンスを行う」、「自分の限界を超える」、目標は様々であろうが、いずれも挑戦している瞬間の表情であり、成長の場面である。今後も学校では多くの活動の場面を演出し、生徒のいろいろな表情を引き出したいと考えている。
 次は、地歴・公民科の髙島先生にバトンを渡します。