地学部

部活動紹介

【地学部】最優秀賞:第72回熊本県高等学校生徒理科研究発表会

 10月24日(日)に熊本県高等学校生徒理科研究発表会(サイエンスコンテスト2021)が、オンラインで開催されました。事前に録画して提出した研究発表動画を審査員が当日視聴し、発表動画はYouTubeでライブ配信されました。発表校は指定された時間帯に自校からGoogle Meetで審査員の質疑に応答しました。
 地学部は地学部門で「火星に発生した大規模ダストストーム」について、研究発表を行いました。熊本大学大学院先端科学研究部基礎科学研究部門地球環境科学分野の吉朝教授や熊本県教育センターの江川指導主事の方々が審査員となり、本校の研究に対して「大変わかりやすい内容であった」や「薄く低層にあるダストが温室効果をもたらすことを、うまく実験されている良い研究である」、「ダストストームの厚さや濃度をさらに変化させて、研究を進めて欲しい」などの評価や意見をいただきました。本研究は最優秀賞を受賞し、来年2月沖縄県で開催される九州高等学校生徒理科研究発表大会、および来年度開催される熊本県高等学校総合文化祭展示部門への出場が決定しました。

 

【地学部】部活動紹介 R3秋

 地学部は、不定期で活動を行っています。活動内容は、実験観察をとおした地学分野の研究、天体観測、地質調査等です。研究発表会で私たちが行った研究内容をプレゼンすることもあります。

ですが、皆さんの予想を大幅に超えるほど堅くない部活です。少しでも興味がある方は是非、足を運んでみてください! 

~2021年に出場した大会(最新の順番)~

 ・紀の国わかやま総文2021自然科学部門

 ・日本地球惑星科学連合2021年大会 (佳作)

 ・令和二年度九州高等学校生徒理科研究発表大会 (優秀賞)

 ・第42回日本気象学会九州支部ジュニアセッションin九州  

~活動風景~

 

 

 

 

 

【地学部】第45回全国高等学校総合文化祭で研究発表

 7月31日~8月2日に和歌山県紀の川市の近畿大学生物理工学部で、紀の国わかやま総文2021自然科学部門が開催されました。地学部は熊本県代表として地学研究発表部門に出場し、「火星極冠の消長3 ~ダストストームは大気を温めるか~」について研究発表を行いました。

【地学部】日本地球惑星科学連合2021年大会発表

 日本地球惑星科学連合(JpGU)の2021年大会が、5月30日(日)~6月6日(日)にオンラインで開催されました。日本地球惑星科学連合とは、日本の地球科学及び惑星科学領域等の地球惑星科学を構成する、すべての分野及び関連分野をカバーする研究者・教育関係者・学生等からなる学術団体です。新型コロナウイルス感染症の地球規模での流行により今年度の大会は、完全オンラインで開催されました。この大会の「高校生によるポスター発表」は6月6日(日)に行われ、高校生が地球惑星科学分野で行った学習・研究活動を ポスター形式で発表するセッションです。地球惑星科学分野の第一線の研究者と一緒に発表し、議論できる機会です。

 地学部はこの大会で「火星極冠の消長3~ダストストームは大気を温めるのか~」について、オンラインポスター発表を行いました。昨年度の研究に新たに実験を加え、ダストの成分について考察を深めた内容です。発表は東京大学や東北大学、九州大学等の研究者、大学院生等に見て頂き、3年生は研究者の質問に的確に回答することができました。その結果「アナログの実験による研究だが、レベルが高い。」「非常に興味深く、おもしろい研究である。」と興味を持って頂き、多くの助言を頂きました。5月末の熊本県高等学校総合文化祭展示部門で発表予定だったポスターセッションがコロナ禍で中止となり、3年生はこの研究発表をもって卒部です。後輩達から感謝と今後の発展を願って色紙が贈られました。

 

【地学部】九州高等学校生徒理科研究発表大会

  令和2年度の九州高等学校生徒理科研究発表大会長崎大会は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、論文審査で行われました。九州各県の研究発表会で優秀な成績を収め、各県の高等学校理科教育研究会等より推薦を受けたクラブ等から、地学部門では21本の論文が出品されました。その中で、本校地学部の論文は優秀賞となりました

                                                    論文は こちら ↓

火星極冠の消長3~ダストストームは大気を温めるのか~(熊本第一高校地学部).pdf