地学部

部活動紹介

【地学部】一高祭文化部門で星空の解説

 一高祭文化部門で地学部は、PCとプロジェクター、スクリーンを使った平面プラネタリウムを地学室で投影しました。文化部門当日20:00の星空を映し出し、星座や星座にまつわる神話について解説を行いました。

【地学部】化石と断層、地形や地質の巡検会

 地学部は6月12日(日)に宇土高校科学部地学班と合同で、化石や活断層、地形、地質等を実際に見て触れて学ぶ巡検会を行いました。午前は御船町恐竜博物館の池上直樹主任学芸員の指導で博物館展示の説明や博物館のバックヤードに保管されている化石標本を見学しました。午後は熊本地学会の鶴田孝三会長の案内で、嘉島町周辺で見られる北甘木断層や布田川・日奈久断層帯を含む別府-島原地溝帯の地形、断層活動に伴う砥川溶岩層のずれや破砕帯の湧水を現地で学習しました。熊本の地学的事象を直接体験して学ぶ貴重な機会となりました。

【地学部】第34回県高校総文祭理科展示部門発表

  3年ぶりに熊本県高等学校総合文化祭展示部門が開催されました。展示部門の会場となった熊本県立劇場には、多くの高校生が参加しました。理科展示部門ではこれまで、ほとんどできなかった対面での研究発表に、理科研究を行っている部活動生や一般の方々に参加していただき、活発な議論や意見交換が行われました。これで引退する3年生部員にとって、これまで取り組んできた自分たちの研究の意義や意味を感じるものとなり、1・2年生にとって対面で研究発表する貴重な機会となりました。

   

【地学部】日本地球惑星科学連合2022年大会で研究発表

 日本地球惑星科学連合(JpGU)は地球惑星科学関連の学協議会51団体が参加する、会員数約1万人の大規模な組織です。毎年幕張メッセで学術大会が開かれ、地球科学各分野で口頭発表やポスターセッション、講演会等が行われています。5月29日にオンラインで開催された高校生ポスター発表のセッションで、地学部は昨年に続きZoomを用いて研究発表を行い、参加した研究者の皆さんと議論を行いました。本校地学部のブレイクアウトルームには東京大学や北海道大学、東北大学、大阪大学、琉球大学、熊本大学等の研究者に参加していただき、質疑応答して活発な意見交換を行い、温かい助言をいただきました。1・2年生にとって、研究発表のだいご味を感じる貴重な機会になりました。

【地学部】日本気象学会ジュニアセッション2022研究成果発表と天体観察会

 日本気象学会では高校・中学生世代を対象とした研究成果発表の場として、学会春季大会に合わせてジュニアセッションを開催しています。地学部は5月20~21日に開催されたこのセッションに参加して、気象庁や大学、大学院等の専門家や研究者の皆さんに、「火星で発生した大規模ダストストーム」の研究成果をオンラインで発表しました。

 また、21~22日にはおよそ2年ぶりに学校に泊まり込んで、天体観察会を行いました。春から秋にかけての星座や北斗七星からうしかい座のアークトゥルス・おとめ座のスピカに連なる春の大曲線、わし座のアルタイル(彦星)・こと座のベガ(織姫星)・はくちょう座のデネブでつくられる夏の大三角、さそり座のアンタレス(赤)・こと座のベガ(白)、はくちょう座のアルビレオ(黄と青の二重星)などのカラフルな恒星、夜明け前の南から東の空に並ぶ下弦に近い月や土星、火星、木星、金星等を夕方から明け方まで観察し、拡大撮影等を行いました。

学校屋上から見る夜明けと熊本城