定時制日誌

生徒総会が開催されました

 5月20日(金)3限目に、平成28年度生徒総会が開催されました。

生徒総会では、全体進行を2学年常任委員が務めました。まず、荒木副校長が、熊本地震から「自治」を考える内容で話をされました。

この震災と避難の経験から、自治は、「自分たちのことを、自分たちで責任もってやるとても大事なこと」であることを再確認できた。「学校は自分に対して何をしてくれるのか」ではなく、「自分は何ができるのか」を考えて生活・行動して欲しい。生徒会と協力して頑張っていって欲しい、と締めくくられました。

 その後、生徒会長が挨拶し、議事に入りました。2学年から選出された議長が、議事をスムーズに進行しました。1年生から質問があるなど審議の後、下記議事が承認可決されました。

 議事(1)平成27年度生徒会行事報告(2学年常任委員が提案)

   (2)平成27年度生徒会会計報告(3学年常任委員が提案)

   (3)平成28年度生徒会行事予定提案(副会長が提案)

   (4)平成28年度生徒会予算案提案(書記が提案)

   (5)審議事項・・・(保健常任委員長が提案)

       同好会として、「柔道」「陸上」の2部を設置する。

   

   

   

部活動開始!

 本日4限目に部活動編成が行われ、本年度の部活動が開始されました!

 体育系の部活動は、8月の全国大会を目指し、まずは、6月12日(日)の県定時制通信制総合体育大会へ向けて練習します。
 文化系の部活動では、文化や芸術に親しみ、自己の技能を伸ばす貴重な時間を過ごします。
 今年の活動部は、バドミントン、バスケット、柔道、卓球、ソフトテニス、陸上、軟式野球、映画研究、読書、生花・茶道、囲碁・将棋の11部です。

 今年度の県定時制通信制総合体育大会は、熊本地震の影響により、会場を八代地区に変更して開催されます。本校定時制は、全生徒全職員が、選手と応援にわかれて参加します。 

 部活動編成では、全体に諸注意があり、その後各部に分れキャプテン決めや練習についての話が顧問からありました。

   

   

うれしい 給食再開! 大にぎわいの給食室!

 熊本地震で「パンと牛乳」だった給食が、本格的に今日から再開されました。

待ちに待った再開初日のメニューは、「ハヤシライス、デコポンサラダ、山川漬け、牛乳」の874kcalです。

 あったかい、湯気の立つ料理は、心がなごみます。そして、給食を作っていただく3人の先生方の愛情をたっぷり感じます。手を合わせて「いただきます!」「ごちそうさまでした!」

 これからもずっと給食が続きますように!給食をいただけることに感謝!「ありがとうございます!」

生徒たちは、次のような感想を述べています。

・ハヤシライス美味しかったです。今日も頑張ります。

・久しぶりの給食が食べられてよかった。ハヤシライスも美味しかった。

・給食、とっても美味しくて感動でした。

・デコポンサラダ、フレンチドレッシングとの相性バツグン!

 ・ハヤシライス大盛り、最高!!

   

  

牛島先生 地震御見舞いありがとうございました。

 5月12日(木)に、熊本地震による本校の被害を心配されて来校された牛島達郎先生より、心温まる御見舞いをいただきました。

 先生は、福岡市にお住いで、(前)福岡女学院大学人文学部教授、(元)福岡市学校教育部長を歴任され、現在は福岡市人権啓発センターの講師をされています。

 本校へは、平成19年度に定時制の講演会で、先生が出会われた子供たちのことを紹介され、「食生活と心身の健康について」お話いただいています。

 まだ、余震が残るなかで本校の事を心配され福岡からバスで駆けつけていただき、御見舞いや励ましをいただいたことに、心より感謝申し上げます。

熊本地震で休校していた学校が再開しました。

 4月14日(木)の前震後、休校に入った学校も、本日5月10日、26日ぶりに再開しました。

大雨の中を登校する生徒達を「こんにちは」「元気だった?」などの声を掛け合い、大勢の先生方が再開の一歩を見守りました。

   

 給食室も地震の影響で食事がつくれませんので、今日は「パンと牛乳」の提供でした。きちんと手を洗い、久しぶりに生徒達の声と笑顔があふれた給食室でした。

   

1限目は、全校集会です。第一体育館が被災し使用できないので、第二体育館で行われました。

学校長からは、「・・・今日まで皆は本当によく頑張ってきました。ご家族にとっては、それが生きる力になっていると思います。『今日から学校を再開します』学校は安心安全に勉強するところです。地震後3回点検してもらい、使用できない所が4ヶ所ありましたが、建物が崩壊するレベルではありません。ただ、廊下や校舎の入り口に段差があります。夜間で見えにくいと思います。ぜひ足元に注意してください。」と学校再開宣言があり、次の3点を強調されました。

 ①余震に対する冷静な対応について

 火事の避難と地震の避難は違います。すぐ逃げる火事とすぐ逃げない地震です。パニックにならずに、様子を見て冷静に対応してください。

 ②健康管理について

 余震が続くことへの不安。避難所生活のストレスを感じていると思います。それに学校生活で困ることなどあったら、我慢せずに気軽に先生に相談してください。

③登下校の交通安全について

地震で道路が狭くなったり、危険箇所が増えています。交通事故に遭う確率が高くなっています。今まで以上に目配り、気配りをして時間に余裕を持って登校しましょう。

最後に、『一日も早く学校を中心とした生活に戻して、普通の高校生活に戻りましょう』と締めくくられました。

  

次に、生徒指導部から、プリントに基づき地震による避難の流れについて説明され、冷静に落ち着いて行動すること、身の安全を守ること、一人で行動しないことなどを注意喚起されました。また日常生活については次のような注意がありました。

・校内の生徒立入禁止場所を守ること。

・移動教室へのルートを把握し安全に、時間に余裕を持って行動すること。

・登下校時も被災で道路状況が悪いためバイクや自転車など転倒の可能性が高まるので注意をして各自で安全な道を確保すること。

  

 その後、教務部・図書部からの連絡があり集会を終わりました。

  

 2限目は、各教室で担任の先生との久しぶりのLHRを終え、下校となりました。

 「心をつよく、一緒にがんばるバイ! 湧定魂!」