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課題研究発表会
今日は、3年生が登校して「課題研究」の発表を行いました。
週に3回の授業の中で、グループで研究してきた成果を発表する場です
さらに、3年生が研究の成果を発表するだけではなく、その発表を1・2年生も見て、来年度以降の学習に役立ててもらいます
授業担当の職員が説明をした後、いよいよ発表です
(暗所での素人の撮影につき、写真のブレがあります。ご容赦ください)
まずは「自然研究班」が発表しました。
ジビエの保存性を高めるための燻製の研究、泉分校の横を流れる氷川の環境調査などを行ったそうです
1・2年生も、先輩たちの発表を聞き、たくさんメモしていました
質疑応答でも様々な質問がなされていました。特に1年生が積極的に質問していました
3年生の質問に対する答えも、しっかり出来ていました
続いて、「木工班」の発表です。
木工班では、竹の有効活用を考え、グリーンフェスタにも登場した竹灯りなどを制作しました
木工班にも、多くの質問が出されていました。
1・2年生も、自分の研究のように真剣に考えた結果ですね
最後に、学科主任がまとめをしました
「研究すること」の大切さがよく分かりましたね
これで今年度の課題研究発表会は終わりました。
1・2年生は、ホームルームで発表をまとめたり、感想を書いたりしました
その頃3年生は、木工班が制作した竹灯りを囲んでパチリ。
やりきって晴れ晴れとした表情ですね
研究の成果は、後輩たちが引き継いでいってくれることでしょう
1年間の成果をかたちに
3年生の最後の「課題研究」の授業がありました
内容は、2月2日に行われる「課題研究発表」の最後の準備でした
どんな研究をしたのかまでは聞き出しませんでしたが、グループで相談しながら、何やら一生懸命にタブレット端末を操作していました
再来週の木曜に、1・2年生は3年生の発表を見ることになっています
ぜひ楽しみにしておいてください
3年生には、学年末考査で大変でしょうが、ぜひ「ためになる発表」となることを期待していますよ
本場の英語
1月18日は、3年生にとって最後のALTマシュー先生との授業でした
いつもように、英語によるウォーミングアップから授業が始まりました
この時間は最後の授業でもあり、同時に学年末考査直前の授業でもあります
英語の考査では、英語によるスピーキングテストもあるので、その対策は必須です
丁寧に分かりやすく指導をしています
3年生も熱心にメモを取っていました
その後、ペアワークをしました
マシュー先生も各所をまわって助言をしていました
マシュー先生のジョークも交えた丁寧な指導で、この日の課題はクリア出来たようでした
We are thankful for Matthew !
すくすく育つ
今日の1年生の「農業と環境」は、肥料について学びました
農業の授業は、実習ばかりと思われる方もいらっしゃるでしょうが、座学もちゃんとあります
今日の授業では、肥料の必須元素であるN・P・K(窒素・リン・カリウム)から、微量元素、土壌の団粒構造、元肥まで扱っていました
2年生以降で学ぶ理科の「生物基礎」においても、同じような分野を学びます。しかし、農業科の授業らしく、より実用的な内容でした
授業を聞いていると、植物の生育のためにいかに肥料が大切かがよく分かりました
また1年生が、教科書等に直接記載がないことでも、自然とメモを取るなどの行動が当たり前に出来ていました
もともと出来ていた分校生もいますが、出来るようになった分校生もいます
年度末が近付き、1年間の成長を感じますね
わたしのまちは
今日の3年生の「地理A」の授業では、先進国の都市の課題を見つけ、解決策を考えました
示された何枚かの写真を見て、まず各自で課題が何なのかを探っていきました
最初は、表面的なことにしか気が付きませんが、担当職員の「ここに住んでいる人の職業は? 家族構成は? 生まれ故郷は? この地区の30年後は?」などのヒントから想像を膨らませ、少しずつ課題の背景まで考えるようになりました
続いて、各自で考えたことをグループで共有し、自分とは別の視点・違う考え方も踏まえて考えていきました
1人で考えるだけでは気付かなかったことを、グループで話す中で気付くことがあったり、担当職員のちょっとしたヒントから一気に議論が進んだりしました
議論が想定以上に過熱してしまい、予定通りに終わらなかったです
今回体感したように、一見するとそれほど課題がないように見える地域でも、問題意識を持つことで、見えていなかった課題が浮かび上がることもあるでしょう
また自分の身近な地域でも、地域の課題に気付き、課題の解消に向けて多くの人が知恵を出すことが大切だと実感できたと思います
卒業後は社会の中の1人・地域の中の1人として、積極的に町づくりに参加してみてください
匠の技 職人の技
10月に、3年ライフコースの「フードデザイン」の授業で、和菓子講習会を実施しました。講師に、川尻の天明堂店主である北川和喜 様をお迎えし、和菓子の実演と練り切りを体験しました
最初にわらび餅の実演をしていただきました。わらび粉と砂糖(和三盆)に水を加えて加熱されました
徐々に粘り気が出てきて、あっという間にグミのように固まっていきました
そこからが力勝負です。透明感がでるまで木べらで混ぜながらしっかりと加熱していきます。全員(見学しに来た職員も)で交代しながら、わらび粉を混ぜる体験もさせていただきました
加熱できたら、きなこにまぶして出来上がりです
特別に出来たてを試食したところ、その美味しさにみんな言葉が出ませんでした
わらび餅の美味しさに驚きつつ、次は練り切りについて学びます
最初に北川様が練り切りで見本を作ってくださいました。目の前できれいな鯉があっという間に出来上がっていきます。手早く10分程度でみるみるうちに本物の鯉のように仕上がっていく熟練の技に釘付けでした
次は体験です。「コスモス」と「みかん」の2つに挑戦します。まず、北川様の見本を見ました
あっという間にできあがっていきました。花びらの形や大きさ、切れ目の入れ方みかんの筋の付け方など、あまりにあっという間に出来ていくので、見ていれば自分にも出来そうな気がしてきます。しかし「次はみんなの番だよ」と言われると、本当に上手にできるのか不安になってきました
いざやってみようと、餡を手に乗せます。練り切りの餡は意外と固く、おそるおそる何度も触っていると形がくずれてしまいます。北川様のようにはとても上手くいきませんでしたが、みんな無事にピンク色のコスモスと、皮を向き始めた状態のみかんを完成させることができました
練り切りを完成させることができ、とてもワクワクして達成感を感じたようです
北川様からは、わらび粉が貴重であること、和三盆などの高級な糖を使用して本物に触れて学ぶことの意義、技術を学び伝えていくことの大切さについても学びました
9月に店舗訪問した経験も含め、北川様から多くのことを学びました。その学んだことを、今後の学習につなげていきたいです
3年生、日本の伝統を体感
昨年9月に3年生のライフコースの生徒たちが食に関する企業に見学に伺いました
日本の調味料の代表である「味噌」、調理器具の代表である「包丁」、日本のお菓子「和菓子」の製造現場です
まず、味噌の製造工場の現場は氷川町宮原の「ヤマタみそ醤油」様を訪問しました。社長の田河様から一つ一つの工程や道具について説明していただきました。大豆を蒸す時期や、麹菌(こうじきん)を扱うことの難しさ、古くも現役で使われている機械や道具の数々に触れ、手間暇かけて作られていることを目の当たりにしました。まだ残暑が厳しい時期だったため、職人さんたちは汗を垂らしながらの作業であり、味噌づくりの大変さを感じることができました
次に熊本市川尻の「熊本市くまもと工芸会館」様を訪問し、包丁を作る現場を見学しました。厚さ5cm程の鉄の棒を、熱して叩いての繰り返しにより、20分ほどであっという間に包丁の厚みになりました。職人さんが全身の力を使って鉄を叩いている姿は、とても迫力がありました
最後に熊本市川尻の「北川天明堂」様を訪問しました。和菓子の製造現場では、たくさんのお菓子を一つ一つ丁寧に包装したり、立ち仕事で真剣に働いている職人さんの眼差しに触れることができました。店主の北川様からは、菓子職人になったきっかけや、菓子作りにおけるやりがいや苦労、店舗運営についてお話を聞くことができました