八工定ブログ

「校外体験学習」(定時制)

 令和元年9月27日(金)学校を離れて「校外体験学習」に行ってきました。

「学校外における体験学習の場を設定し、生徒、職員の親睦と交流を深めることを目的」として、毎年実施されています。

今年は三角・天草方面を中心に回りました。

 当日は、天候にも恵まれ、最初に到着したのが「みすみフラワーアイランド」です。

18度~25度という徹底した温度管理のハウスの中で生産されている、美しい胡蝶蘭を間近で見学することができました。

 

 

 次に、昼食を兼ねて、食と農の体験塾「宮田農園」に向かいました。

 

  電気・ガスを一切使用せず、国産小麦を使った「クッキー作り」「ピザ作り」を体験しました。

 石窯に入れて、ものの数分で、味わいのある「クッキー」、「ピザ」の登場です。

 

 

     その後、手作りロケットコンロで炊いたおにぎり、具だくさんで栄養満点の味噌汁を堪能しました。

 「食」の問題から「持続可能なエネルギーシステム」とは何か、いろいろ考えさせられた食の実習になりました。

 

  昼食後、明治三大築港の一つである、世界文化遺産の「三角西港」に向かいました。

 

756メートルに及ぶ「石積み埠頭」「排水路」「龍驤館」などを、三角西港のガイドさんの詳しい説明のもと、散策しました。

 

 築港後1世紀以上の時を経てもなお、往事の面影を残す港に、産業日本の礎を見た思いがしました。

  そして、最後に訪れたのが、海外のリゾート気分を味わえるという大型商業施設「リゾテラス天草」です。

 

  天草ならではのお土産を購入したり、海に面したオープンデッキでイタリアンジェラートなどのスイーツに舌鼓を打ち、つかの間のリゾート気分を味わいました。

 雄大な天草の大自然を眼前にし、普段の学校生活とは違う秋の一日を満喫することができたと思います。

「性教育講演会」(定時制)

 令和元年9月26日(木)視聴覚室において「性教育講演会」が行われました。

講師として、医療法人聖粒会慈恵病院で助産師をされている大山由香さんをお迎えし、

「未来ある君たちに伝えたいこと」という演題で講演していただきました。

      前半は、「性について」ということで、中高生の現状から、①「性行為の低年齢化」、②「性行為により起こりうること」③「性行為の二極化」と、ご自分が実際、病院で体験された事例を織り交ぜながら、かなり踏み込んだ内容のお話をしていただきました。

    続いて、「避妊」や「性感染症」「デートDV」について分かりやすく説明していただき、「性行為は人を幸せにも不幸にもする」と、熱く訴えられ,、前半が終わりました。

   後半は「人間は数億年前から命のバトンを渡し、命をつないでいる。お母さんがおばあちゃんのお腹に宿った時から、卵子は育まれ、競争を経て、頑張って生まれてきた。ここにいることが奇跡なのだ」と命の神秘についてのお話をしていただき、「どんな気持ちで親が子どもを育ててきたのかを考え、私たちは生きている以上、一日一日を大切にし、一生懸命生きなければならない」という結びで講演を閉じられました。

 

   最後は、珠玉の言葉が散りばめられた感動的なビデオメッセージが流れ、大山さんの「君たちに伝えたい」という熱い思いを受けて、生徒たちは「性」や「命」について 真剣に考えることができたのではないかと思います。

インターンシップ(定時制)

 8月21日(水)~23日(金)の期間、インターンシップを実施しました。今年度で9回目になります。

今回、2年生の源島君、岩舘君が「アーバンショッピングシティ」の青果部(斉藤商店)で3日間の就業体験を

しました。

 

 主な業務内容は、「袋詰め」「品出し」「商品の陳列」「清掃」などでした。

 

インターシップ期間中、事業所の方々は、とても優しく親切で、生徒に対してきめ細かく丁寧に指導していただきました。

 まだ、二人とも将来の進路については未定ということですが、一生懸命与えられた業務に励む姿が見られました。

 今回の経験を、今後の仕事選択や勤労意識の確立に役立ててもらいたいと思っています。

 お忙しい中、受け入れて頂きました「斉藤商店」様、大変お世話になりました。ありがとうございました。

全国定時制通信制総合体育大会(定時制)

   卓球部(男子個人単・朝田、女子個人単・窪田)は、8月6日~8日に東京都駒沢体育館で行われた

全国大会に出場しました。

 男子個人単1回戦に出場した朝田君は、千葉県代表と対戦し、接戦の末、2-3で惜敗しました。

 一方、女子個人単1回戦に出場した窪田さんは、山梨県代表に3-0でストレート勝ちしました。

 しかし、2回戦は、和歌山県代表と対戦し、健闘しましたが、0-3で敗れ、惜しくも涙を呑みました。

 

        男子個人単に出場した朝田君

 

          女子個人単に出場した窪田さん

  ソフトテニス部(男子個人 吉田・作馬組、上田・宮尾組)は、8月8日~10日に千葉県長生郡白子町

サニーテニスコートで行われた全国大会に出場しました。

 

   団体戦の1回戦は、愛知県チームと対戦しましたが、ゲームカウント1-2で惜敗しました。

  次の個人戦は、上田・宮尾組は、福井県代表と対戦し、1-4で敗退しました。

  一方、吉田・作馬組は、1回戦、山梨県代表に4-0でストレート勝ちし、次の2回戦は、

山口県代表と対戦し、2-4という結果に終わりました。

 

             吉田・作馬組

 

                                                  上田・宮尾組

  1年生の上田君、宮尾君にとっては初めての全国大会であり、朝田君、窪田さん、作馬君にとっては、

最後の全国大会でした。それぞれに感慨深いものがあると思います。

 最後の全国大会になった3人に感想を寄せてもらいました。

 窪田さん 「 初めての全国大会で緊張しました。目標であった初戦突破や2回戦でもよい試合ができたので、

       満足しています。引き続き、後輩の皆さんにも頑張ってほしいです。」

 朝田君  「 初戦は緊張のため、うまく力を出し切れず、僅差で負けてしまいました。

       しかし、全国大会は昨年に続いて2回も出場することができ、よい思い出になりました。」

 作馬君  「 ソフトテニスでの全国大会出場は初めてでしたが、熊本県代表という自覚を持ち、

       夏休みに入ってからも、より一層練習を重ねてきました。個人戦2回戦で敗退したものの、  

       自分の持てる力を存分に発揮することはできました。これまで、たくさんの御支援・御協力

       ありがとうございました。」

 

 今回の全国大会出場に際し、保護者の皆様、地域の皆様を始めとして、熊本県教育委員会、市内外の中学、

高校関係の皆様方の物心両面にわたる御協力、励ましに、この場を借りてお礼を申し上げます。

 本当に御協力、御支援ありがとうございました。

 

熊本県高等学校定時制・通信制生徒会交流会 (定時制)

  令和元年7月26日(金)「令和元年度熊本県高等学校定時制・通信制生徒会交流会」が湧心館高校

(主管「湧心館高校定時制」)において開催されました。

 本校からは生徒会会長の作馬君、副会長の山田君、体育部長の近藤君の3人が参加しました。


まず、湧心館高校定時制の生徒代表挨拶で開会した後、各高校の生徒は、それぞれがグループに分かれて30秒間、自己紹介を行いました。

 

    最初は、初対面で緊張もありましたが、次第に打ち解けていく様子が感じられました。

 次に、各高校より学校や生徒会活動の紹介がありました。本校からは、作馬君と山田君が、動画を使いながら

本校の「学校の歴史」「総合学科の紹介」「年間の学校行事」などの学校紹介をしました。

 

    他の高校も、生徒会が中心となって、楽しい学校生活を作り上げている様子が伝わってくる発表でした。

 最後に、定通文化大会の生徒スタッフの調整の後、全体で集合写真を撮影し、閉会となりました。

  普段は、高校単位で活動する生徒会ですが、この「生徒会交流会」は、他校と交流できる貴重な体験になっています。