令和3年(2021年)4月1日、開校しました!
熊本県立鏡わかあゆ高等支援学校
令和3年(2021年)4月1日、開校しました!
熊本県立鏡わかあゆ高等支援学校
令和7年(2025年)12月3日 「学校アルバム」を更新しました。
令和7年(2025年)11月28日 「学校アルバム」を更新しました。
令和7年(2025年)11月26日 「学校アルバム」を更新しました。
令和7年(2025年)11月19日 「学校アルバム」を更新しました。
令和7年(2025年)11月17日「入試情報」【令和8年度(2026年度)専門学科入学志願者選抜検査に係る出願書類等の各種様式について】を掲載しました。
令和7年(2025年)11月17日 「学校アルバム」を更新しました。
令和7年(2025年)10月31日 「学校アルバム」を更新しました。
令和7年(2025年)10月15日 「カフェ情報」(カフェ実習室 10月オープン日のお知らせ)を更新しました。
令和7年(2025年)10月 7日「入試情報」【令和8年度(2026年度)専門学科入学志願者募集要項説明会】を掲載しました。
令和7年(2025年) 9月25日「学校説明会」【令和7年度学校説明会(1,2年生向け)】の御案内を更新しました。
令和7年(2025年) 6月30日「学校説明会」【令和7年度学校説明会(3年生向け)】の御案内を更新しました。
令和7年(2025年) 6月23日 「校長室便り」を更新しました。
令和7年(2025年) 5月16日 「入学者選抜に係る教育相談」(入学者選抜に係る教育相談の実施について)を掲載しました。
令和7年(2025年) 5月13日「くまなびの日」(くまなびの日について)を掲載しました。
令和7年(2025年) 5月13日 「学校説明会」(令和7年度学校説明会の御案内)を掲載しました。
令和7年(2025年) 5月 9日 「進路指導」(熊本県立鏡わかあゆ高等支援学校 企業・福祉事業所向け学校公開のご案内)を掲載しました。
令和7年(2025年)4月23日「生徒心得」(「令和7年度 鏡わかあゆ高等支援学校 生徒心得」)を掲載しました。
令和7年(2025年) 4月22日 「進路指導」(生徒の実習と雇用のお願い)を掲載しました。
令和7年(2025年) 4月15日 「寄宿舎」(寄宿舎の様子)を更新しました。
4月9日(水)の放課後、17名の新入舎生を迎えて入舎式と歓迎会が行われました。
初めての集団生活に緊張や不安の残る表情で臨んでいた1年生達ですが、校長先生のお話や在舎生からの歓迎の言葉、歓迎会で流した寄宿舎生活の様子の動画を観るにつれて、段々と表情も柔らかくなり、和やかな雰囲気で1年間のスタートを切ることができました。
3月11日(火)から13日(木)まで、毎日30分ずつ寄宿舎内の大掃除を行いました。事前に役割分担を確認したり、早めに掃除場所に移動したりと、始める前から意欲的な姿が見られました。曇りが取れた窓や黒く汚れた雑巾を見て、「ピカピカになりました。」と満足そうな表情を浮かべる生徒もいました。自分の担当場所が早く終わった生徒は、まだ終わっていない場所を探して、「早く終わったから手伝うよ。」と声をかけるなど、みんなで協力して舎内をきれいにすることができました。
2月28日(金)の下校後に、退舎式とお別れ会を行いました。
卒業式を翌日に控えた3年生はもちろん、送り出す1・2年生もしっかりと背筋を伸ばし、厳粛な雰囲気の中で退舎式が執り行われました。校長先生から、「寄宿舎で生活し、身の回りのことを自分で行うこと、そしてそれを3年間続けることは簡単なことではありません。社会に出たとき、必ず力になります。」と、これまでのがんばりを讃えられ、3年生は力強く頷いていました。『在舎生代表挨拶』ではこれまでの思い出を、『退舎生お別れのことば』ではこれまでの成長と感謝を、それぞれが語ると、目を潤ませる生徒もいました。
その後のお別れ会は、退舎式とは一転し、和やかな雰囲気で始まりました。3年間の思い出を振り返るムービーでは、「懐かしい!」という声が飛び交っていました。『在舎生からのメッセージ動画』や、『卒業生からのお別れメッセージ』では、堪えきれずに涙を流す生徒もおり、感動的な会になりました。
寄宿舎では、年に3回、人権教育の取組を実施しています。今年度は、『アサーティブにかかわろう』『自分らしくかがやこう』『仲間の良さをみつけよう』をテーマに、講話を聞きグループワークで学びを深めました。
『アサーティブにかかわろう』では、『誠実・率直・対等・自己責任』の4つのポイントを学習し、断り方のロールプレイで、印象の違いを確認しました。攻撃的や受け身的な断り方では、「こわかった。」「はっきりしなくてイライラする。」「この前、これやっちゃったかも。」という感想が聞かれ、自身の関わりについて振り返る生徒もいました。一方、アサーティブな断り方では、「そんなに嫌じゃなかった。」「ごめんっていう気持ちが伝わった。」と、自分や相手を尊重したコミュニケーションの大切さを実感することができました。
『自分らしくかがやこう』では、みんながよく知るアニメのキャラクターをモデルに、グループで意見を出し合い、長所と短所を整理しました。「面倒くさがりやだからこそ、秘密道具の扱いが上手」「素直だからこそ、だまされやすい」など、長所と短所は全くの無関係ではなく、状況と行動によってどちらにもなり得ることを学びました。自分の個性を考える場面では、短所と思われることも、長所として捉え直すことができる生徒もいました。
『仲間の良さをみつけよう』では、トラブルが起きたときの状況を整理し、背景を考えるグループワークを行いました。状況を整理することで、「どうしてそうしたのかな?」と相手の気持ちにも関心を寄せることや、他の人の意見を聞くことで、「そういう考えもあるね。」と人によって様々な捉え方があることを知ることができました。取組のまとめでは、決めつけずに相手の気持ちになって考えることが『良さ』を見つける第一歩になるということを学びましたので、今後の友人関係の中でも、是非活かしてほしいと思います。
次年度も、身近な事例を基に、自分や仲間を大切にするとはどういうことか、一緒に考える機会を設けていきます。
3年生の後期現場実習が終わりました。自宅から出勤した生徒、寄宿舎から出勤した生徒、グループホームから出勤した生徒・・・。それぞれが卒業後の『働きながら生活する姿』をイメージして実習に臨めたようです。
グループホームで生活しながら実習に行っていた生徒は、「洗濯など身の回りのことや、お風呂やトイレの掃除など、寄宿舎でしていたので困らずに生活できた。」「寄宿舎の生活リズムを崩さず出勤できたのでキツくなかった。」「寄宿舎でみんなで過ごすルールに慣れていたから、グループホームのルールに早く馴染めた。」と寄宿舎での経験が役立ったことを話してくれました。
寄宿舎では、基本的生活習慣の確立、社会的生活習慣の向上、自立心・協調性の育成を目標としています。今後も卒業後の生活を見据え、指導・支援をしていきます。
9月17日(火)は十五夜でした。天候に恵まれ、寄宿舎からも体育館の上に昇った大きな月を見ることができました。
女子棟の生徒たちは、職員が持ち寄った浴衣を着てお月見を楽しみました。自分の着付けの番になると、「どれを着ようかな。」とワクワクした様子でした。短い時間ではありましたが、「きれい。」「影がウサギの形をしてる!」と、十五夜の月の美しさを感じることができたようです。
本校では、安全安心な寄宿舎生活の実現のため、年間3回の防災防犯訓練を計画しています。今年度は、年度初めのオリエンテーションで部屋の名称や非常口等を確認し、5月に地震避難訓練、6月に不審者対応訓練、9月に火災避難訓練を実施しました。生徒たちは事前指導で避難時の注意事項や、日頃から気を付けることを学び、訓練に臨みました。
地震避難訓練では、地震発生の放送を聞き自ら机の下に潜ったり、お互いに様子を確認し合ったりする姿が見られました。不審者対応訓練では、協力し合ってバリケードを作り、静かに待機することができました。火災避難訓練では、ハンカチで口元を覆い、指示された集合場所に落ち着いて避難することができました。
1年生は、初めて経験する寄宿舎での訓練に緊張する様子もありましたが、2・3年生は落ち着いて放送や指示を聞くことができており、これまでの訓練の積み重ねを感じました。今後もスムーズな避難行動ができるよう、生徒と一緒に防災防犯への意識を高めていきます。
8月25日は、今学期最初の帰舎日でした。始業式が待ち遠しかった生徒も、もう少し夏休みを満喫したかった生徒も、みんな元気に帰舎することができ、嬉しくい思いました。
26日の下校後には、2学期の行事や、みんなで決めた目標を確認しました。火災避難訓練の実施日を確認したあと、避難時に気を付ける『お・は・し・も・ち』について質問すると、多くの生徒が「押さない・走らない・しゃべらない・戻らない・近づかない」とスムーズに答えることができました。また、寄宿舎の日課やルール、みんなで決めた目標を守ることは、集団生活を共にする仲間への思いやりや、将来働くための土台作りであるという話には、しっかりと気持ちの良い返事を返してくれました。
その後、レクリエーションとして映写会を行いました。自分が選んだおやつを手に、大ヒット映画の視聴を楽しみました。笑いのシーンでは爆笑が生まれたり、涙を誘う感動的なシーンでは神妙な空気になったりと、集中して見入っていました。休憩時間には感想を語り合う姿も見られ、充実した余暇時間になったようです。
4月9日の下校後に、入舎式を行いました。入学式を終え、まだ緊張の残る表情で参加した1年生でしたが、「これから一緒に、楽しい寄宿舎生活を過ごしていきましょう。」という3年生からの歓迎の言葉を聞き、ホッとしたようでした。
入舎式後には歓迎会を開き、『新入舎生自己紹介』と『新入舎生からの質問コーナー』を行いました。寄宿舎行事や近隣のお店、自由時間の過ごし方など、新入舎生からの質問に、在舎生が精一杯答えてくれました。
3月1日(金)の下校後に、退舎式を行いました。3年生は、卒業式を翌日に控え緊張した面持ちでしたが、校長先生から、御自身の経験を踏まえたうえで、3年間の寄宿舎生活を労う言葉をかけていただき、緊張もほぐれたようでした。また、在舎生は帰省帰舎等生活の中で助けてくれた感謝を、卒業生は寄宿舎生活の思い出や今後の生活への意気込みを、堂々と伝えました。卒業生の旅立ちを祝う、良い式となりました。
退舎式後には、生徒が中心となって準備を進めたお別れ会を行いました。退舎式には粛々と参加した生徒も、3年間の写真や在舎生からのメッセージ動画が流れると、涙をこらえきれないようでした。卒業生からのメッセージでは、一緒に過ごした思い出を振り返り、涙を流す場面もありました。卒業生にとっても、在舎生にとっても、感動的な会となりました。
2月19日(月)の夕食後に、人権教育の取組を行いました。今回は、『よりよいコミュニケーションをみつけよう』というテーマで、LINEのやりとりを例にした話がありました。冗談のつもりで送った文章が原因で友達とトラブルになる場合などを紹介し、よりよいコミュニケーションのあり方について理解を深めました。SNSは手軽な反面、友達へ気持ちが十分に伝わらず、誤解を与える恐れがあるという話を聞き、生徒達は内容に合わせて伝える手段を選ぶことが大切だということ学びました。これからも相手のことを尊重し、思いやりを持ったコミュニケーションを、友達同士でも大切にしてほしいと思います。
11月28日(火)の下校後に、人権教育の取組を行いました。今回は、『自分らしくかがやこう』というテーマで、職員の講話を聞きました。話を聞くなかで、例えば『人前が苦手』『引っ込み思案』『優柔不断』といった短所も、考え方を変えると『聞き手に回れる』『サポート力がある』『柔軟性がある』といった長所になることを学びました。今回の取組で、『一見短所だと思えるところも、考え方を変えると長所になる』という考え方を知ることができたので、人と比べず自分自身のありのままを受け入れ、他者の長所に目を向けてほしいと思います。
7月11日(火)の下校後に、インターネット安全教育を行いました。今回は『個人情報の取り扱い』をテーマに、『友達のSNSアカウントを勝手に教えない』など、自分以外の人の個人情報を大切に扱うことや、SNSに写真をアップするときに気をつけなければならないことを学びました。夏休みに入り、SNSを利用する機会も増えるかと思います。トラブルに巻き込まれずに楽しい夏休みを過ごせるよう、今回の学びを活かしてほしいと思います。
7月4日(火)下校後、不審者対応訓練を行いました。生徒たちは、職員の指示をよく聞き、速やかに鍵のかかる部屋に避難することができました。訓練後は、八代警察署の方から、『相手から十分に距離をとる』や『防犯ブザーを活用する』など、自分の身を守る方法を具体的に教えていただき、生徒たちは頷きながら真剣な表情で話を聞いていました。今後の生活に役立つ、防犯意識が高まる訓練になったと思います。
5月16日(火)の下校後に、学校周辺の地域清掃を行いました。小さなゴミも見逃さず拾い、みんな意欲的に清掃活動に取り組むことができました。きれいになったという達成感や地域への奉仕の心を体験するよい機会になったと思います。新入生は、清掃しながら学校周辺を歩いたことで、学校や寄宿舎の周辺の様子を知る機会にもなりました。
5月17日(木)夕食後、人権教育の取組を行いました。寄宿舎では、今年度も『アサーティブにかかわろう』『自分らしくかがやこう』『よりよいコミュニケーションをみつけよう』をテーマに、年3回の人権教育の取組を計画しています。
今回は、『アサーティブにかかわろう』というテーマで、「相手を尊重しながら適切な方法で自分の気持ちを伝えるとはどういうことか」をみんなで一緒に考えました。アサーティブに関わる4つのポイントを紹介すると、しっかりと画面を確認し復唱する生徒もいました。アサーティブではない関わり方とアサーティブな関わり方の具体例を、寸劇を見ながらそれぞれ自分が言われたときの気持ちを考えることで、「相手を尊重しながら適切な方法で自分の気持ちを伝える」とは、「相手も自分も嫌な気持ちにならない」ことだと気付くことができました。
4月11日(火)、11人の新入舎生を迎え、入舎式が行われました。校長先生からは、お祝いの言葉と共に、寄宿舎での大きな目標「充実した生活を送る」「生活力を高める」「社会のルールを守る」についてお話がありました。新入舎生は緊張した様子で聞いていましたが、入舎式後に行った在舎生との対面式では、上級生からの温かい歓迎もあり、徐々に笑顔を見せ始め、和やかな雰囲気で寄宿舎生活をスタートしました。
卒業式前日の3月1日(水)16:30から、退舎式を行いました。式では、校長先生から、御自身の高校時代の寮生活体験を含めた話をいただきました。「寄宿舎での経験は、将来必ず役に立つ。」舎生一人一人の心に響いたと思います。その後、在舎生からは、先輩との思い出を振り返りお別れの言葉を贈り、退舎生は、自身の成長を振り返って、励ましとお別れの言葉を述べ、晴れ晴れとした表情を見せてくれました。舎を巣立つ生徒には、寄宿舎生活で経験したことや、仲間と協力し合う心を卒業後も大切にし、これからも頑張ってほしいと思います。御卒業おめでとうございます。
1月10日(火)に、健康教育『新型コロナウイルス対策~くまモンと新しい生活様式を学ぼう~』を実施しました。熊本県が呼びかけている「く・ま・も・と・けん」をあいことばに、換気やマスク着用、手洗いの大切さなどを学びました。生徒たちは、くまモンが登場するYouTubeを真剣に見入っていました。新型コロナウイルスは変異しながら、私たちの生活を脅かしてきます。withコロナに向け新しい生活様式を実施しながら、元気に3学期を過ごしてほしいと思います。
1月10日(火)の下校後、「よりよいコミュニケーションをみつけよう」というテーマで人権教育を行いました。今回は、LINEなどのSNSでのやりとりを題材に、「どうすれば自分の思いを相手に伝えることができるか」について、一緒に考えました。「使っている言葉が自分の伝えたい気持ちとマッチしているか読み返すこと」や、「誤解されないか送信する前に考えること」など、SNSでのコミュニケーションのポイントを学びました。また、「文字だけ見たとき」と「声を聴いたとき」の感じ方の違いに気付き、内容にあわせて伝える手段を選ぶことの大切さも学びました。どんな手段でのコミュニケーションでも、相手を思いやる心を大切にしてほしいと思います。
11月29日(火)の17時15分から地震避難訓練を行いました。訓練日の前週に地震が起きていたこともあり、生徒たちは緊張感を持って真剣に参加していました。
日頃から防災ヘルメットや防寒着、防災バッグ、懐中電灯を持って避難するよう確認していたことに加え、「お・は・し・も・ち」の約束などを事前指導で学習したことで、訓練当日は職員の指示で速やかに準備し避難することができました。なかには自分で避難準備ができた生徒もおり、これまでの訓練の積み重ねを感じました。
事後指導では生徒同士で訓練の感想や反省を出し合い、「防災バッグはいつでもすぐ取れるところに置いておきたい。」との気づきもありました。
今後も、緊急時に安全で迅速な避難行動ができるように日頃からの備えを続けていきたいと思います。
11月16日(水)の夕食後、「自分らしくかがやこう」というテーマで人権教育を行いました。今回は、短所と思われるような性格も見方を変えると長所になることと、他人と比べる必要はないということを話しました。また、みんなで「おこりっぽい」「せっかち」「おしゃべり」といった、短所として捉えられやすい性格を、長所になるような言葉で言い表してみる学習にもチャレンジしました。生徒たちが自分で考え、たくさんの意見を出し合い、「おこりっぽい」は「自分の意思がはっきりしている」、「せっかち」は「早めに行動できる」、「おしゃべり」は「親しみやすい」など、ポジティブな言葉に言い換えて長所として捉えることができました。自分や相手のよさを認め合うことや、そのよさを生かして自分たちの生活をより良くしていくことの大切さについて学習することができました。
月が地球の影に隠れる皆既月食が、8日(火)に全国の広い範囲で観察されました。本校の寄宿舎でも、欠けていく月の様子を鑑賞することができました。生徒たちは夜空を見上げて、「すごい!」「きれい!」と口々に感想を述べていました。また、「月の色が違います。」「星がよく見えます。」と皆既月食ならではの現象に驚く生徒もいました。
9月7日(水)の点呼時、男子棟会、女子棟会を開き、寄宿舎全体目標前期の振り返りと後期の頑張りたいところ、改善点・工夫点について意見を出し合いました。翌日の9月8日(木)の17:20から、各棟の棟代表と副代表が棟代表者会に出席し、「集団生活では、周りの人たちのことを考えて行動することが大切」と意見がまとまり、寄宿舎全体の後期目標が決定しました。みんながお互いを思い合う気持ちを大切にして取り組みたいと思います。
7月12日(火)寄宿舎では、不審者対応訓練を実施しました。生徒たちは事前学習として、緊急時の際の対応方法や、日頃から気をつけておくべきこと等を学習しました。
その成果もあり、生徒たちは、職員の指示を聞いて鍵のかかる部屋に避難し、鍵を閉めたり、3段ボックスや机、ベッド等でバリケードを作ったりと、不審者から身を守る行動をとることができました。
訓練後は八代警察署の方のお話を聞き、寄宿や生活や、家庭での身の守り方を学習しました。不審者に対する危機管理意識が高まる訓練になったと思います。
7月13日(水)夕食後、インターネット安全教育を行いました。今回は、2・3年生を対象に、迷惑メールの対処と個人情報の取り扱いについて学習しました。
職員に実際に届いた迷惑メールを題材にして、文章やメールアドレスなど、怪しいポイントを確認しました。生徒たちは、みるからに怪しいメールばかりではなく、思わず返信してしまうような知り合いを装ったメールもあることが分かり、「怖いね。」「注意せんといかん。」と、感想を述べていました。生徒は、迷惑メールは、個人情報を集めるためにだれにでもばらまかれていることを知り、絶対に返信しないことや困ったときは周りの大人に相談することを学びました。また、ささいな情報でも個人の特定につながるおそれがあることについても学び、だれでも見ることができるSNSには自分たちの情報を安易にアップしないことや、友達など自分以外の人の個人情報を大切に扱うことも、学びました。夏休みに入り、携帯電話やタブレット等を使用する時間も増えると思います。困ったことに巻き込まれないよう、今回の学びを活かしてほしいと思います。
6月7日(火)下校後、インターネット安全教育を行いました。今回は1年生を対象に、検索エンジンの基本的な使い方を学習しました。
まず、天気予報を検索し、調べたいワードを複数入力することで、ほしい情報がヒットしやすくなることを確認しました。その後、グループに分かれて、単独帰省のルートと時刻の検索を行いました。『〇〇駅 13時30分』や、『〇〇駅から△△駅まで』など、自分たちでワードを考えながら検索することができていました。最後に、検索した情報が正しいか、公式サイトを確認したり複数の情報を見比べたりする必要があることを、学びました。便利な機能だからこそ、正しく上手に使ってほしいと思います。
5月30日(月)の点呼時、男子棟会、女子棟会を開き「良かったところ」と「頑張りたいところ・改善点・工夫点」について意見を出し合いました。翌日の6月1日(火)17:20から、各棟の棟代表と副代表が棟代表者会に出席し、それぞれの棟の意見を集約し寄宿舎全体の前期目標が決定しました。
生活を振り返りながら、棟代表のリーダーシップにより、より良い寄宿舎生活を目指せるよう、寄宿舎生自ら掲げた目標です。前期、みんなで取り組みたいと思います。
5月18日(水)夕食後、人権教育の取組を行いました。新型コロナウイルス感染症対策のため、男女それぞれに場所を分けオンラインで実施しました。
今回は、『アサーティブにかかわろう』というテーマで、相手を尊重しながら、適切な方法で関わるためにはどうすればいいのかを、みんなで一緒に考えました。アサーティブな関わり方と、そうでない関わり方の具体例を動画で見ながら、それぞれ言われたときの気持ちを考えました。生徒達からは、「こんな言い方をすると傷つくのだとわかった。」や、「お互いを尊重するために必要なことがわかった。」などの感想が聞かれ、相手の気持ちを考えて言葉を使うことの大切さを学ぶことができました。
卒業式の前日、3月1日(火~16:30から、寄宿舎食堂兼ホールにて退舎式を行いました。
本来であれば、寄宿舎生全員で集まり、退舎生を送りたい気持ちでいっぱいでしたが、新型コロナ感染拡大防止の観点から、在舎生は各棟の談話室からオンラインでの参加となりました。
鏡わかあゆ高等支援学校寄宿舎として初めての3年生、初めての卒業生、初めての退舎式です。式では校長先生から、寮生活を経験した先輩としての体験談を含めたご挨拶をいただき、女子棟代表の在舎生からは、先輩と過ごした2年間を振り返りながら、お別れの言葉を送りました。退舎生からは、松橋支援学校寄宿舎と鏡わかあゆ高等支援学校寄宿舎で過ごした思い出を振り返りながら、一人一人お別れの言葉を述べました。
これから、社会人としてスタートを切る不安や緊張感、そして大きな期待を胸に秘め、後輩達には卒業までに頑張ってほしいことをメッセージとして伝えてくれました。在舎生は、真剣な眼差しで先輩を見ていて、心にひびいたようです。
翌日には、立派な卒業証書を手に寄宿舎を旅立ち、少し寂しい寄宿舎となりました。
2月15日(火)に、全体レクリエーション『ビンゴ大会』を行いました。これは、コロナ禍でもみんなでできるレクリエーションはないかと棟代表の生徒を中心に、生徒達で話し合いをして考えた企画です。
棟代表の3人が館内放送を使って進行を行い、舎生は自室からゲームに参加しました。ゲーム中の「リーチ」や「ビンゴ」などの合図の言葉は、トランシーバーを用いて職員が各棟から実況中継し、大いに盛り上がりました。
準備した景品の中には、校長先生や教頭先生からの特別賞もありました。景品を選ぶ場面では、直感で選ぶ生徒がいたり、よく吟味する生徒がいたりと、日常とは違う新たな一面も垣間見えました。
離れていてもみんなで一緒に楽しむことができました。卒業間近の3年生との貴重な思い出になりました。
2月7日(月)に人権教育の取組(講話)を『よりよいコミュニケーションを見つけよう!』というテーマで行いました。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、寄宿舎の館内放送を通して行いました。
今回の内容は、子どもたちにとって身近なSNSでのやりとりを題材に、便利な一方で、自分の思いを相手に正しく伝えたり、相手の言葉を受けとめたりすることの難しさがあることを学ぶものです。
実際にあるLINE上での会話のやりとりを読み上げたことで、生徒たちは「文字だけで見たとき」と「声を聴いたとき」との感じ方の違いに気付き、声で伝えたほうがより自分の思いが相手に正しく伝わることを実感することがでたようです。
まとめとして、SNSでのコミュニケーションのポイントとして、①使っている言葉が自分の伝えたい気持ちと合っているか見直すこと②冗談など誤解されないか送信する前に考えること③文字で伝えるのか、声で伝えるのか、直接顔を見て伝えるのか、伝える内容に合わせてどの方法がよいか考えて選ぶこと、の3つを説明し、どの場合でも「相手を思いやる心」が大切だと話をして終わりました。
みんな楽しく放送を聴いたり、真面目に資料に目を通して大事なことを書き込んだりして、意欲的に取り組むことができました。SNSはとても便利な機能ですので、自分が発信する情報に責任を持って上手に活用してほしいと思います。
1月25日(火)に健康教育『感染症について』を行いました。当初は全員集まっての学習を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため、放送を通しての実施に変更しました。放送が始まると、生徒は配付された資料にマーカーを引いたり、文字を書き込んだり、「〇だ!」「×かな?」とクイズに答えたりしながら、熱心に学んでいました。終了後に「ノロウイルス感染症って何ですか?」と他の感染症について質問する生徒がいるなど、関心の高さがうかがえました。
みんなが、安心して楽しい寄宿舎生活を送るためには、一人一人が基本的な感染対策や健康管理を行っていくことが大切です。1日も早く新型コロナウイルス感染症の感染状況が落ち着いて、日常生活が戻るのを願っています。
1月13日(木)下校後の時間に寄宿舎の生徒全員で、学校周辺地域の清掃活動に出かけました。
小雪がちらつく寒空の中でしたが、みんな元気に寄宿舎を出発し清掃活動に取り組みました。
グループに分かれてゴミ拾いを行いましたが、何処から出てくるのか生徒達は次々にゴミを拾い集め、どのグループも30分程でゴミ袋が満杯になりました。
途中、地域の方からも「ゴミ拾いね?ありがとねー。」と、声をかけてもらい生徒達も嬉しそうに活動していました。
小さなことではありますが、寄宿舎生は地域の住人でもあります。コツコツと活動を続け地域の環境美化にも貢献していけたらと思います。
11月30日(火)夕食後、人権教育の取組として「職員による人権講話」を行いました。新型コロナウィルス感染症予防対策の一つとして男女それぞれに場所を分けて実施しましたが、せっかくの機会なので、リアルタイムで一緒に講話を聴いてほしいと思い、今回は初めて男女の談話室をオンラインでつないで行いました。場所は離れていましたが、互いの様子をテレビ画面で分かるようにしたことで、「一緒に参加して講話を聴いている」という臨場感が生まれ、生徒たちはとても興味深く意欲的に参加することができました。
講話の内容は「短所は長所」というテーマでした。一見、人によっては短所と思われるような性格も、見る人や場面によっては長所になること、短所は長所になる、悪いだけ・良いだけの性格はない、という内容でした。講話のあと実際に、「おこりっぽい」「せっかち」「おしゃべり」といった、短所として捉えられやすい性格を、長所になるような言葉で言い表してみる学習にチャレンジしました。話し合い活動では、みんな活発に意見を出し、例えば「せっかち」については「行動が早い」「時間を守れる」「先のことを考えている」など、ポジティブな言葉に置き換えて長所として捉えることができました。
講話の最後は、「性格はありのままで、生活はより良く心地よく」という言葉で最後のまとめをし終始、和やかな雰囲気の中で、自分や相手のよさを認めることや、そのよさを生かして自分たちの生活をより良くしていくことの大切さについて、楽しみながら学ぶことができました
寄宿舎では健康教育として、生徒たちが自身の心身の健康に興味・関心を持ち、意識しながら過ごせるよう、様々なテーマで話をしております。11月16日(火)の健康教育では、『歯の衛生』について、クイズを交えながら話をしました。
スライドで歯の模型を見ながら、虫歯になりやすい歯はどこか、と生徒に尋ねると、「親知らず!」や「前歯じゃないかな。」など、様々な声があがりました。「実は第一大臼歯が一番虫歯になりやすい。」と知ると、生徒は、舌先で自分の歯を確認していました。また、歯みがきをしないと虫歯・歯肉炎になるだけではなく、口臭の原因になることや、歯垢が歯石に変わると歯みがきではきれいにできないことも学びました。さらに、歯に良い食べ物についてクイズをしながら学び、普段のおやつ選びを振り返る機会にもなりました。
スライドを見ながら、一緒に歯の役割や磨きにくい場所を学びました。歯に良い食べ物クイズでは、それぞれ考えながら挙手していました。
11月11日(木)の夕食前に、地震避難訓練を実施しました。地震が発生したときは『まず身を守る』と事前指導で確認していたとおり、生徒は地震発生の放送を聞くと、それぞれ机の下に潜って頭を守ることができました。職員の指示に従い、ヘルメットを着用し、防寒着や非常持ち出しバッグ、懐中電灯を持って、指示された場所に避難しました。避難中は、『お・は・し・も・ち』の約束事をしっかり守って、真剣な表情で訓練に参加できました。また、「ヘルメット被って!」「部屋から出よう。」と、先輩が後輩をリードして声を掛け合う姿もあり、これまでの訓練の成果を感じることができました。
訓練後の事後指導で、生徒に感想や反省を尋ねると、「素早い行動ができました。」「放送や先生の指示を聞いて避難できました。」「防寒着はもう少し厚手の物が必要だと思いました。」「ヘルメットの着用に手間取りました。」など声があがりました。本校は、安全安心な寄宿舎を目指しています。熊本地震や豪雨災害の経験を活かして、今後もスムーズな避難行動ができるよう、生徒と一緒に防災意識を高めていきます。