H30 学校生活

2018年8月の記事一覧

天草宝島起業塾高校生コース「空き家を生き家に」 優秀賞

 7月14日~8月5日までの計6日間、天草宝島起業塾高校生コースに3年次生5名が参加しました。天草宝島起業塾とは、天草の将来を担う若者のふるさとを愛する心の醸成を図り、天草に雇用を生み出すための『起業教育』を推進することを目的として実施されているものです。

 本校生は、天草の空き家増加の問題に目を向け、『空き家を生き家に』というテーマで、起業計画に取り組みました。天草にある数多くの空き家を宿泊施設として再生させるなど、その目的をはじめ収支計画等、グループ内で互いにさまざまな意見を出し合いながら天草の活性化に向けたより良い方策について考えました。

 最終日には、グループでまとめた起業計画をプレゼンテーションし、見事優秀賞を受賞しました。また、中村天草市長にも直々にアドバイスをいただきました。
 私たちの住んでいる天草・牛深は現在、人口減少や高齢化などさまざまな問題を抱えています。問題解決のためには、これからの時代を担う若い世代の発想力・行動力が必要になってきます。私たちの生まれ育った地域を活性化させるためにも、1人ひとりがあらゆる物事に関心を持ち、行動していくことが求められます。














牛深ハイヤ節ゆかりの蔵で歴史を学ぶ

牛深ハイヤ節ゆかりの蔵「万(よろず)屋の蔵」で開かれたワークショップに、本校郷土芸能部と生徒会執行部などが参加し、地域の歴史などを学びました。

蔵内外の清掃を行い、牛深歴史文化遺産の会・吉川茂文会長からお話を伺いました。江戸時代から続いた豪商・浦田家が所有する「万屋の蔵」は、江戸末期に建てられたそうです。故・浦田智美さんは、牛深ハイヤ節を現在の形に振り付けた舞踊家で、本校郷土芸能部に踊りの指導をしていただいたこともあり、毎年お盆にはお墓参りに行っています。

郷土の歴史を改めて知る機会となりました。
(※この様子は、8月20日付 讀賣新聞でも紹介されました。)