7月
ボランティア部員が日々世話をしている生徒昇降口前の花壇に、花が色とりどりに咲いています。
実は、今年は花の苗や種を植えた訳ではなく、昨年12月に苗植えをしたナデシコとガザニアは冬を越し、昨年6月に苗植えをしたマリーゴールドやアリッサム、センニチコウは落ちた種から芽が出てきました。
日頃から、水やりをしたり、草取りをしたり、有機肥料をまいたりしています。
あるマリーゴールドはぐんぐん大きくなり、現在は高さが約120cmで、一度に80個程の花を咲かせています。
7月28日(金)・29日(土)
障がい者支援施設 第二つつじヶ丘学園(あさぎり町免田西)の第37回夏祭り「ふれあいの夕べ」に、ボランティア部員8名が手伝いとして参加しました。
前日28日(金)の準備には3名の生徒が参加し、テントを張ったり、長机やパイプ椅子を拭いて並べたりしました。
当日29日(土)には7名の生徒が参加し、主に会場係と縁日係を担当しました。会場係の生徒は、夕立の降った後に長机やパイプ椅子を拭いたり、ステージ発表をする団体の道具を運んだりしました。縁日係の生徒は、来場者におもちゃのお面や光る剣を販売したり、ヨーヨー吊りの対応をしたりしました。
人吉高等学校や球磨中央高等学校の生徒達も手伝いとして多数参加しており、一緒に祭りを楽しむことができました。
7月27日(木)
ボランティア部員5名が車椅子バスケットボールとボッチャを体験しました。
これは、第36回人吉球磨人権教育研究協議会研究大会における社会教育部会の中球磨ブロックの分科会として、あさぎり町生涯学習センターにおいて開催されたものに、本校ボランティア部にも参加のお声掛けをいただいたものです。
熊本県障害者スポーツ・文化協会の中尾直道様の御講演「障がいの種類とパラスポーツ」をお聴きした後、大きく2つのグループに分かれて体験をしました。
車椅子バスケットボールは中尾様に御指導いただきました。右ハンドルと左ハンドルを逆方向にこぐことで急な方向転換ができることを学び、シュート練習もしました。
ボッチャは、同じく熊本県障害者スポーツ・文化協会の右松奈緒美様に御指導いただきました。勝つためのコツについても学び、審判もさせていただきました。
終了後には、ビブスをたたんだり、車椅子を分解して車に運び入れたり等、片付けの手伝いもさせていただきました。
7月26日(水)
本校職員を対象とした救急法講習会で、ボランティア部員5名が実技を交えながら講習を行いました。
今年度に職員対象の救急法講習会を実施するのは2回目です。職員30名が参加しました。今回は主に次の内容を取り上げました。
○「事故発生時における連絡体制のフローチャート」について〔確認〕
○回復体位への体位変換
○心肺蘇生とAEDの使用について
○アナフィラキシーショックへの対応とエピペンの使用について
「事故発生時における連絡体制のフローチャート」や、校内でAEDが設置されている場所、エピペンの使用制限など、クイズを4問出題しながら確認し、実物のAEDを提示して電源ボタンや電極パットの位置を確認しながら進めていきました。
7月25日(火)
中学生体験入学において、今年度は部活動体験の時間も設定され、ボランティア部は「点字体験コーナー」と「救急法体験コーナー」を設置しました。
「点字体験コーナー」では、点字板を使ってタックロールに自分の氏名を点字で打ってもらい、それを持ち帰ってもらいました。
また、「救急法体験コーナー」では、三角巾を使った腕の吊りについて体験してもらいました。
7月23日(日)
南稜高等学校の敷地を含む堀之角(ほりのすみ)区の自治会において、堀之角・今井地区コミュニティーセンターを会場として、ボランティア部員3名が救急法講習会を実施しました。堀之角区で救急法講習会を担当するのは、昨年度の11月に引き続き2回目です。
今回は「心肺蘇生とAEDの使用」と「身近な救急法」を事前に御要望としていただきました。そこで、「身近な救急法」としては「毛布を使った搬送」と「腕の吊り」の2点を取り上げました。
「毛布を使った搬送」については、つい昨年度も堀之角区で農作業をしていた方が倒れているのに気付いて119番通報をしたという事例があり、担架がなくても多くの協力者がいれば傷病者を安全に運ぶことができる方法として、8人で運ぶ方法について学習しました。
また、「腕の吊り」では、三角巾を使った方法とともに、身近にハンカチを使った方法やストッキングを使った方法についても紹介し、その3種類については地域の方々にも実技をしていただきました。
終了後には「高校生によるスマホ相談会」コーナーを設置し、スマホに関する地域の方々の疑問や質問にお答えしました。
7月22日(土)
ボランティア部員5名が、熊本赤十字会館(熊本市東区長嶺南)の1階にある日赤プラザ献血ルームを見学しました。3名の部員が献血を希望し、そのうち2名がそれぞれに2回目の経験となる献血をすることができました。
献血を希望した生徒はそれぞれに、受付をしたり、血圧を測定したり、血液検査や診察を受けたりしながら、流れに従って進んでいきました。
400ml献血ができるのは女子が18歳以上、男子が17歳以上とのこと。自分の年齢に合った種類の献血を選んで行いました。
採決後には、自分の血液が入った血液パックを触らせていただき、その生暖かさを感じることができました。
今回献血をしなかった部員も、献血をしている様子を見学させていただきました。
7月22日(土)
熊本赤十字会館(熊本市東区長嶺南)の3階大ホールで開催された「熊本県青少年赤十字高校生メンバー新入生歓迎会」に、ボランティア部員5名が参加しました。
熊本県内の青少年赤十字(JRC)の加盟している高等学校の生徒達が集って親睦を深めるもので、7校(熊本、第二、熊本西、熊本北、東稜、大津、南稜)から20名の高校生が参加しました。
「レクリエーション」では、人の障がいの状況が書かれた紙を自分に見えないようにして額に当て、他校の生徒達とコミュニケーションをとりながら、障がいのある方に接するときの配慮について気付くことができました。
「自己紹介&自校活動紹介」では、三角巾を使った腕の吊りを披露し、日頃の活動について報告しました。
最後に「県連役員改選」があり、県連(熊本県青少年赤十字高校生連絡協議会)の役員に5名の生徒が全員積極的に立候補し、それぞれ議長(1名)、副会長(1名)、広報係(1名)、連絡調整係(2名)を務めることになりました。
7月18日(火)
放課後に部活動及び同好会の生徒を対象とした救急法講習会が開催され、ボランティア部員8名が進行及び講習を務めました。
体育部と文化部合わせて23の部活動・同好会全てに声掛けをし、12の部活動・同好会から34名の生徒が集まりました。
これから暑さが厳しい季節になるため、主に次の内容を取り上げて実施しました。
①「事故発生時における連絡体制のフローチャート」について〔確認〕
②心肺蘇生とAEDの使用について〔実技を含む〕
③熱中症の予防と対応について〔実技を含む〕
7月15日(土)
「視覚障がい児向け教材のボランティア製作会」にボランティア部の部員6名が参加しました。これは、NPO法人テクたまごが主催し、熊本大学工学部公認サークル「視覚障がい教材開発サークル Soleil (ソレイユ)」の学生さん達が協力して、毎月1回開催されているものです。
視覚障がい児向けのオリジナル教材の部品を、切ったり、貼ったり、つないだり、はんだ付けや接着剤付けをしたりしながら、集中して作業を進めていきました。
作業終了後には、御指導いただいたテクたまごの 須恵 耕二 様とSoleilの3名の学生の皆さんに、部員がその場で点字を打ったネームシールをプレゼントしました。
7月10日(月)
「第26回ボランティア・スピリット・アワード」でボランティア部が「コミュニティ賞」をいただき、主催者であるジブラルタ生命保険株式会社の熊本支社人吉営業所の所長であられる 尾﨑 晃士 様と本校のご担当であられる 西田 綾子 様においでいただき、表彰状授与式を行いました。
部長が代表して所長様から表彰状を受け取り、所長様から部員全員にお祝いのご挨拶をいただきました。また、西田様の手作りによるメダルを部員全員がいただき、一人ずつ首に掛けていただきました。
式後には、部員達が活動報告を行い、日頃から活動に取り組んでいる救急法と点字を尾﨑様と西田様にも体験していただきました。
7月9日(日)
「高校生ボランティア・アワード2023」の活動発表交流会にボランティア部員3名がオンラインで参加しました。
事前にエントリーした全国の137の高校生の団体が、10数校ずつに分かれてZoomミーティングを用い、3分間ずつ活動発表を行い、質問し合ったり感想を発表し合ったりして、交流を深めるものです。
この日は、次の13校で情報交換をし、交流を深めることができました。
○No. 2 奈良県立商業高等学校/桜プロジェクト
○No. 3 奈良県立商業高等学校/コミュニティ再生プロジェクト
○No. 4 奈良県立商業高等学校/部局たまつえ
○No. 31 福井県立美方高等学校/あずあずぽっしぶる
○No. 33 福井県立美方高等学校/ウクライナ支援
○No. 42 伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校/JRC・インターアクト部
○No. 56 大阪府立大冠高等学校/生徒保健委員会
○No. 58 仙台育英学園高等学校/インターアクトクラブ
○No.113 広尾学園小石川高等学校、世田谷学園/Read byAnna リードbyアナ
○No.114 東京都立深川高等学校/国際協力ボランティア部
○No.115 熊本県立南稜高等学校/ボランティア部
○No.128 徳島市立高等学校/市高ドナーアクション啓発委員会
○No.131 東京都立第一商業高等学校/国際交流ボランティア部
参加校どうしの投票により、熊本県からは「熊本高等学校/きくらげ応援隊」と「熊本県立南稜高等学校/ボランティア部」の2団体が、全国大会への参加権を獲得しました。
7月2日(日)
球磨村神瀬(こうのせ)地区で開催の復興イベント「神瀬の集い13」に、ボランティア部員8名が、手伝いに行きました。
「令和2年7月豪雨」で被災した直後からボランティア部が神瀬地区に毎月1回を基本として災害ボランティア活動に出掛けていた縁があり、現在でも「神瀬の集い」には地域の方々から毎回お声掛けを頂いています。
ときどきにわか雨が降る中、テントを張ったり、長机や椅子を雑巾で拭きながら並べたり、料理を注ぎ分けて会場に運んだりと、イベント開催に向けて準備を進めていきました。
2日後の7月4日(火)には「令和2年7月豪雨」からちょうど3年経つことから、今回は「花送り」の儀式があり、その儀式にも参加させていただきました。花を一人一輪ずつ受け取り、亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、被害に遭われた方々に思いをはせながら、当時球磨川から逆流して氾濫した川内川に花を流して手を合わせました。
集いでは、住民の方々に料理をお渡ししたり、ステージで一緒に盛り上げたりしました。