12月21日(月)
放課後に湧心館高等学校のボランティア部とZoomによる情報交換会を行いました。
ボランティア部の部員どうしが顔を合わせたり会話をしたりするのは今回が初めてでしたが、通信が始まってすぐにピースサインや指ハートをし合い、打ち解けた雰囲気でやりとりをすることができました。
本校ボランティア部からは部員1人1人がそれぞれに取り組んでいる活動について交替しながら報告し、湧心館高等学校ボランティア部からは現在取り組んでいる「世界の子どもにワクチンを日本委員会」に協力するためのペットボトルキャップ収集活動等についての報告がありました。
湧心館高等学校ボランティア部の部員の皆さんの関心が最も高かったことは「令和2年7月豪雨」による人吉球磨地域の被災状況で、本校で取り組んでいる「くま川鉄道復旧のための募金活動」が大きな話題になり、湧心館高等学校でもくま川鉄道を支援することの意義を生徒達に伝えながら募金活動に取り組んでいきたいとの言葉をもらいました。
今後も活動についての情報交換や協力がし合えればと考えています。
12月12日(土)
下通り献血ルームでの献血呼び掛け活動と、同じく下通りでの高校生平和大使による「高校生1万人署名活動」に参加しました。
献血の呼び掛け活動は、熊本キャッスルライオンズクラブの方々と一緒に取り組みました。約1時間、「献血への御協力よろしくお願いします。COCOSAの5階で行っています」と声を出しながら、通行人の方々にポケットティッシュを手渡しして回りました。新型コロナウイルスの感染防止のために、マスクとゴム手袋を着用して行いました。
高校生等のできるだけ若い世代の通行人に声掛けをするようにしたところ、中には声掛けに応じて献血の初体験に挑戦してくれる高校生もいました。
高校生平和大使による「高校生1万人署名活動」は、核兵器の廃絶と平和な世界の実現を目指して、済々黌、第一、第二、鹿本、大津、八代、九州学院、信愛女学院、熊本マリスト学園の9校10人の高校生の皆さんと一緒に約2時間取り組みました。高校生の声掛けに、立ち止まって目を向ける通行人も多く、この日1日で159筆の署名が寄せられました。新型コロナウイルスの感染防止のために、マスクとビニール手袋を着用して行い、使用したペンは1回ずつ消毒しました。
署名活動の後には例会(交流会)にも参加し、他校の高校生の前で今回署名活動に参加しようと思ったきっかけについて話をする機会をもらいました。
今回参加した生徒は「今回の2つの活動参加を通して学んだことや考えてことを今後の校内での活動に生かしていきたいと思いました」と話してくれました。
11月21日(土)
ライオンズクラブ国際協会 様の企画・運営により、球磨村神瀬地区への災害ボランティア活動に生徒15人、職員5人が参加しました。
今回のボランティアは、地域の婦人会の方々と共に、地域の方々や災害ボランティアの方々のために昼食のカレーをつくってふるまうというものでした。大量の食材を洗って、切って・・気の遠くなるような作業でしたが、できあがったカレーに喜んでくださる人たちの笑顔で、疲れがふきとびました。
災害後、神瀬地区にもどって生活しておられる方はまだ少ないものの、これからの復興を願って集まってくる人がたくさんいることを知り、嬉しい気持ちになりました。復興への道のりは遠くても、そこに集う人がいる限り、一歩ずつ前へ進んでいく・・これからもその一員でありたいなあと思いました。
12月4日(金)
本日は期末考査の最終日。考査終了後の午後に、上球磨消防組合消防本部の4人の署員の方においでいただいて生徒対象の救急法講習会「普通救命講習」(3時間講習)を開催し、18人の生徒が受講しました。
この講習会はボランティア部員の1人が企画・実施。本校には3台のAEDが設置されており、「AEDが使用できる生徒が少しでも増えてほしい」という部員の思いが実現しました。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、定員を20人に限定し、各教室にチラシを掲示して受講生徒を募集したところ、72人の生徒の受講希望があり、生徒達の関心の高さがうかがえました。
講習では、署員の方によるパワーポイントを用いての講義の後、3つの班に分かれて訓練用人形とAEDトレーナーを用い、心肺蘇生とAEDの使用に関する実技に取り組みました。生徒達は学習に熱心に取り組みました。
また、気道異物除去、骨折に対する手当、回復体位、止血、熱中症に対する手当等についての学習もありました。
講習の最後には、受講生徒全員に「普通救命講習修了証」が手渡されました。これは履歴書に記入することもできます。
今回受講できなかった生徒に対しては、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえながら、今後開催期日を分散して2回目、3回目、4回目の講習を開催していく予定です。