2016年12月の記事一覧
1学年SGH「探究活動」ポスターセッション
1 概要
本校体育館において、本校SGH事業の「水俣actⅠ」における探究活動「Past MINAMATA -過去の歴史を知る」の中間発表として、それぞれの探究テーマに沿って各班で調べた内容についてポスターセッションを行いました。
2 探究テーマ
ア 水俣の地理 オ 水俣病からの再生
イ 水俣の産業 カ 環境モデル都市づくり
ウ 水俣の歴史 キ ゴミ分別システム
エ 水俣病による影響 ク 水俣エコタウン
3 目的
ア 全員が調査内容について発表する。
イ 他グループの発表や、良い点・改善点を参考に、今後の探究活動に反映する。
ウ プレゼンテーションを通して発信力の育成を図る。
4 要領
ア 各班(ア~ク)を2~3名の8グループに分けて、それを新グループとする。
イ 8つの新グループで移動し、自分のテーマのところで発表する。
ウ 各回は10分として、その中で発表、質疑応答、評価シートへの記入を行う。
慶應大学との遠隔講義
水俣環境アカデミアにおいて、本校生徒の15名(1年生普通科9名・機械科6名)名による、ICT機器を利用したディスカッションを行いました。
今回は、「環境とデジタルアート」をテーマに、水俣高校生から「水俣らしさを忘れずに、日常のちょっとしたことをアートで楽しみながら『環境』とは何かを考える」を副題として、「実現の可能性が高い」ものと、「実現は難しいが、実現できたら楽しい」ものを提案しました。提案内容は以下の通りです。
・ゴミ分別
ペットボトルキャップとLEDを組み合わせたアート→イルミネーション効果
・雨水タンク
雨水をタンクに溜め込み、一定量でセンサーが反応して放水した水にライトを照射する
・エコバッグ
レンタルエコバッグを市内の商店に設置し、返却時にカウントし、その累積数に応じてディスプレイが変化する
・光る歩道
暗く明るい夜道を、通行人の歩行に合わせて明るく照らす
・水俣の宣伝
市内の駅の壁や床に大型のタッチパネルを設置し、水俣に関係するクイズで水俣を紹介する
・ペットボトルキャップ
ペットボトルの回収数に応じて、スマホのアプリと連動してアプリ内の木や街が育つ
それぞれのアイディアを提案後に、質疑応答を行いました。これを受けて、2月の未来塾で実際に今回のアイディアを形にする予定です。
1学年SGH講演会
本校体育館において、三菱UFJモルガン・スタンレー証券熊本支店の幸地竜希様を講師に迎え、御講演いただきました。
今回は、世界で学ぶことの意義や英語をツールとしたコミュニケーション能力の重要性を理解するとともに、グローバルな学習への意欲を持ち、グローバル人材に求められていることなどについて理解し、今後の学習に対する目標意識を高める機会とすることを目的として実施しました。
講演では、幸地様のこれまでの経歴をもとに、世界へ目を向け、様々な経験を得ようとするチャレンジ精神やグローバルな視野を持つことの大切さを聞くことができました。今回の講演を通して、生徒達は現状に甘んじることなく、様々なチャンスを活かして向上心を持ち続けようという気持ちを抱くことができたと思います。