SGH日記

SGH日記

第24回「アフリカのこどもの日」in Kumamoto

  平成28年度第24回「アフリカのこどもの日」in Kumamotoにおける水俣高校生による環境美化活動取組の発表熊本UNICEF協会主催による「平成28年度第24回『アフリカのこどもの日』in Kumamoto」が水俣病情報センターで行われ、本校の環境美化委員長を含め3名の生徒が参加しました。

 水俣病と環境の取組を学びに水俣を訪問した留学生を対象に、本校の生徒から環境美化活動の取組を英語で発表しました。高校でも高いレベルで環境保全の取組を実施していることに、留学生も関心を持って聞いていました。

フィールドワーク講演会

 熊本県立大学環境共生学部環境資源学科の小林淳氏を講師に迎え、ご講演をいただきました。

  今回は、はじめに水環境の現状について学び、フィールドワークの方法や、水質の測定項目についてお話をいただきました。後半では生徒が実際に簡易水質計、パックテストを用いた水質測定を行い、データをとりまとめました。今回の講演では、データ収集のその際の細部への配慮など、フィールドワークにおける重要な点を学ぶことができました。



慶應義塾大学との遠隔講義(2回目)

  水俣環境アカデミアにおいて、本校生徒の有志55名による、ICT機器を利用したディスカッションを行いました。

  今回は、国連開発計画(UNDP)より出されている「持続可能な開発目標(SDGs)」より3つのテーマ(食料・農業、福祉、水)にスポットを当て、それぞれのテーマについて現状・課題をお互いに5分程度でプレゼンしました。その後、課題解決のための方策等についてディスカッションを行いました。

  2回目ということもあり、本校生徒も積極的にディスカッションに参加し、刺激を受けていたようです。



協定締結調印式

  国立水俣病総合研究センター間で三者協定が締結されました。この協定は、水俣市と水俣高校及び国水研の人的及び物的資源の活用を促進し、国(国水研)、県(水俣高校)、市(水俣市)の緊密な連携の下、水俣地域の知識、知恵及び教訓並びに連携から得られる新たな「知」を学び、持続可能な発展のために行動を起こすことにより、世界に通用する、「もやい」を担う次世代の人材育成を図るという目的を推進するために締結されたものです。
 

 水俣市、熊本県立水俣高等学校及び国立水俣病総合研究センターとの連携・協力に関する協定の締結調印式


 水俣環境アカデミアで、水俣市・水俣高校・

  協定調印式後には、本校生徒会の生徒がSGHの取組等について発表しました。



第1学年NIE講演会

 熊本日日新聞社編集局読者・NIEセンターの町野孝裕様を講師に迎え、ご講演いただきました。

 新聞を用いて「社会を見つめる力」「考える力」「表現する力」を磨き、社会のことを知り視野を広げることを目的として、今回は「新聞」の概要や、「新聞」の読み方等について話されました。特に今回の取組の中の「見出しを考える」ことは、今後のSGH事業における課題研究につながると思います。



フューチャーセッション

 環境省国立水俣病総合研究センター主催による「フューチャーセッション」が行われ、本校の生徒が参加しました。

 「フューチャーセッション」とは、10年先の水俣市で実現させたい未来についてのアイディアについて、水俣市民のみなさんと話し合う場です。その場で出されたアイディアをまとめ、希望する10年先の未来の姿が実現したことを伝える『未来新聞』を作成します。

 今回は、「食と健康」「町おこし」というタイトルで未来へのイメージをふくらませ、新聞を作成し、アイディアを共有しました。

平成28年度第2学年SGH事業「水俣学」講演会

 熊本学園大学社会福祉学部長の宮北隆志先生を講師に迎え、「水俣病の公式確認から60年~その『責任』と『償い』は?~」の演題でご講演いただきました。

 講演では、水俣病に対する様々な立場の「責任」と「償い」に関するお話に加え、「失敗の経験」を将来に活かし、地域の自立的発展につなげるための視点や、私たちに求められていることについても話されました。本日の講演が、今後の課題研究への大きなステップになると思います。


慶應義塾大学との遠隔講義

 4月30日に開所した水俣環境アカデミアにおいて、本校生徒の有志57名による、ICT機器を利用した「大学生に知ってもらいたい水俣」をテーマに遠隔講義を行いました。
 

 短い準備期間でしたが、慶應義塾大学生に伝えるために、5グループに分かれて、水俣の魅力等について発表しました。質疑応答も活発に行われ、非常に刺激的な時間でした。



平成28年度SGH講演会


 国際水銀ラボ取締役所長の赤木洋勝先生を講師に迎え、「グローバルな未来を生きる~水俣で学ぶ若者へのメッセージ~」の演題で講演をいただきました。
 

 講演では、国内だけでなく、ブラジルをはじめとした海外との共同調査研究や、技術者の育成に長年にわたって尽力されてきた先生の経験をもとに、貴重なメッセージをいただきました。