学校生活
【進路指導部】第1回進路講話「人生を最高の旅にせよ!」
キャリア教育の一環として、第1回進路講話を全学年対象に実施しました。講師は国立阿蘇青少年交流の家の所長であられる牛田卓也様にお越しいただき、ご講演いただきました。
「人生を最高の旅にせよ」と題したご講演の中で「Serendipity」をキーワードに、賢明な努力や1歩踏み出すことの大切さを、人生を旅に例えてご講話いただきました。また、これからのVUCA時代を生き抜くために、興味・関心をもって積極的に行動すること、多様な人との出会いを大切にすること、ポジティブでいること等のメッセージをいただきました。最後の生徒代表謝辞の中でも「前向きに、挑戦を恐れず生きたい」と言葉があったように、今後の人生(学び)の土台となる講話でした。牛田様、貴重なお時間をありがとうございました。
【建築科】建築を支える「構造設計」ってなんだろう?
みんなが普段見ている建物って、どうやって建っているか考えたことはありますか? 実は、建物が安全に建ち続けるためには、とっても大切な「骨組み」の設計が必要なんです。それが、建築構造設計!
建築科では、2年生からこの構造設計について学び始めます。難しそうに聞こえるかもしれませんが、中学で習った数学や理科の知識が、建物の形になって現れるイメージです。
構造設計って具体的に何をするの?
構造設計は、建物の土台や柱、梁(はり)といった骨組みを設計すること。地震や強い風が吹いても建物が倒れないように、その強度を計算したり、建物が安定するように工夫したりするんです。
例えば、この柱の太さで、本当にこの建物を支えられるのかな?大きな地震が来ても、この建物は大丈夫かな?といったことを、図を書いたり、計算したりしながら答えを導き出していきます。頭の中で想像力をたくさん働かせながら、先生が作った分かりやすいスライドを参考に、みんなで問題に取り組んでいます。
数学や理科が「見える形」になる!
今まで教科書の中で学んできた数学の計算や理科の法則が、建物という目に見える形になっていくのは、きっと感動するはず! 「あの時習った公式が、こんなところで役に立つんだ!」と、新しい発見がたくさんありますよ。
建築科では、ものづくりだけでなく、この構造設計もしっかりと学ぶことで、実践的な建築家を育てています。将来、安全でかっこいい建物を自分で設計してみたい人、頑丈な建物を建てて世の中の役に立ちたい人、ぜひ建築科で一緒に学びませんか?
【半導体情報科】「総合的な探究の時間」で三角ロジックを学びました!
5月21日(水)、「総合的な探究の時間」の授業で、三角ロジックを学びました。
三角ロジックとは、思考スキルの1つで、「主張」「根拠」「論拠」の3つを頂点とした要素が三角形を構成する考え方のことです。これを活用すると、自分の言いたいことや主張を、相手に分かりやすく論理的に伝えることができます。
今回のテーマは、「あなたが住んでいる地域に観光客を呼ぶための手立てを考えよう」!
生徒たちは、地元の特産物や、観光地、イベントなどを調べ、それをどのようにアピールして観光客を呼ぶのか、真剣に考えていました。授業の最後には、代表生徒4人が、自分の考えたアイデアをクラスの前で発表してくれました。
【機械科】金属が溶けているところ、見たことありますか?
機械科では、「鋳造実習」というものがあります。
今回は鋳造のスペシャリストである機械科・佐藤先生のご指導のもと挑戦しました!
鋳造は、金属で物を作る方法のひとつです。
たとえば、チョコレートを型に流して冷やすと、ハートの形や星の形になりますよね?
それと同じように、金属をドロドロに溶かして型に流し込み、冷やして固めることで、いろんな形の部品や道具を作るのが「鋳造」です。
☆どうやって作るの?
型(かた)を作る
→ 作りたい形の入れ物を用意します。
金属を溶かす
→ 鉄やアルミなどを高い温度でドロドロにします。
型に流し込む
→ 溶けた金属を型に入れます。
冷やして固める
→ 金属が冷えて、かたい形になります。
型から取り出す
→ 完成した金属の形を取り出します。
☆どんなときに使うの?
自動車のエンジンの部品
鐘(かね)や仏像
工場の機械の部品
など、かたくて丈夫なものを作るときに使われます。
水俣高校機械科で「鋳造」やってみませんか?
【機械科】つばめの巣のひなが育っています
機械科実習棟の階段の壁に、今年もつばめが巣を作っています。
5月に巣のひなが育ち、この一週間で体も大きくなりました。
巣の中には5羽のひながいます。巣立ちの日も近そうです。
餌を運ぶ親鳥
ひな鳥は5匹がいます。
見守る親鳥(左)と ひな(右) 飛ぶ練習が始まりました。
このような場所に巣があります。
【建築科】未来の建築家たち、進測法に挑む!
建築科の1年生が、先週の放射法に続き、進測法という新しい測量方法に挑戦しました!
みんなはまず、建物や障害物があって放射法では測れない場合に、どうやって測量するのかを考えました。そして、それぞれの測量方法の良い点と難しい点を知ることで、実際に測量するときに「あっ、これはあの時のことだ!」と、もっと深く理解できるようになります。
実は、前回の測量レポートで、知識や技術はもちろん、チームワークやみんなで話し合うことの大切さを書いていました。今回の測量でもそれらを意識して、みんなで協力しながら測量に臨みました。
その結果…なんと、測量の誤差はたったの1mm! 初めての挑戦で、こんなに正確に測れたのは本当にすごい! みんな、とても満足そうな笑顔でした。これも、仲間と力を合わせ、ミスがないように声をかけ合った成果です。
このように、水俣高校建築科の1年生は、立派な建築家になるという大きな夢に向かって、毎日成長しています。中学生の皆さん、私たちと一緒に、未来の建物を創ってみませんか?
【商業科】検定合格に向けて頑張ってます
体育大会、中間考査も終わったところですが、商業科では6月に電卓、簿記、ワープロの検定試験があります。
1年生も、電卓とワープロの検定に挑戦します。授業や放課後の時間を使って合格目指して頑張っています。
【建築科】建築製図の世界へようこそ!~製図技法と集中力の習得~
建築に興味のある中学生の皆さん、こんにちは!水俣高校建築科では、建物を設計するための図面、「建築製図」の授業がいよいよスタートしています。今日は、その授業の様子を少しだけ覗いてみましょう。
「え、文字の練習から?」と、ちょっと驚いたかもしれませんね。でも、建築の世界において、図面に書き込まれる文字は単なる覚え書きではありません。それは、建物の情報を正確に伝えるための、非常に重要な「共通言語」なのです。もし、たった一文字の読み間違いが、実際の建物に大きな影響を与えてしまう可能性だってあるんですよ。だからこそ、私たちは一文字一文字を、丁寧に、そして効率よく書くための練習を徹底的に行っています。
初めて手にするピカピカの製図道具たちも、毎日触れていくうちに、まるで体の一部のように馴染んでいきます。最初は少し手こずった文字も、何度も何度も書き込むうちに、驚くほどスムーズに描けるようになるんです。課題に真剣に向き合う時間は、まさにストイックそのもの。その集中した時間の中で、私たちはぐんぐん集中力を高めています。そして、一枚の図面を完成させた時の達成感は、何物にも代えがたいほど大きいのです!
建築の専門的な知識や技術を習得することはもちろん、一つのことにじっくりと向き合う集中力や、やり遂げた時の充実感を味わうことも、建築を学ぶ上で非常に大切な要素です。水俣高校建築科の生徒たちは、確かな技術と強い精神力を磨きながら、将来有望な建築家へと成長していく道のりを、仲間と共に楽しんでいます。
中学生の皆さん、建物の基礎をしっかりと学び、魅力的な未来の街を創造するスペシャリストを目指してみませんか?水俣高校で、皆さんの熱い夢が形になる日を心待ちにしています!
【半導体情報科】スマホの中の小さな巨人たち!「半導体技術Ⅰ」~NHK様、熊本日日新聞様が半導体情報科を取材!~
5月13日(火)の半導体技術Ⅰの授業では、私たちの生活に欠かせないスマートフォンに焦点を当てて、その内部で活躍する半導体の役割について深く掘り下げました。
授業の冒頭では、前回の復習として「半導体はどこに使われているのか?」という問いかけからスタート。
生徒たちは、日頃から目にしている様々な製品を思い出し、一人2つずつ発表しました。
続いて、本日のメインテーマである「スマホの中に入っている半導体の役割!」について、スライドを用いて解説が 行われました。普段何気なく使っているスマートフォンには、実に多くの種類の半導体が搭載されており、それぞれの半導体が人間の体の各器官に例えられ、その機能をわかりやすく説明されました。
(例)
CPU=頭脳
メモリ=記憶
マイコン=司令塔
ジャイロセンサ=体のバランス感覚
このように、身近なスマートフォンを例に挙げることで、生徒たちは抽象的な半導体の役割をより具体的にイメージできたのではないかと思います。
今回の授業を通して、スマートフォンという小さな箱の中に、高度な技術が凝縮された半導体が数多く搭載され、それぞれの役割を果たすことで、私たちの便利な生活が支えられていることを深く理解できたと思います。この学びを生かし、これからの授業でさらに半導体技術への理解を深めてくれることを期待しています。
【半導体情報科】電気実習「オームの法則」
5月13日(火)午前、半導体情報科1年生の実習を行いました。
今回は電気系の実習で、オームの法則です。電気回路における電圧・電流・抵抗の関係を表す基本的な法則で、電気を学ぶ上でとても大切な法則です。「電圧(V)= 電流(I)× 抵抗(R)」で表され、2つの値から対象を計算で求めるという実験でした。
慣れない計器の使い方に苦戦しながらも、積極的に取り組んでいました。今後も安全に気をつけて、行っていきたいと思います。