学校生活

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【建築科】【WCP】Design Smiles, Build Future! ―― 小学生と創る「卒業の思い出」

 水俣高校建築科が掲げるスローガン、「Design Smiles, Build Future!(笑顔をデザインし、未来を築く!)」。 この理念を体現するプロジェクトとして、1月20日、水俣第二小学校の6年生を本校の実習棟に招き、建築科1年生による「卒業記念品制作」のワークショップを開催しました。

 今回制作したのは、小学校で長く愛用される木製の雑巾がけです。材料には、地元企業である新栄合板工業株式会社様より寄贈いただいた分厚い合板を使用しました。指導にあたった建築科1年生は、現在、国家資格である「大工技能士の取得に向けて、日々修行(実習)を積んでいる真っ最中です。「どうすれば真っ直ぐビスを打てるか」「安全に道具を使うにはどう教えるべきか」生徒たちは、自分たちが身につけたばかりの技術を、小学生一人ひとりに合わせて優しく、丁寧に伝授していきました。

 ワークショップの内容は多岐にわたります。ビス打ちや釘打ちの練習を行い、感覚を掴み、練習の成果を活かし、丁寧に組み上げ、丁寧にやすりがけを行い、銘板プレートを取り付け、屋外でのクリア塗装を行いました。完成した瞬間に見せた小学生たちの笑顔は、何よりの報酬でした。 高校生にとっても、自分の持つ技術が「誰かの役に立ち、喜ばれる」という体験は、将来の建築技術者としての自信につながる大きな一歩となりました。

ただ建物を作るだけではなく、ものづくりを通して地域と繋がり、笑顔をデザインする。これこそが水俣高校建築科の学びの魅力です。来週には、もう1クラスの来校が予定されています。 建築科実習棟には、最新の技術と、伝統を大切にする心、そして何より「誰かのために」と願う熱意が溢れています。

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