高等部より
笑いの力 高等部だより 5月19日
毎日の自粛生活お疲れ様です。突然ですが、みなさん、最近笑っていますか?
今日は、笑うことで体に起こるプラスの効果についてお話しします。
今、世界中で新型コロナウイルスが流行しています。罹らないためには、私達1人1人が免疫力を高めておくことが大切です。そうです。笑うことで、免疫力が上がるんです!
免疫に関係する細胞に、NK細胞(ナチュラル・キラー細胞)というものがあります。このNK細胞は、私たちの体の中で、ウイルスに感染するなどして異常を起こした細胞を見つけて取り除いてくれます。例えるなら、体の中を巡回する警備員です。そして、笑うことで、このNK細胞が活性化されるんです。特に、リラックスして大笑いすると、より効果があります。お笑いを見る前と見た後では、見た後の方がNK細胞の働きが上がっていたという研究結果もあったりします。
さらに、NK細胞には、がん細胞を取り除く働きもあります。免疫力を高めてがん予防と、まさに一石二鳥ですね!ちなみに私は、ドリフの動画を見たりして笑っています(笑)
さあ、こんな時だからこそ、リラックスと笑いで免疫力アップです!
「軽く口笛を吹き 思いっきりアハハと笑ってみようよ(^^♪」
そして、Social distance(人との距離を2m以上離れて)・手洗い・うがい・消毒も忘れずに!
ゴシゴシガラガラシュッシュッペでしっかり予防!!
みんなで力を合わせて乗り切りましょう(^O^)
高等部理療科 稲葉史朗
無理してませんか? 高等部だより 5月18日
今日は「見えにくさ」を補っていくにあたって私が大切にしていることをお話ししたいと思います。
結論から言うと、「見ることに関しては決して無理をしない」ということです。視覚的な情報については、それぞれの見え方に応じて、視覚補助具やパソコンの拡大機能などをしっかり使い分けて、目に負担をかけない事が大切です。
見えにくさを補うものには、眼鏡、ルーペ、単眼鏡、拡大教科書器、遮光眼鏡などの視覚補助具がありますね。それぞれ、遠くを見たり、手元を見たり、余計な光を遮ったりするときに使います。また、パソコンやタブレット、スマートフォンの画面拡大機能や音声読み上げ機能、便利アプリなども強い味方ですね。
さまざまなものや機能を知り、使い分けることで、読み書きやパソコン作業を楽にすることができ、効率もあがります。
見ることは決して無理をせず、視覚補助具やIT技術、ときに人にも上手に頼りながら、勉強を頑張っていきたいですね。
雨が続いて蒸し暑さが増してきました。
気候の変化で体調を壊さないように気をつけていきましょう。 高等部 上原
ミルクフ ~見る工夫を見つける身につける~の紹介 高等部だより 5月15日
近年、「見えない人、見えにくい人」に便利な用具やサービスが充実しつつあります。こうした状況は私たちにとって大変有用ですが、その一方で、「必要な情報をどこで得たらよいのかわからない」という声を多く聴取するようになりました。 「必要な時に必要な情報を得る」ためには、盲学校や熊本県点字図書館などにご相談いただくことが最良の方法ですが、当事者や保護者の皆さんが、普段からいろいろな情報に目を向けることも重要な視点です。そこで今日は、ホームページを1件、ご紹介したいと思います。 ミルクフ ~見る工夫を見つける身につける~:https://mirukufu.com/ ミルクフとは視覚障害者の「見る工夫」を集めたwebメディアです。便利グッズ、便利なサービス、生活上の工夫など、視覚障碍者の助けとなるような情報を集約・公開しておられます。さまざまな手段を活用して生き生きと生活を楽しんでおられる当事者ならではの体験談などは、児童生徒の将来のビジョンを描くためにも役立つのではないかと考えています。是非いちど、ご覧いただければ幸いです。 高等部 藤川
高等部だより 5月14日
「私のリラックス法」 それは、「ゆっくり呼吸をする」です。疲れた時、緊張している時、不安だなあと思う時にゆっくりと呼吸を行うと気持ちがリラックスします。 その際のポイントが2つあります。
①息を吸うときより、はくときに時間をかける。
②息を吸うときに腹をふくらませ、はくときに腹をへこませる。
ゆっくり息を吸い込み、その後、さらにゆっくりと息をはき出します。呼吸をする時に腹に手をあて腹のふくらみを感じながら行ってください。5分ほどゆっくり呼吸をするとゆったりとした気分になります。
「心身一如(しんしんいちにょ)」という言葉があります。これは東洋医学でよく使われる言葉で、心と体は一体であるという意味です。不安だなあ、緊張するなあといった感情は体に影響して筋肉が緊張していきます。その逆にゆったりした気持ちになると体の緊張も取れていきます。
普段、なにげなく行っている呼吸ですが意識を向けてゆっくり行うと心身ともにリラックスします。ぜひ学習の前後に行ってみてください。 高等部 平井
高等部だより 5月13日
「こんな話だったの!」
有名な話だけれどちゃんと読んだことが無い、というものが私にはいくつかありました。その中の一つが宮沢賢治の「注文の多い料理店」でした。読んでみると、実におもしろく、そして怖く、意外な展開にハラハラ。みなさんもいろんな本を読んでみてはいかがでしょうか。
ちなみに、「注文の多い料理店」については、Youtubeでも、いろんな俳優さんたちが朗読してくれています。朗読のお手本にもなると思いますので、ぜひ聞いてみてください。
高等部 橘
高等部だより 5月12日号
目が全く見えない私は、コンビニやスーパーなどでは店員さんにお願いして手引きをしていただきながら買い物をします。
人との接触を極力避けないといけない状況の中、店員さんたちは嫌がるそぶりを見せずに対応してくださいます。
みなさん いつもありがとうございます。
高等部 松枝
高等部だより 5月11日号
「氣」のパワー
「氣」は「気」の旧字。1940年代まで、「氣」が使われていました。
東洋医学では「氣」はエネルギーを意味し、人の身体の中を流れています。
身体の中の「氣」が充足していれば病氣にならないと考えられています。
「氣」と「気」の違いは、米と〆。
「米」は末広がりで八方に広がることを意味し、「〆」は押さえ込むという意味になります。
また、「米」は、私たちにとってエネルギーの源です。
しっかりとお米を食べることによりエネルギーが作られ、八方にエネルギーが放出されることで元氣な身体を維持することができます。
お米を食べて休校期間を乗り切りましょう!!
高等部理療科 山岡正人
高等部だより 5月1日号
今回は、本の紹介をします。
「猫には嫌なところがまったくない(山田 かおり 著)」
大好きな猫との生活、そして別れを綴った本。
猫好きならもちろん、そうでない方にもおすすめです。
家にいる時間が長い時、動物を通しての優しさ、命の大切さを、この本を通して考えてみるのもいいかもしれません。
高等部 小川
高等部だより 4月30日号
高等部の生徒の皆さん、元気に過ごしていますか?
体調がわるいとかありませんか?
休校がさらに延長されることになりましたが、学習面に不安を感じている人も多いかと思います。
私たち教師にとっても、初めての経験であり、とまどいも感じています。
今は、それぞれが、それぞれでできることを精一杯がんばっていきましょう!
学校からの課題にしっかり取り組んでください!
1日のスケジュール、時間割を自分なりにつくってみるとよいかと思います。
また、1週間ごとの目標を立てるのもよいでしょう。
学習のことや体調のことなど、相談したいことがあったら学校に電話をください。
担任の先生がおられない場合は、高等部の先生と尋ねてもらえばいいです。
運動不足になりがちです。体を動かすことも忘れずに!
高等部主事 天川
高校総文祭
高校総合文化祭
5月31日(金)、熊本県立劇場で熊本県高等学校総合文化祭が始まりました。
当日は展示部門の開会式が演劇ホールのホワイエで行われ、アンサンブル部の生徒たち7名が参加しました。
本校の展示コーナーには、学習の中で製作した作品や点字紙を使ってのペーパークラフト作品に併せて、実際に触っていただける点字で書いた高等部の紹介文を展示しました。そして、たくさんの見学者の方が、一生懸命点字と墨字(一般の文字表記)を見比べながら興味深そうに読んでくださる光景がありました。
午後のステージ部門では、昨年度の選考会で出場校に選ばれた本校アンサンブル部がコンサートホールで演奏を披露しました。
これまで第二高校の文化祭や県大会等で何度か県立劇場の舞台に立った経験を持つ生徒たちは、落ち着いて準備やリハーサルを行い、本番では「マイン・イエス」と「Volcano Mirror(ボルケーノ ミラー)」の二曲を、堂々とした立派な演奏をすることができました。
全国大会金賞受賞の名に恥じない素晴らしい演奏だったと、他校の先生方や多くの来場者から声をかけていただき、演奏後の部長インタビューを受けた生徒も、明るくはきはきとした声でアンサンブル部を紹介していました。また、1日目最後の出し物、牛深高校の「ハイヤ踊り」では、アンサンブル部生徒全員に加え応援に来ていた生徒もステージに上がり、他校の高校生と一緒にハイヤ踊りを楽しみました。
6月1日(土)、演劇ホールにて弁論の発表に3年男子が出場しました。これは、昨年選考会を兼ねて行われた熊本県高等学校弁論大会で入賞した生徒が出場できるもので、本校と八代農業高校の2校が参加しました。
発表演題は「呼吸(ブレス)を感じて」で、本生徒が一昨年、打楽器の演奏経験もないところからアンサンブル部に入部し、いろいろな経験を経て九州大会、全国大会へ進む過程の中で、友達との関わりや曲を仕上げるまでの様子や思いなどを感情豊かに表現しました。そして、来場者の方々からは「豊かな表現力でひきつけられた」等たくさんの感想をいただくことができました。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者
校長 仲山 加津恵
運用担当者
情報部