進路部からのお知らせ

進路部からのお知らせ

平成29年度高等部進路学習会(先輩を囲む会)

 進路実現に向けて何が必要なのかを生徒自
身で考えるために、活躍されている二人の先
輩を招いて、10月12日(木)に先輩を囲
む会を行いました。理療科の生徒から多くの
質問が出され、「時間が足りなかった」との
声もあり充実した時間となりました。

 会場の様子 
 

 治療院を開業されている池田敏雄先生(昭
和59年度専攻科理療科卒業)は、患者さん
との関わり方や鍼やマッサージの治療を行う
上で大切なこと、具体的な治療方法などをわ
かりやすく説明していただきました。

 株式会社TMJのヘルスキーパーをされてい
る樋口智子先生(平成26年度専攻科理療科
卒業)は、熊本ではなじみのないヘルスキー
パーの業務内容や役割、マッサージのすばら
しさ、将来を見据えて目標を持つことの大切
さなどを話していただきました。


会場の様子


 「マッサージ師は患者さんと長く密に関わ
る特性上、心のケアをしながら医師がはっき
りと診断がしにくい身体的な苦痛を和らげる
ことができ、医師にできないことが、マッサー
ジ師にできることが一杯あるのではないだろ
うか。」と話があり、マッサージ師の存在意
義と患者さんとの信頼関係を作る大切さを感
じました。

第61回あん摩奉仕会

9月15日(金)、学校の近くにある東
区役所に出向いて、あん摩奉仕会を行いま
した。
あん摩奉仕会は、敬老の日にちなん
で地域の高齢者にあん摩を行い、社会奉仕
活動の一環とともに、高齢者の施術を体験
し将来の進路に役立てることを目的に毎年
行っています。



61回目を迎えるあん摩奉仕会は、昨年度
まで校内で行っていましたが、今年度初めて
校外での実施となりました。


 

当日は、41名の地域の方があん摩を受けら
れ、施術を受けられた方々からは、「肩がすご
く楽になりました」「とても気持ち良かったで
す」と言っていただき、大変喜ばれました。


中学部(一般学級)「進路学習会」

7月19日(水)に、中学部一般学級を
対象に進路学習会を実施しました。本校の
進路指導主事と理療科の先生方から、本校
卒業生が一般的に就労する三療の仕事や、
理療科教員の具体的な仕事の内容ややりが
い、むずかしさについて、自身の体験談を
交えての話がありました。 
 
ガイダンスの様子

その中で、夢や目標を達成させるために
は、「身の回りのことを自分でできる力」
「学習の習慣と基礎的な学力」を中学部の
時にしっかりと身に付けておいた方が良い
との熱心なアドバイスがありました。

参加した生徒は「自分の夢が叶うように
今から頑張ります」と感想を述べるなど、
学習への意欲を高めることができました。

幼稚部保護者「小学部授業見学」

6月13日(火)に、幼稚部保護者対象の
小学部授業見学を実施しました。各クラスや
グループの授業では、教室での各教科の授業
だけでなく体育館での体育や小学部2組での
自立活動なども見学していただきました。

授業見学の様子


 見学後に実施したアンケートでは、「我が
子が点字を使いそろばん学習をすることを思
うと、こんな風にできていけるのかと思い、
授業を見てました。すごい‼学習しているとこ
ろを見て驚きました。(算数)」「自分の子
どもの将来とてらし合わせて見学させて頂き
ました。今の我が子にできることは何か・・・
いろいろ考えさせられました。」など多くの感
想をよせていただきました。

高等部普通科1年 第1回進路学習会について

 6月12日(月)1限目 専攻科理療科
1年の「生理学」と 6月16日(金)6
限目 専攻科理療科2年の「はり実習」の
授業を見学しました。

 生理学の授業では、中学校の時に習った体
の仕組みを思い出しながら聞いていました
が、専門用語がたくさん出てきて難しかっ
たようです。

授業の様子 

 また、機械を使って筋肉が収縮する様子を
見たり触ったりすることができました


 
はり実習の授業では、太さ0.4mmの
ステンレス製のはりに実際に触ることがで
きました。想像していたものと違って、細
くて柔らかいことに驚き、そして安心した
ようです。


見学する様子 コリを探す体験

 
 また、専攻科の先輩がお互いに施術者と患
者の役になり、指でコリを見つけてはりを刺
す姿に感心していました。


 今回の見学によって、理療の道への具体的な
イメージをもつことができ、自分の進路につ
いて真剣に考えるきっかけとなりました。