高等部より
高等部校則(生徒心得)
高等部 総合的な探究の時間 「未来」学習発表会
令和4年3月18日(金)に今年度の学習の成果を発表する会が、保護者参観のもと、共同教室で実施しました。
重複学級の発表では、校内実習やインターンシップについての発表がありました。それぞれの生徒が職場で頑張った活動や楽しかったこと等を発表しました。
一般学級では、本校理療科の授業を体験して学んだことや感じたことを発表したり、自分の進路に向けて調べ学習をしたり、オープンスクールに参加して考えたりしたことを発表しました。点字使用の生徒たちは、今年度の自立活動の時間で学習したブレイルメモに原稿を書き、当日はそれを使って発表しました。
1年間の総合的な探究の時間を通して、一人一人が今後の自分の進路についてじっくり考える機会となりました。
高等部卒業証書授与式
3月1日火曜日
令和3年度の高等部卒業証書授与式を行いました。
本年度の高等部卒業生は、
本科普通科 1名
本科保健理療科 2名
専攻科保健理療科 2名
専攻科理療科 1名
の計6名でした。
新型コロナウィルス対策のため、在校生は送辞メッセージで卒業を祝いました。
会場では、卒業生のご家族と全職員で精一杯の気持ちを込めて、旅立ちを祝いました。
それぞれの進路でのご活躍を心から願っております。
生徒心得(高等部普通科)(専攻科)・服装規定
高等部生徒会選挙
12月21日(火)、次年度の盲学校を牽引する、高等部普通科生徒会の会長・副会長を決める役員選挙が行われました。
今年は普通科の生徒9人(うち、3年生1人)中、会長候補3人、副会長候補2人と複数の立候補者があり、活発な選挙戦となりました。
法律の改正により18歳選挙権が導入されすでに数年が経ちました。来年度はこの中の何人かの生徒たちにも選挙権が与えられます。それらを見越して今回の役員選挙では、投票所入場券の配布や期日前投票を導入したり、会場もなるべく本物に近いように設定したりしました。今回の選挙日に通院のため欠席が決まっていた生徒は、選挙管理員の立ち会いの下、期日前選挙を済ませました。
そして、選挙日当日。立会演説会ではそれぞれの候補者たちは、立候補理由や今後どんなことをしたいか(公約)等を熱く語りました。どの候補の話も分かりやすく、有権者の心に響く内容でした。
その後、厳粛な雰囲気の中、他の生徒たちは投票を行いました。
<立ち会い演説を行う生徒の様子>
<投票入場券を出し投票券を受けとる様子>
<点字で候補者名を書いている生徒の様子>
選挙の結果、生徒会長1人、副会長2人が次年度の生徒会役員に決まりました。今後の活躍が楽しみです。
高等部 長距離走記録会
気持ちのよい青空のもと、12月10日(金)に長距離走記録会を実施しました。体育の授業の中で自分に適した距離を決め、これまでの練習の成果を発揮しようと、一生懸命に走る姿が見られました。
たくさんの声援に後押しされ、ゴールテープを掛け抜ける姿は、清々しく充実した表情でした。
応援していただいた保護者のみなさま、たくさんの声援ありがとうございました。声援を受けて、そのたびに頑張ろうと気力を振り絞りながら、最後まで走り抜くことができました。
専攻科理療科 校外実習
12月7日(火)、専攻科理療科の2・3年生は、治療院に校外実習に行きました。
お世話になった先生は、最新の医学や研究から得られた知識をもとに治療を行われている方で、生徒たちは、興味を持ったことについて質問するなど、積極的に実習に参加していました。
実技では、実際に先生が鍼施術をされるところを見せていただきました。診察から治療までをテンポよくこなされる様子を見学できたことは、今後、施術者になるために学習していく生徒たちにとって、貴重な機会となりました。
高等部普通科 校外学習の様子
今年度の修学旅行が来年度へ延期となり、その代わりとして、11月18日(木)、校外学習を実施しました。行先は、熊本博物館とサクラマチクマモトで展示品の触察や買い物等の活動に取り組みました。
熊本博物館では、時代による土器の比較をしたり、岩石や化石の触察、戦国時代の槍を持って実際の重さを体験したりしました。普段触れることのできない貴重な展示品に触れ、驚きと発見の歓声があがっていました。
サクラマチクマモトでは、事前に決めていたそれぞれの昼食場所でご馳走を食べ、その後、自分のものや家族におみやげを買う姿がありました。充実した一日を過ごしました。
先輩を囲む会(進路学習会)
本校の卒業生の話を聞き進路決定の参考にするため、先輩を囲む会(進路学習会)を11月12日(金)に共同教室で行いました。
講師一人目は、看護師を目指されていたが見えにくさ等で進路変更をすることになり、本校理療科で資格を取り、現在接骨院でマッサージ師として働かれている方の講話でした。治療院と接骨院の仕事の違い、見えにくさによる学習の大変さ、進路選択の難しさなどを話していただきました。
講師二人目は、急激な視力低下により本校普通科に入学され理療科で資格を取り、現在デイサービスでマッサージ師として働かれている方の講話でした。業務内容、仕事のやりがい、失敗談、視覚障害のあるマッサージ師の置かれている状況、在学中からやっておいた方がよいことなど多くのことを話していただきました。
第2回生徒保健委員連絡協議会に参加!
令和3年11月4日(木)に、市民会館シアーズホーム夢ホームで第2回生徒保健委員連絡協議会が開催されました。
県内55校から高校の保健委員と引率職員が参加し、約250人が集まりました。本校からは、高等部の保体・放送委員1名と職員1名が参加しました。
午前中は、保健だよりコンクールの表彰式や代表2校の取組の発表がありました。今後の保健委員会の活動のヒントとなる内容もたくさんありました。また、質疑応答では、本校生徒も積極的に手を挙げ、大勢の前で臆することなく質問することができました。
午後からは、NECソリューションイノベータ 緒方 剛氏の講演と演習がありました。「あなたはどっち?うで体?あし体?」という演題で、プロスポーツ選手等のトレーナーとしても有名な鴻江 寿治氏の理論に基づいた体タイプ判別方法の紹介や体タイプ別の日常生活のアドバイス、鴻江ストレッチの紹介等がありました。実際に、参加者も体を動かして、うで体タイプか、あし体タイプかを判定したり、歩行中の姿勢を独自のシステムを用いて測定し、数値化したデータから体タイプを判定したりしました。体タイプ別に合った生活をすれば、ストレスが軽減し、快適な生活が送れるという新たな着眼点が得られました。後半は、20種類のストレッチ法を実践し、体もポカポカ、心もゆったり、笑顔で溢れ、穏やかな雰囲気の会場に包まれました。
今回、数年ぶりの本校からの参加となりましたが、同世代と関わり合うよい機会にもなりました。
【質問する様子】
【ストレッチをする様子】
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者
校長 仲山 加津恵
運用担当者
情報部