日誌

繊維工業科

【テキスタイルデザイン科】授業風景

1年生 繊維製品の授業で織物分解設計を行いました。

実際の織物組織をルーペで見ながら、たて糸とよこ糸の交錯点をマスに見立て、、たて糸がよこ糸の上になっているところを塗りつぶします。組織を理解するうえでとても重要な部分です。

難しい活動でしたがペアで協力し粘り強く学習を行いました。

【繊維工業科・テキスタイルデザイン科】紹介 課題研究素材班取組み

熊本工業高校繊維工業科課題研究素材班

研究テーマ

新たな繊維素材の開発

 ~廃棄物を活かした かっこいいものづくり~

 熊本工業高校繊維工業科3年生課題研究、素材班では身の回りの廃棄物などを利用して長年染織に取り組んできました。

①廃棄衣料を回収、Tシャツヤーンとしてのアップサイクル

②不織布マスクのFRP、水耕栽培シートとしての再利用

③CNFを用いた生分解性樹脂

④熊本の色

の研究を行ってきました。

 R4に株式会社サーキュライフ(Circulife)の川原代表との出会いをとおして、高付加価値のある草木染めの研究を行うことになりました。

 「熊本の色」とは、熊本で育まれた人々の心の中にある熊本、特産品などイメージに浮かぶものを用いて草木染め染料を創っています。現在、ケイズコーヒーコーヒー豆をはじめ、天草オリーブ、熊本城桜、益城ぶどう、松合食品醤油、熊本県産の笹、熊本農業高校のみかんや梨、熊工のいちょうや金木犀etc.

日々、人々の心に映える色を研究中です。

 熊本の魅力を発信していき、人々の心に残るかっこいいものづくりを目指します。

 自然にやさしく人にやさしく

 

・カードのデザイン、草木染め

・天然繊維再生繊維の糸染め、布染めができます

 

体験・見学やノベルティなどのご依頼など

どうぞ本校までご連絡ください

染色材料の素材提供も随時受け付けております

ご協力お願いします

 

 

【テキスタイルデザイン科】切り絵制作

テキスタイルデザイン科1年次

工業技術基礎:デザイン実習『切り絵』

生地にデザインを施す方法は、様々なものがあります。

直接、筆などを使って描く方法や絞り染め、ろうけつ染め、織る際に糸の色を変えて模様を織り出したり…。

今回は、型を使ってデザインするための前段階!

型を作る技術を身につけるため、切り絵を制作しました。

どこを背景として、どこに色をいれるのか、どのように形を切り抜いたら美しく見えるか等など

課題作とオリジナル作品の制作を通して学びます。

このときに使用する道具は、カッターよりも鋭利なアートナイフです。

道具の扱い方やデザインの発想について

短い時間ではありますが、生徒たちは試行錯誤しながらも作品を作り上げていました。

生徒作品の一例です。

はじめの3つは麻の葉と七宝つなぎをどう組み合わせるかという課題で、うしろ3つはオリジナル作品です。

課題作課題作課題作オリジナル作品オリジナル作品オリジナル作品