建設工学科のトピック

建設工学科ブログ

建設工学科 生徒同士の進路指導

 
生徒同士の進路指導
 日  時 :平成27年11月18日(水)4、5限目
 会  場 :大会議室
 指 導 者  :福永先生(国語科)
 対象クラス:建設工学科2、3年生

 国語科福永先生の研究の一環として『生徒同士の進路指導』を実施していただきました。進路決定を終えた3年生が、進路選択の時期を迎える2年生に対して進路指導を行うという例を見ない取り組みです。教師からではなく、身近な先輩からの指導は、2年生にとってより高い効果を示すのではないかということです。先輩の熱心な指導に、2年生は興味を持って参加していました。期末考査を控える生徒たちにとって、良い発憤材料になったのではないかと思います。




  

  

  

建設工学科特別教育(締固め機械運転業務)

8月20日(木)~21日(金)に「締固め機械の運転業務」特別教育を実施しました。本講習は、生徒の進路希望状況や土木業界の現状に合わせ、今年度より取り入れることにしました。本講習を経て操作できる締固め機械は重量制限等が無いため、全ての機械を操作できるようになります。次年度以降も各特別教育を実施しますので、どんどんチャレンジしてほしいと思います。

  

  

  


建設工学科特別教育(小型車両系建設機械運転業務)

本科では夏季休暇を利用して、毎年建設関係の特別教育を実施しており、2日間の講義と実技を受講することで各業務の有資格者となることができます。今年は8月4日~5日に「小型車両系建設機械(整地他)運転業務」を、8月20日~21日に「締固め機械の運転業務」実施します。次年度はさらに別の特別教育を予定しており、在学中に最大4つの特別教育を受講することができます。今回受講する「小型車両系建設機械(整地他)運転業務」は、3トン未満の小型車両系建設機械を運転するもので、建設機械の運転業務としては最もポピュラーな資格です。近年は作業効率化のため、土木工事のみならず造園業、畜産業、運輸業、林業等様々な業種で建設機械を多数導入する時代となっています。受講した生徒は将来「受けていて良かった」と思える場面が必ず出てくるはずです。
 






平成27年度2年建設工学科企業見学会

 7月8日(水)に熊本県雇用環境整備協会様のご協力をいただき、2年建設工学科の企業見学会を実施しました。午前中は玉名郡南関町にある「エコア熊本」を、午後は熊本市南区富合町にある「JR九州熊本総合車両所」を見学させていただきました。来年、進路決定という人生の大きな分岐点に立つことになる2年生にとって、現場での雰囲気や仕事内容を実際に体験できたことが、これから必ず生きてくるはずです。自分の将来に向けて、テストや行事など一つ一つの事に全力で取り組んでほしいと思います。

 準備・調整など全てにおいて段取りして下さった、熊本県雇用環境整備協会様にはこの場を借りてお礼申し上げます。大変ありがとうございました。
 

  

  

平成27年度ものづくりコンテスト県大会結果報告(測量部門)

6月14日(日)に玉名工業高校で開催されたものづくりコンテスト県大会(測量部門)に参加してきました。土木系学科を持つ県内の工業高校6校が参加して行われます。優勝校は九州大会に出場することになります。出場者と結果は以下のとおりです。

[出場者]建設工学科3年 中村 天晴

      建設工学科2年 犬童 正汰

                 簑田 神怜

[結 果]銅賞(3位入賞)
 


                        
                                                    表彰式の様子

 2人の2年生が初出場というフレッシュなチームでしたが、皆さんの応援のお陰で3位に入賞することができました。次年度は今回の出場メンバー2人が残ります。4年ぶりの金賞を目指し、九州大会、全国大会に駒を進められるよう精進していきたいと思います。ご声援ありがとうございました。






 













平成27年建設工学科2年現場実習

 5月27日(水)建設工学科2年現場実習が行われました。今回は、川辺川ダム砂防事務所のご協力のもと、砂防施設見学および防災機器操作訓練、生コン打設の際の品質管理実習を実施しました。実際の現場で、土木構造物のスケールの大きさや最新技術のすごさを体感し、改めて土木技術の素晴らしさを感じた様子でした。


事前の出前講座(本校物理室にて)


スランプ試験実習


五木村田口砂防堰堤見学


最新防災機器操作訓練

花手箱の制作

建設工学科3年生が、人吉の民芸品「花手箱」の制作体験をしました。


近隣の宮原工芸様にご指導いただき、花手箱を制作しました。

地元人吉球磨の民芸品を自分たちでつくることができ、楽しい時間を過ごすことができました。
最後に、ご指導いただいた宮原工芸様より、
「遠くに離れても人吉球磨のことを忘れないで、子供たちに花手箱のことを伝えてください」
とのメッセージがありました。
それぞれの胸に刻み込んで、来春旅立っていきたいと思います。

ご指導いただいた宮原工芸様ありがとうございました。

 
 
 

太鼓の台座と飾り棚の寄贈

12月11日(木)、課題研究で制作した太鼓の台座と木製の棚を寄贈してきました。
太鼓の台座は、中原保育園で使用している太鼓の台座が老朽化しており、新しく台座の制作依頼を受けたものです。
後日、お礼の手紙とともに、園児たちが元気よく太鼓をたたいている写真をいただきました。
2月1日の発表会に向け練習している写真でした。当日の演奏が楽しみです。
木製の棚はみどり保育園で使っていただきます。
木の温かみのある棚に仕上がりました。
末永く使っていただいたらと思います。

 

キッズチェアと本棚を寄贈しました

一昨日に引き続き、地域貢献をテーマに取り組んでいる科目「課題研究」の時間を使って製作した
キッズチェアと本棚を、人吉市の人吉中央幼稚園に寄贈しました。


人吉球磨産のヒノキを使い、園児たちが使いやすいように工夫しました。



園についていよいよ搬入です。

 

 

園児のみなさんが楽しそうに使ってくれています。



大切にしますとお礼の言葉をいただきました。
たくさん使って大ーーきくなってください!!

飾り棚を寄贈しました

地域のご年配のお役にたてればと、養護保健施設たんぽぽ様へ飾り棚を寄贈させていただきました。




授業の「課題研究」の時間を使い、たんぽぽ様のご要望をお聞きしながら、
真心をこめて作りました。

木目が程良く見えるように、部材を奥に配置したり、
木材は伸縮の大きいこともあり、隙間なく取り付けられるように、
一枚一枚切断していきました。

飾り棚は施設に入ってすぐに設置して頂きました。
入所者の方々の制作物やパンフレットを置かれるそうです。
末永く使っていただけたら嬉しく思います。

人吉城の石垣の清掃と発見

人吉球磨のシンボル、人吉城の清掃活動をしてきました。
そして、新たな発見もありました!


人吉球磨のシンボル人吉城は、鎌倉時代に相良氏が地頭として人吉に赴任して以来、
35代670年の長きに渡って在城した平山城です。
一つの氏が長期間治めていた城であるため、増築を繰り返しながら拡大していきました。
よって、石垣の積み方がその時代その時代で異なり、大変興味深いです。

人吉は人吉城を中心に発展してきた城下町。
建設工学で学ぶ範囲にも「都市計画」というものがあり、
城と都市形成について学ぶことはとても大切なことです。



今回、人吉市教育委員会の学芸員さんのご指導のもと、
午前中は、城内を歩きながら石垣の積み方や領主の生活の様子を学んだり、
最近発見された地下室のレクチャーを受けました。

 

 

そして午後は石垣にびっしりと生えた雑草と苔の除去作業を行いました。

 

 

史跡である人吉城の石垣の除草・除苔作業には、鎌のような鉄製のものは使うことができません。
そこで私たちは、竹や木片をアイスクリームのスプーンのような形に加工した道具を作成し、
石垣を傷つけないように、丁寧に作業を進めました。

 

すると、それまで確認されていなかった、割石のために打ち込まれた楔の跡が多数発見されました。
このことには、学芸員さんも大変喜ばれておりました。
数百年の時を超え、私たちが目にすることができた楔の後から、
当時の石工さんたちの思いが伝わってくるような気がしました。

 

みんなの力を合わせて、ずいぶんきれいな石垣になりました。
石垣も喜んでくれているようです。



人吉城においでの際は、どうか石垣に注目してみて下さい。
様々な積み方があることがすぐにお分かりになると思います。