カテゴリ:授業
建築科3年 課題研究 活動報告 【文化財班:耐震】
3年生になると「課題研究」という授業があります。班に分かれて課題を設定し、その課題の解決を図る学習を通して、今まで身につけた専門的な知識や技術の深化を図ります。また困難な課題に果敢にチャレンジすることによって問題解決の能力を身につけていきます。
建築科では5つの班に分かれて課題解決を図っていきます。
①【文化財班:耐震】②【文化財班:修復】③【木工班】④【木育班】⑤【設計コンペ班】
【文化財班:耐震】
文化財班(耐震)では、文化財建造物の保存や活用の充実を目指して活動を行っています。一般の方でもできる耐震診断法の普及や構造補強の効果的な方法などを模索しています。現在は人吉市内にある住宅をモデルとして耐震補強の検討を行っています。
1年 建築構造 特別授業
17日6限目の1年次建築構造の特別授業報告です。
本県のアートポリス事業においてもご尽力頂いている、建築家の伊東豊雄さんが、特別授業にいらっしゃいました。
本県のアートポリス事業においてもご尽力頂いている、建築家の伊東豊雄さんが、特別授業にいらっしゃいました。
アートポリス事業の概要をお話しして頂き、生徒も真剣に聞き入っていました。また、質疑応答の場面では、伊東さんが建築を志した経緯などを話して下さいました。
本校建築科では、普通の高校生の生活では体験できない事を体験する機会や、普段お会いする事がないような方のお話を聞く機会があります。こんな高校生活、うらやましいです。
一流に触れないと一流には成れません。このきっかけを好機ととらえ、次のステップに進んでくれることを期待しています。
最後になりましたが、今回お話し頂いた伊東豊雄さんの略歴を紹介させて頂きます。
伊東 豊雄
<経歴>
1941年(昭和16年) - 京城に生まれる
1943年(昭和18年) - 長野県に移住
1965年(昭和40年) - 東京大学工学部卒業
1965年(昭和40年) ~ 1969年(昭和44年) - 菊竹清訓設計事務所勤務
1971年(昭和46年) - アーバンロボット設立
1979年(昭和54年) - (株)伊東豊雄建築設計事務所に改称
2005年(平成17年) - くまもとアートポリス第3代コミッショナー
2013年(平成25年) - アメリカ合衆国プリツカー賞受賞
<県内における代表作>
1991年 八代市立博物館・未来の森ミュージアム
1994年 養護老人ホーム八代市立保寿寮
1995年 八代広域消防本部庁舎
職業講話
報告が遅くなり申し訳ありません。
平成25年度の職業講話が平成26年1月28日(火)~1月29日(水)に行われました。
平成25年度の職業講話が平成26年1月28日(火)~1月29日(水)に行われました。
<参加者>
建築科(伝統建築コース)1~3学年42人+伝統建築専攻科1・2年8人
建築科職員
本校建築科の伝統建築コースでは、授業科目の伝統技法で規矩術を扱っています。その技術について第一人者である選定保存技術者(人間国宝)の持田武夫先生を講師にお招きし、規矩術の本質と文化財保存との関わりを御教授いただきました。伝統建築の分野における文化財保存技術の意味と重要性を理解するとともに、生徒・職員の意識・意欲向上の良い機会となりました。
管理棟改修工事 現場見学
昨年度に引き続き今年も現場見学を実施しました。今回は、内部造作の様子を見学させていただきました。普段見られない壁裏の断熱材やプラスターボード、天井裏の換気・空調設備、軽天等の様子を見ることができました。見学したのは1年生なので、まだ分からないことが多いですが、普段体験することのできない貴重な時間でした。
設計や現場の方々には、昨年度からご配慮を頂き大変感謝しております。ありがとうございました。
耐火被覆吹付けも完了しているようです。
設計や現場の方々には、昨年度からご配慮を頂き大変感謝しております。ありがとうございました。
耐火被覆吹付けも完了しているようです。
課題研究発表会
1月23日(水) 5・6限目
3年生の課題研究発表会を実施しました。
課題研究は、3年生が各班に分かれ、1年間を通して、それぞれのテーマについて制作・研究を行う科目です。これまで培った知識・技術の集大成として、生徒自らで制作・研究を行いました。
そんな3年生の有終の美を、2年生も来年度に向けて発表を視聴しました。
3年生の研究発表や2年生の視聴する姿勢も良く、とても有意義な発表会でした。
平成24年度課題研究 研究テーマ
・木工班:ゴミ箱・紙入れBOX(各教室)、スリッパ置き・看板(A科実習棟)、キーホルダー
・設計競技班:最小限住宅、はたらく家、各模型
・地域活性化班:看板ベンチの制作
・祠班:神明造の新築
発表の様子
3年生の課題研究発表会を実施しました。
課題研究は、3年生が各班に分かれ、1年間を通して、それぞれのテーマについて制作・研究を行う科目です。これまで培った知識・技術の集大成として、生徒自らで制作・研究を行いました。
そんな3年生の有終の美を、2年生も来年度に向けて発表を視聴しました。
3年生の研究発表や2年生の視聴する姿勢も良く、とても有意義な発表会でした。
平成24年度課題研究 研究テーマ
・木工班:ゴミ箱・紙入れBOX(各教室)、スリッパ置き・看板(A科実習棟)、キーホルダー
・設計競技班:最小限住宅、はたらく家、各模型
・地域活性化班:看板ベンチの制作
・祠班:神明造の新築
発表の様子
進路体験発表会
1月18日(金)、建築科3年生による進路体験発表会を行いました。
3年生が進路選択から試験・進路決定へ向けての取組みや得たものを、1・2年生の後輩へ向けて発表しました。
これから訪れる進路選択へ向けて、1・2年生みんな真剣に先輩方の話を聞き、質問をしていました。先輩方の話を参考に、これからの進路決定へ向けて頑張ってほしいです。
3年生が進路選択から試験・進路決定へ向けての取組みや得たものを、1・2年生の後輩へ向けて発表しました。
これから訪れる進路選択へ向けて、1・2年生みんな真剣に先輩方の話を聞き、質問をしていました。先輩方の話を参考に、これからの進路決定へ向けて頑張ってほしいです。
特別授業 鈴木嘉吉先生
建築科では、外部から専門の先生方をお招きして、より深い専門的な知識の修得を行っています。
今回は12月10・11日、専攻科・三年生対象に、鈴木嘉吉先生に講義をお願し、伊勢神宮の式年造替・興福寺中金堂復元という2テーマについて講義していただきました。
20年に一度造替えが行われている、伊勢神宮の式年造替(現在進行中)を、その歴史的背景から工事概要まで、工事写真等を交えてお話いただきました。
興福寺中金堂は、現在、復元工事が行われていますが、復元といいつつも新築工事になるため、今の建築法規に基づいた設計・施工を行わなければならなく、その構造・設計の難しさ、材料の選定や工事施工について貴重なお話を聴講することができました。
実際に文化財の仕事に長く携っておられる方の話を受講することができ、生徒たちや我々教師もとても勉強になりました。
今回は12月10・11日、専攻科・三年生対象に、鈴木嘉吉先生に講義をお願し、伊勢神宮の式年造替・興福寺中金堂復元という2テーマについて講義していただきました。
20年に一度造替えが行われている、伊勢神宮の式年造替(現在進行中)を、その歴史的背景から工事概要まで、工事写真等を交えてお話いただきました。
興福寺中金堂は、現在、復元工事が行われていますが、復元といいつつも新築工事になるため、今の建築法規に基づいた設計・施工を行わなければならなく、その構造・設計の難しさ、材料の選定や工事施工について貴重なお話を聴講することができました。
実際に文化財の仕事に長く携っておられる方の話を受講することができ、生徒たちや我々教師もとても勉強になりました。
本校校舎管理棟改修工事 現場見学
本校校舎改修工事に伴い、現場見学を実施しました。
今回は、基礎の配筋(鉄筋)・型枠の様子やコンクリート打設工事の見学をさせていただきました。
実際に建設現場に出ないと見ることのできない、コンクリートを打つ前の配筋の状況や型枠の様子、コンクリート打設前の検査状況や打設の様子などを、実際に見て学べる大変貴重な経験ができました。作業中・・・、お忙しいにも拘らず見学にご協力頂いた現場の方々、大変お世話になりました。
1年生の見学
2年生の見学
3年生の見学
今回は、基礎の配筋(鉄筋)・型枠の様子やコンクリート打設工事の見学をさせていただきました。
実際に建設現場に出ないと見ることのできない、コンクリートを打つ前の配筋の状況や型枠の様子、コンクリート打設前の検査状況や打設の様子などを、実際に見て学べる大変貴重な経験ができました。作業中・・・、お忙しいにも拘らず見学にご協力頂いた現場の方々、大変お世話になりました。
1年生の見学
2年生の見学
3年生の見学
特別授業
建築科では特別授業として、外部から専門の先生や各専門の職人をお招きして、講義・実技の授業を行い、より深い専門的な知識・技術の思考修得に励んでいます。
北原昭男先生:熊本県立大学 環境共生学部 居住環境学 教授
木造建物の特徴・変遷・耐震性能についての講義を受講しました。
鈴木嘉吉先生:元国立文化財研究所所長等、現在(財)文化財建造物保存技術協会 理事
「木の良さを生かす」という題材で木造建築の継ぎ手・仕口の変遷・種類・用途についての講義を受講しました。
北原昭男先生:熊本県立大学 環境共生学部 居住環境学 教授
木造建物の特徴・変遷・耐震性能についての講義を受講しました。
鈴木嘉吉先生:元国立文化財研究所所長等、現在(財)文化財建造物保存技術協会 理事
「木の良さを生かす」という題材で木造建築の継ぎ手・仕口の変遷・種類・用途についての講義を受講しました。
3年生の授業
灯籠(加工→組立)・四方転び椅子の作製(原寸図→墨付け→加工→組立)
コンクリート調合設計、遣り方
コンクリート調合設計、遣り方